若者の取り組みが、真の国際交流の扉を開く
国際交流や異文化交流と聞くと、外国人のために日本人が積極的に優しく歩み寄るイメージがありますが、そもそも外国人はマイノリティではありません。
私たちは外国人に対して、異人のように外の世界から来た訪人という扱いを無意識にしていませんか?
国際交流で大切なのは、外国人の方々に特別対応するのでなく、対等の立場でイベントに参加してもらうことだと思っています。
外国人だからといってゲスト扱いせず、企画段階からのスタッフとして参加してもらい、様々な視点で意見を出してもらうことで、国際交流は真の国際交流イベントになります。
私たちが毎月実施している交流活動は、大人と若者と外国人が三者三様の中、日本の暮らしをどう捉え、どう楽しむべきかを日々追求しています。
だからといって、多文化共生といった壮大なテーマを難しく難解に取り組むつもりはありません。
身近に楽しみを見出し、それが派生して少しずつでも広がっていけば、いつしかそれが小さな輪になって、小さなグループとして共生できると信じています。
時間がかかる作業かもしれませんが、私たちは少しの輪を実現できる日を夢見て、一歩一歩、活動していきます。
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