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更新日:2025/05/27
デジタルスキル研修と起業・就労支援でシングルマザーの経済的自立を支援(事業A)
一般社団法人 グラミン日本
基本情報
グラミン日本は2023年度に休眠預金資金活用事業の資金分配団体に採択され、「シングルマザーのデジタル就労支援」事業を開始しました。「シングルマザーのデジタル就労支援」事業の運営管理担当者を募集します。
募集対象 |
【募集業務内容】 一緒に働く人の年齢層について
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活動テーマ | |
勤務場所 |
事務所は東京都中央区ですが、出社する必要はありません。基本的にはオンラインでの勤務となります。 |
待遇 |
契約社員に移行した場合、各種保険を適用します |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:頻度は相談可 ・毎週2回の内部定例会合(火・水の午前、各1時間程度)、毎月1回の各実行団体との定例会合(1時間×2団体、日程は協議により決定)、毎月1〜2回の伴走支援会合(2時間程度、日程は協議により決定)以外は、ご都合の良い時間帯に勤務してください。 |
注目ポイント |
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募集人数 |
1名 |
職種 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
【グラミン日本のミッション】
私たちは、グラミン銀行の日本版として活動を開始しました。グラミン銀行は、ムハマド・ユヌス博士により1983年にバングラデシュに設立されたマイクロファイナンス機関です。ユヌス博士とグラミン銀行は、貧困層の自立支援における革新的な手法を開発した功績により、2006年にノーベル平和賞を受賞しました。
私たちは、ユヌス博士が提唱するユヌス・ソーシャルビジネス7原則を実践し、シングルマザーを中心に生活困窮リスクを抱える方々が経済的、社会的、精神的自立に向けて一歩踏み出すのを支援し、誰もがいきいきと活躍する持続可能な社会の実現を目指しています。
私たちの活動の中心は、自立を目指すシングルマザーの皆さんに対して起業・就労に必要な資金を低利・無担保で少額融資するマイクロファイナンス事業と、起業・就労に向けた伴走支援やスキル研修、就労マッチングなどを行う就労支援事業です。
【今回募集する事業内容】
グラミン日本は2023年度に休眠預金資金活用事業の資金分配団体に採択され、「シングルマザーのデジタル就労支援」事業を開始しました。これは、日本民間公益活動連携機構(JANPIA)からの助成金により、生活困窮リスクを抱えるシングルマザーにデジタル・スキル研修や就労支援を行う実行団体に資金支援と様々な伴走支援を行うという事業です。6つの団体を実行団体に選定し、2024年4月よりそれぞれ事業を開始しています。
【募集するPOの業務内容】
今回、募集するのは、グラミン日本が休眠預金資金活用事業の資金分配団体として実施しているシングルマザーのデジタル就労支援事業のプログラム・オフィサーです。具体的な業務内容は以下の通りです。
2023年度休眠預金・資金分配団体事業「デジタル・スキル研修&就労支援を通じたシングルマザーのエンパワーメントと地域格差の解消」
1)日本民間公益活動連携機構(JANPIA)との連絡・調整
2)2つの実行団体に対する伴走支援の企画・運営(個別面談・セミナー・ワークショップ開催、活動モニタリング等)
3)事業成果を発信するための報告会・公開セミナーの企画・運営 等
事業は、プログラム・ディレクター、他のプログラム・オフィサー及びプログラム・アシスタントとチームで運営します。また、将来的には資金分配団体事業以外の業務も幅広く担って頂くことも検討しています。
【期待する成果】
2つの実行団体の方々と良好な関係を築き、しっかりとコミュニケーションしながら伴走支援を行って事業を成功させることを期待しています。同時に、この成果を対外的に発信するために、評価・報告・公開セミナーなどを適切に運営してもらうことも期待しています。【対象人材像】
・グラミン日本が掲げるビジョンに共感し、生活困窮リスクを抱えるシングルマザーをソーシャル・イノベーションによって支援する仕事にコミットしてくださる方を歓迎します。
・チームワークを大切にし、どんな業務にも積極的に取り組み、支援/被支援の枠を超えて他人に寄り添うことが出来る方を優先します。
・課題発見力、企画力、事業管理・推進力、コミュニケーション能力に優れている方を歓迎します。
【応募資格】
・オンラインでの業務が中心となるため、MS Office、Slack、Zoom、Google Calendar / Driveなどを運用していただきます。
・助成事業のプログラム・オフィサー経験がある方を優先しますが、これ以外の多様なバックグランドの方も歓迎します。
【選考プロセス】
応募の際に、ソーシャルな分野を中心に、これまでに取り組んでこられたお仕事や活動の内容と、グラミン日本で取り組みたいことを800字以内でお聞かせください。
【一次選考】書類審査
【二次選考】オンライン面接
【三次選考】オンライン面接
・取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。
・不採用理由についてのお問合せにはお答えできません。また、提出された書類の返却は行いません。ご了承ください。
詳細は応募後にご連絡いたします。
【その他】
※適切な人材が見つかり次第、募集を締め切りますので、ご関心がある方は早めに応募してください。
※グラミン日本にて募集中の他のプログラムオフィサー業務(事業B)案件との兼務として応募することも可能です。
代表者メッセージ
理事長 百野公裕
グラミン日本は、グラミン銀行のビジネスモデルを参考に 2018年に日本で創設されたマイクロファイナンス機関です。 経済的に苦しい状態にある方々に低金利・無担保で少額融資を行うほか、 起業・就労トレーニングなどを通じて自立を支援しています。
いま、日本国内では格差が広がっています。先進国と呼ばれる日本ですが、所得格差は徐々に拡大しており、日本の相対的貧困率は15.4%(厚労省2018年)で、国民の6人に1人、約2,000万人が貧困ライン以下での生活を余儀なくされています。経済的貧困の背景には「困窮者の孤立」「支援の分断」「就労機会の限定」といった課題があり、自助努力や断片的な支援のみで、抜本的に問題を解決するのは困難です。
特に、シングルマザーや介護離職した女性などの状況は深刻で、彼女たちの実情に則した包括的な起業および就労支援が求められています。
グラミン日本は、グラミン銀行を祖とするソーシャルビジネスの考え方に基づく経営を行い、意欲のあるシングルマザーや若者を応援していきます。 このようなグラミン日本の活動は、SDGsの一番目の目標である貧困の撲滅に資するのみならず、資本主義経済の枠組みから社会問題や環境問題を生み出す基本的な欠陥を取り除き、新しい社会経済システムの創造に向けて確実に歩を進めるものでもあります。私たちはいま、社会の矛盾や課題に向き合い、持続可能な社会の姿を追求していく入口に立っていると考えます。
グラミン日本の考えに共感し、グラミン日本と共に世の中に変化を起こしたいと考えている皆さんと、支援の輪を広げ、誰もがいきいきと活躍できる持続可能な社会の実現に向けて貢献できればと考えています。
愛知県生まれ。米国公認会計士。外資系コンサルティングファーム PwC、プロティビティ(旧アーサーアンダーセン)でマネージング・ディレクターとして勤務する傍ら、2017年8月よりグラミン日本準備機構の設立メンバー(プロボノ)として、グラミン日本の設立準備に参画。2018年9月に前職を退職し、グラミン日本理事/COOに就任。2019年10月より現職。
スタッフの声
休眠預金事業チーム 伊藤 みのり
そもそも「グラミン銀行」は私が20年程前、ソーシャルxビジネスという世界を知るきっかけとなった団体。その事業モデルを引き継ぐ「グラミン日本」が、女性の自立をサポートし、家族の未来を変える事業に取り組んでいることを知り、その日のうちに応募をしました。
現在は休眠預金事業のプログラムオフィサーとして働かせていただいていますが、仕事はルーティン作業ではなく学びの連続です。私の場合、募集要項の作成や説明会開催などからはじまり、現在はシングルマザー向け就労支援事業を進めている団体の皆様を、日々伴走させていただいてます。
グラミン日本で働く上でのもう一つの魅力は、様々なキャリアを積み、魅力的な生き方をされている先輩や同僚の存在。ベースにあるのは共通の価値観なので、安心して働かせていただいてます。
継続的な学びの機会と刺激的な出会いを求める方、ご応募お待ちしています!
体験談・雰囲気
このアルバイトの雰囲気
プロボノ中心のオンライン・コミュニティですが、困難を抱えるシングルマザーをビジネスの力で支援したいという熱い想いを持った人たちが集い、それぞれのスキルを最大限に発揮して活動を展開する刺激的な職場です。
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
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法人情報
代表者 |
理事長:百野 公裕 |
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設立年 |
2018年 |
法人格 |
一般社団法人 |
グラミン日本の法人活動理念
誰もがいきいきと社会で活躍し、持続する社会へ
先進国と呼ばれる日本。しかしながら、格差は徐々に拡大し、今では国民の6人に1人が貧困ライン以下での生活を余儀なくされています。
現代の日本では、貧困は失職、病気、ケガ、事故、配偶者との離別・死別などによってほとんどの人に起こり得る、明日は我が身の問題になっています。
グラミン日本はグラミン銀行のノウハウを生かし、主に生活困窮の状態にあるシングルマザーや非正規労働の女性を中心に、マイクロファイナンスや5人組の互助関係を提供するとともに、多様な企業・団体とのパートナーシップの下で、就労および新たな事業機会を共創し、「一歩を踏み出す機会」を提供しています。
私達のゴールは、生活困窮の状態にある方が自立に向けた意欲を高め、「こうありたい」と願う夢に、一歩を踏み出せるようになることです。
そして、一歩を踏み出した方にとってグラミン日本が「家=心のよりどころ」となり、また、誰もがいきいきと活躍する持続可能な社会を実現することです。
グラミン日本が目指す社会
グラミン日本の理念は、次のような社会に日本の社会を変えていくことです。
・貧困・生活困窮に陥った時、そこから脱却する助けがセーフティネット/ソフトインフラとして整備されている社会
・生業的な起業(プチ起業/小商い)が普通にできる社会
・Job SeekerよりJob Creatorが活躍できる社会
・地域・コミュニティがお互いに助け合い、共感のある社会
・ユヌス・ソーシャルビジネス7原則(*)が実践される社会
・会社が、株主だけでなく経営者、社員、取引先、顧客、地域・コミュニティなど全ステークホルダーに貢献する社会
(*)ユヌス・ソーシャルビジネス7原則
1利益の最大化ではなく、社会問題の解決こそが目的であること
2財務的に持続可能であること
3投資家は投資額を回収するが、それ以上の配当は分配されないこと
4投資額以上の利益はソーシャルビジネスの拡大や改善のために使うこと
5環境へ配慮すること
6スタッフは標準以上の労働条件・給料を得ること
7楽しみながら仕事をすること
グラミン日本は、ユヌス・ソーシャルビジネス7原則に基づいて設立され、運営されています。
グラミン日本の法人活動内容
グラミン日本の支援モデル
マイクロファイナンス(小口融資)とは
貧困や生活困窮の状態にある方々に低利・無担保で少額の融資を行い、こうした方々が起業や就労によって貧困や生活困窮から脱却し、自立するのを支援する仕組みです。
グラミン日本は、グラミン銀行のノウハウを生かした融資を行っています。
また、グラミン日本のマイクロファイナンスでは、自立したいけれど、どこから始めたらいいか分からない方を対象に、自分を見つめ、自分なりのゴールを定め、就労・起業に結びつけるところまでグラミンの講師が寄り添う、体験型ワークショップ「ミライWorkShop」を開催しています。
就労支援事業について
企業・自治体等のパートナーとともに、困窮するシングルマザーを中心とした女性の経済的自立に向けた様々な就労支援を行っています。
○休眠預金等活用事業
休眠預金等活用事業の実行団体、資金分配団体として採択を受け、未来のために一歩を踏み出したい方々に対して様々な就労支援プログラムを提供しています。
○でじたる女子プログラム
生活困窮者への経済的自立支援を目的として、デジタル・プラットフォームを活用した雇用機会をマッチングさせる就労支援及びデジタル人材育成のためのプログラムです。
グラミン日本のビジネスモデル
グラミン日本においても、グラミン銀行やグラミンアメリカと同様に、借り手が5人一組となって互助グループを作り、起業や就労の準備のための融資を受けます。グラミン日本は、働く意欲はあっても今はお金がない方々に融資と様々な支援をワンセットで提供し、融資の後にも毎週のセンターミーティングでグラミン日本のスタッフがフォローアップを行います。
起業した方には経営のアドバイスを、また、就労を目指す方には就労のための相談を行うなど、顔の見えるコミュニケーションを行います。融資を受けたメンバー間は励まし合いながらローンを返済し自立を目指します。
支援対象者(メンバー)の条件:
・シングルマザー、困窮リスクのある女性
・働く意欲
・互助グループ(5人一組)に入ることが問題ない
・働いて生活をステップアップしたい人、前向きに生きていきたい人
- 活動についてはfacebookページでもお知らせしています。ぜひ「いいね!」をお願いします!
活動実績
2017年02月
グラミン銀行の創設者であるムハマド・ユヌス博士が来日。
グラミン日本の設立について菅正広教授(明治学院大学大学院)と合意し、ユヌス博士とグラミン・トラストが全面的にサポートをすることとなった。
2017年08月
一般社団法人「グラミン日本準備機構」を設立
2018年05月
クラウドファンディングにより1,000万円以上のご支援をいただく
2018年08月
東京都より貸金業登録交付
2018年09月13日
一般社団法人グラミン日本、設立・事業開始
2020年08月
READY FOR にてクラウドファンディング実施。263万円の支援をいただく。
2020年10月
みんな電力株式会社(現:株式会社UPDATER)と協業し、グラミン日本から融資を受けている生活困窮者の自立を支援する電力プラン「グラミンでんき」をリリース
2021年03月
非正規雇用で働くシングル女性のための「プチ起業のはじめ方」ワークショップ(現ミライWorkShop)をアクセンチュア株式会社、SMBC日興証券株式会と開始
2021年05月
シングルマザーの方々を対象とした自立支援事業「フラワープロジェクト」をスタート。第一弾としてランサーズ株式会社、一般社団法人日本シングルマザー支援協会と協力し、ライティングの仕事をしながら、スキルや知識を学べるトレーニング「フラワープロジェクトforビジネスライティング」を開始
2021年08月
「SAPジャパン株式会社、株式会社MAIAと「でじたる女子」プログラム第1期開始
2021年10月
「フラワープロジェクト」第二弾としてAnimo株式会社・一般社団法人Robo co-opとともに、RPAスキルを習得する「デジタルスキルに特化した就労支援プログラム(シングルマザー向け)」を開始
2022年02月
休眠預金等活用法に基づく資金分配団体に初の採択
2022年08月
グラミン日本仙台支部設立
2022年09月
「でじたる女子」プログラム第2期開始
2022年10月
休眠預金等活用法に基づく資金分配団体として「シングルマザーのデジタル就労支援」事業の実行団体を採択
2023年09月
休眠預金等活用法に基づく資金分配団体に グラミン日本が採択決定
2023年11月
株式会社SAMURAIとシングルマザーのキャリア開発支援を協働
2024年03月
シングルマザーの起業就業の応援になる「濃ぃヒー」販売開始
2024年05月
2023年度休眠預金等活用事業の6実行団体を採択決定
2024年06月
東洋学園大学・auフィナンシャルグループとシングルマザー親子向けイベントを共催