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更新日:2022/09/01
〈もやい〉の会計・事務を担う有給スタッフを募集します!
自立生活サポートセンター・もやいこの募集の受入法人「自立生活サポートセンター・もやい」をフォローして、
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基本情報
仕事の内容は、会計ソフトを使った入力業務および経理事務一般です。
日本の貧困問題の最前線の現場を身近に感じられる職場です。
募集対象 |
応募資格 |
---|---|
活動テーマ | |
勤務場所 | |
待遇 |
上記月給は、週3日勤務の場合 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週2~3回 週1~3日(月、火、水、金のいずれか) |
注目ポイント |
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募集人数 |
1名 |
職種 | |
スキル | |
祝い金 | 1,000~3,000円 祝い金とは? |
特徴 |
募集詳細
●〈もやい〉が目指すこと
〈もやい〉は、日本の貧困問題に対して、一人ひとりへの支援と政策提言の両面から構造的解決を目指します。
私たちは、「日本の貧困問題を社会的に解決する」というミッションのもと、活動を展開してきました。
貧困を「経済的な貧困」と「つながり(人間関係)の貧困」という二つの視点でとらえ、その解決を目指しています。
前者に対しては、生活相談・支援事業と入居支援事業で生活基盤の回復を、後者に対しては交流事業で「つながり」の回復をお手伝いしています。
〈もやい〉が目指すのは、〈もやい〉につながった人の貧困を解決することだけではありません。だれもが貧困におちいらないような社会のしくみをつくり、社会保障制度を充実させ、〈もやい〉が必要ない社会を目指しています。
●事業を支え、これからを一緒につくるコアメンバーを募集します
コロナ禍が長引くなか、生活に困窮する方の人数や深刻度は更に増しています。また、課題への問題意識や注目度もあがっており、2020年度の寄附総額は例年の数倍に増えており、現在もその水準が継続しています。これにともない、活動を支えるバックヤードの強化が必要になっています。活動の基盤を支えてくれるメンバーをお待ちしています。
≪業務内容≫
・会計ソフトを使った入力業務
・経理事務一般
・決算業務
※なお、職員は基本的に全員週3日勤務です。週3日だからといって、パートタイムの補助業務ではありません。週3日のなかで、事務仕事から団体運営までをみんなで協力し合いながら進めています。
●応募方法
下記を郵送にてお送りください。応募書類は返却いたしません。
・履歴書(書式自由、写真不要、性別記載不要)、職務経歴書(書式自由)
・小論文「日本の貧困問題と私」もしくは「もやいで取り組みたい活動」(1000字以内)
【送り先】
〒162-0801 新宿区山吹町362みどりビル2F
認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい 採用係宛
【送付期限】
8月31日(水)消印有効
●この仕事のやりがい
〈もやい〉は、2001年の設立より、貧困の現場から、一人ひとりを支え、社会に対して提言や発信を続けてきました。
2000年代、そして、2010年代は、貧困問題をめぐる環境、社会や政策・制度も大きく変化をしました。ワーキングプアやネットカフェ難民と呼ばれる人々。リーマンショックに派遣切り。生活保護法が半世紀ぶりに改正されたり、新しい支援制度である生活困窮者自立支援制度がスタートしたり、子どもの貧困対策基本法が成立したり……。
私たち〈もやい〉も、時代や社会の変化とともに、事業や体制、担うべき役割を整えてきましたが、それは今後も変わりません。
「貧困問題を社会的に解決する」というミッションをクリアするために、現場のニーズに対応しながら、事業を展開していきます。
〈もやい〉の相談現場に身をおくと、時代の流れの中でそのときどきの社会経済状況の影響をまともに被っている人々、社会構造の中で取り残されようとしている人々の姿が、社会の縮図のように見えてきます。
そんな社会を変えていくために、日々みんなで知恵を絞っています。社会は少しずつしか変わりませんが、みんなで力を合わせ、怒ったり喜んだりしながら一歩一歩進んでいくことにやりがいを感じられる仕事です。
組織運営の部分では、より信頼性・透明性の高い組織であり続けるため、またそのことを知っていただくため、2014年に認定NPO法人の資格を取得しました。2019年には更新認定を受け、さらに現在は2024年の更新に向け、会計、ガバナンス、その他組織運営に関わるすべての部分に細心の注意を払いながら日々の業務を行っています。認定更新のための調査では当然ながら会計・経理の部分は重要なチェック項目になりますので、会計・事務の業務の重要性ややりがいをいつも以上に感じられる場面になるといえるでしょう。
●〈もやい〉のミッション
〈もやい〉は、「日本の貧困問題を社会的に解決する」というミッションのもと、活動を展開してきました。
〈もやい〉が目指すのは、〈もやい〉につながった人の貧困を解決することだけではありません。だれもが貧困におちいらないような社会のしくみをつくり、社会保障制度を充実させ、〈もやい〉が必要ない社会を目指します。
●〈もやい〉という団体名の由来
「もやい(舫)」には、'船と船をつなぎあわせること''よりそって共同でことをなすこと'といった意味があります。
ロゴマークは、その「舫」の文字と'もやい結び'というロープの結び方をデザインしたものです。
もやい結びは、船を港に係留するときや、登山や救助活動などで安全を確保するときなどに使われる結び方で、外から大きな力がかかってもほどけず、危険から守ってくれます。しかし、ほどこうとすれば簡単にほどくことができます。
〈もやい〉は、困難な状況にある人が危険を乗り越えられるように「もやい結び」でつながりますが、必要がなくなれば結び目をほどくこともできる、そのようなゆるやかな人と人とのつながり、人と社会とのつながりを拡げていくことを目指しています。
また、「自立生活サポートセンター・もやい」という団体名の中にある「自立生活」は、経済的な自立を指すのではなく、自分の生き方を自分で選択・決定し、尊厳をもって生活を送ることができる状態を指しています。
誰もが、自分の人生を、自分らしく生きていく。そして、人と人、人と社会がゆるやかに、そして、しなやかにつながっていく。それこそが、私たちが目指す社会のあり方です。
体験談・雰囲気
この求人の雰囲気
それぞれが自分で考えて主体的に動く職場です。個性豊かでバックグラウンドも多様、年齢層も広く(20代~60代)。全員フラットな関係で、言いたいことをしっかり言い合える職場です。
特徴 | |
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男女比 |
男性:40%、女性:60% |
法人情報
代表者 |
大西連 |
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設立年 |
2001年 |
法人格 |
認定NPO法人 |
自立生活サポートセンター・もやいの法人活動内容
〈もやい〉は2001年に設立されました。
◆入居支援事業(連帯保証人・緊急連絡先の引き受け)
当時、野宿者支援の現場では、ホームレス状態の人が連帯保証人を引き受けてくれる人を見つけられずアパートに入居できないという問題に直面していました。その問題に対して、自分たちが連帯保証人を引き受けることによって解決を目指そうという入居支援の取り組みから〈もやい〉の活動はスタートしました。
◆交流事業
しかし、〈もやい〉が連帯保証人を引き受けることによってアパートに入居できたものの、アパート入居後に社会から孤立してしまう人が少なからずいました。そこで始めたのが交流事業です。交流サロン「サロン・ド・カフェ こもれび」をはじめとした様々な居場所や社会参加の場の創出を通じ、社会的孤立の解消を目指してきました。
◆生活相談・支援事業
また、活動を続ける中で、経済的な問題や日々の生活にまつわる困りごとの相談を受けるようになりました。
当初は住まいや収入のない単身男性からの相談が多かった生活相談・支援事業ですが、相談者の状況は年々多様化し、女性やセクシャルマイノリティの方、障がいのある方、派遣で働く若者や、ひきこもりがちの無職の方など様々です。
◆入居支援事業(住まい探し)
さらに2018年5月には、入居支援事業の一環として、不動産仲介(通称:住まい結び事業)をスタートしました。
その背景には、〈もやい〉が連帯保証人や緊急連絡先を引き受けたとしても、「生活保護を受けているから」「障害があるから」「高齢だから」といった理由で大家さんから入居を断られる、複数の不動産業者から断られ続けたことでご本人が心身ともに疲れ果ててしまうといった状況で、アパート入居にたどりつけない人がいるという問題がありました。このことへの処方箋が、不動産仲介というチャレンジでした。
◆広報啓発事業
そして、〈もやい〉は、目の前の人に対する個別の支援のみならず、貧困問題の最前線の現場から見えてきたことをもとに、行政への提言や申し入れ、取材対応や講演活動など、様々なチャネルを通じで発言し、貧困のない社会をつくるための活動も行っています。
このように、もやいの事業はその時々の出来事や、相談者のニーズに対応しようとするなかで、徐々に拡大・多様化の道をたどってきました。そして現在、もやいは「貧困問題を社会的に解決する」というミッション達成のために、社会環境の変化にあわせて各事業のアップデートに取り組んでいます。