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更新日:2025/12/16
学校に行かない選択をした「学習航海者」たちと、 平日の現場で、本気で向き合う仲間
学び舎トーカ(フリースクール)
基本情報
学校に行かない選択をした子どもたちと、平日の現場で対等に関わる居場所です。教えるより対話を大切にし、「好き」から学びが広がる毎日。子どもの成長と同時に、自分自身も前に進める場所です。
| 活動テーマ | |
|---|---|
| 活動場所 |
用賀中町キャンパス(用賀4-13-3ハイマートピア用賀4階) |
| 必要経費 |
無料 応相談 |
| 所属期間/頻度 |
活動頻度:週1~4回 活動は基本:平日(月〜木) |
| 注目ポイント |
|
| 募集対象 |
こんな人に来てほしいです 一緒に活動する人の年齢層について
|
| 特徴 | |
| 応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
学校に行かない選択をした「学習航海者」たちと、
人生をかけて“学びの現場”をつくる仲間を募集します
「学校に行かない」という選択をした子どもたちが、年々増えています。
けれど私たちは、その子たちを
「不登校児」とは呼びたくありません。
学校という一つのシステムが合わなかっただけで、
その子の価値や可能性が失われるわけがないからです。
むしろ彼らは、
自分の感覚を信じて、違う道を選び取った“勇者”であり、
まだ地図のない世界を進む「学習航海者」だと、私たちは考えています。

学び舎トーカとは?
学び舎トーカは、
小・中・高の学校に行かない選択をした子どもたちのための
ニュースクール(新しい学校のかたち)です。
ここには、いわゆる「先生」はいません。
大人も子どもも、役割や年齢で上下に分けません。
全員が「クルー」
同じ船に乗り、同じ時間を生きる仲間です。
子どもたちは
・自分で1日の過ごし方を考え
・「好き」「気になる」「やってみたい」を出発点に
・学び・遊び・対話・探究を重ねていきます。
大人の役割は、
教えることでも、正解を示すことでもありません。
「一緒に考え、一緒に迷い、一緒に喜ぶこと」
それが、トーカでの大人の立ち位置です。

なぜ「人とのつながり」をここまで大切にしているのか
学び舎トーカが
地域・人・世代のつながりを何より大切にしている背景には、
東日本大震災での体験があります。
石巻でのボランティア活動。
がれきの中から出てくる、家族の写真、子どものおもちゃ。
胸が締めつけられるような日々の最後に、
地元のボランティアリーダーから言われた言葉があります。
「もう、ここには来なくていい。
それぞれの地元に帰って、地域のつながりをつくってください。」
この言葉が、トーカの原点です。
子どもは、
学校だけで、家庭だけで、育つものではありません。
地域全体で育てる。
大人も一緒に育つ。
そのための“場”を、
日常として続けているのが学び舎トーカです。

今、募集しているのはこんな仲間です
今回募集しているのは、
「たまに来るボランティア」ではありません。
平日(月〜木)、現場に立ち、
子どもたちの日常を一緒につくってくれる人です。
- 子どもを管理するのではなく、信じて関わりたい人
- 教育に正解がないことを、面白がれる人
- 元不登校/学校が苦しかった経験を、誰かの力に変えたい人
- 教育・福祉・起業・コミュニティづくりに関心がある学生
- 特技がある人も、ない人も
「人と関わるのが好き」な人
年齢・立場は問いません。
高校生、大学生、社会人、シニアまで
世代を超えたチームで活動しています。

最後に今、募集しているのはこんな仲間です
学び舎トーカは、
楽な場所ではありません。
正解も、マニュアルも、ありません。
でもその分、
人の成長に立ち会える、圧倒的にリアルな現場があります。
子どもたちの人生が動く瞬間に、
すぐそばで立ち会える場所です。
もし、
「教育って、こんなもんじゃないはずだ」
「人と本気で関わる仕事がしたい」
そう思ったことがあるなら。
あなたは、
この船のクルーに向いています。
まずは、見に来てください。
そこから、一緒に考えましょう。

体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
体験談①
「教えなくていい、という衝撃」
最初にトーカに来たとき、正直とまどいました。
黒板も、時間割も、指示もない。
「今日は何をやるの?」と聞くと、子どもから返ってきたのは
「まだ決めてない。これから考える」という言葉。
最初は不安でした。
でも気づくと、子どもたちは自分たちで話し合い、
「これやってみよう」「じゃあ手伝うよ」と、自然に動き出していました。
大人は前に立つ必要がなく、
横に座って、話を聞いて、たまに問いを投げるだけ。
「教えなくていい」
それが、こんなに深く関われることだと、ここで初めて知りました。

「学校に行っていない、というだけだった」
関わる前は、
「不登校の子って、どんな感じなんだろう」と正直思っていました。
でも実際は、
ゲームが好きな子、絵が得意な子、無口な子、よくしゃべる子。
ただの“いろんな子でした。
違ったのは、
「こうしなきゃいけない」が少ないこと。
その分、子どもたちの本音や感情が、よく見えること。
ここでは
元気な日も、しんどい日も、どちらもあっていい。
それが当たり前の空気でした。
気づけば
「学校に行っていない子」ではなく、
「一緒に過ごしている仲間」になっていました。

「気づいたら、自分の人生も前に進んでいた」
子どもたちの挑戦を応援しているつもりが、
いつの間にか、自分も挑戦していました。
イベントの企画を一緒に考えたり、
地域の人とつながったり、
「自分は何がしたいんだろう」と考えるようになったり。
ここは
誰かの成長を支える場所であり、
自分自身の人生も動き出す場所だと思います。
「来てよかった」
そう素直に言える場所です。

このボランティアの雰囲気
雰囲気
・あたたかいけど、なれ合いじゃない
・静かな時間と、爆笑が同時に存在している
・子どもも大人も、対等に名前で呼び合う
・「指示」より「対話」が多い
・予定通りにいかないことを、面白がれる空気
・安心感がベースにあり、挑戦が歓迎される
・正解を急がず、寄り道を大切にする
・一人ひとりのペースが尊重されている
・年齢や肩書きより「その人らしさ」が大事にされる
・帰る頃には、少し元気になっている人が多い

| 特徴 | |
|---|---|
| 雰囲気 | |
| 関連大学 | |
| 男女比 |
男性:40%、女性:60% |
学び舎トーカが大切にしている、3つの姿勢
① 正解より、納得解を探し続ける毎日です
→ 子どもも大人も、問いを持ち続けながら進みます。
② 予定通りにいかないことが、日常です
→ その揺らぎを、失敗ではなく学びとして扱います。
③ 『関わる』ことそのものを、学ぶ場所です
→ 子どもと向き合う中で、自分自身とも向き合います。
団体情報
| 代表者 |
岡裕介 |
|---|---|
| 法人格 |
任意団体 |
学び舎トーカ(フリースクール)の団体活動理念
活動への思い
学校に行かないという選択は、決して逃げではありません。
自分の感覚を信じ、違う道を選び取る勇気ある決断だと、私たちは考えています。
学び舎トーカは、そんな子どもたちを「不登校児」として扱うのではなく、
自分の人生を航海する「学習航海者」として迎え入れてきました。
ここで大切にしているのは、正解を与えることではなく、対話すること。
教えることよりも、信じて待ち、共に考えることです。
子どもたち一人ひとりの「好き」や「気になる」を起点に、
学びが自然に広がっていく時間を、日々大切に積み重ねています。
また、子どもは学校や家庭だけで育つものではありません。
地域や多様な大人との関わりの中でこそ、安心して挑戦し、成長していけると信じています。
学び舎トーカは、地域にひらかれ、世代を超えて人が交わる居場所でありたいと願っています。
この活動は、子どもたちの未来のためであると同時に、
関わる大人や若者自身の人生をも豊かにするものです。
共に悩み、共に笑い、共に学び続ける仲間と、
これからの学びのかたちを、一緒につくっていきたいと考えています。

学び舎トーカ(フリースクール)の団体活動内容
活動内容
学び舎トーカでは、学校に行かない選択をした子どもたちと、
平日の現場で日常を共にしながら活動します。
子どもたちは自分で1日の過ごし方を考え、
「好き」「気になる」「やってみたい」ことを起点に、
対話を重ねながら学びを広げていきます。
活動内容は決められたカリキュラムではなく、
その日の子どもたちの状態や関心に応じて柔軟に展開されます。
大人は指示や管理をする存在ではなく、
子どもの話を聞き、問いを投げ、挑戦を支える伴走役です。
一緒に考え、必要に応じて環境や機会を整えます。
また、日常の探究活動に加え、
子どもたちが主役となる多様なイベントも行っています。
- 冒険の達人
子どもたち自身が行き先を決め、企画・準備・当日の運営まで行うフィールドワーク企画 - 宿泊トーカ
宿泊を通して、役割分担や時間管理などを学び、プチ社会を体験する活動 - 地域こども食堂
子どもたちが調理・提供を行い、地域の方や保護者を招待する交流の場 - フィールドワークデイ、ピクニックデイ
- 社会人のプロから学ぶ「究め人シリーズ」
- 地域イベント・ニュースクールフェスへの参加・運営
こうした活動を通して、
子どもたちが安心して自分を表現し、
「やってみたい」を形にしながら、社会とつながる経験を積み重ねています。