子どもの居場所・まほうのだがしやチロル堂「チロる酒場」でアルバイト募集！！

このアルバイトの体験談

「チロル堂」は、奈良県生駒市にある駄菓子屋さんです。 ただし、ほかのお店とはすこしだけ変わったところがあります。「チロル堂」には、子どもたちにうれしい「まほう」がかかってるのです。

子どもたちは店内に入るとガチャガチャを回します。出てきたのはチロル札。この札１枚で駄菓子を買うこともできるし、通常500円するカレーやホットケーキが食べれたりもします。

チロル堂では、大人が「寄付（ドネーション）する」ことを「チロる」と呼んでいます。子どもたちが１チロルで食べることができるカレーの代金は、大人が店内で飲食をすることで代金の一部を「チロる（寄付）」ことができるのです。

酒場はドリンク（アルコール）やおかずを食べるたびに目の前にチロル札を積んでいきます。

飲めば飲むほど、昼間の子どもたちのためにチロ（寄付）が積まれることを表現しています。

団体さんで貸切にして「１５０チロを目指して飲むぞ！！」といういベントが開催されることもあります。

大人たちも自分たちが楽しみながら居場所づくりに参加できるのが嬉しいと言ってくださいっています。

無限の法人活動理念

大人と子どもがわかりやすく「支援する／支援される」という関係にならないこの仕組みは、やはり単純な「支援者／被支援者」の関係にならないようフラットな関わりで安心感を与える、〈チロル堂〉スタッフの見守りによって日々支えられています。

緩やかな寄付循環の仕組みをベースに、3年かけ地道な取り組みを進めるなかで、チロル堂はさまざまな人が混ざり合う場となってきました。

無限の法人活動内容

法人の主体の事業は障害福祉事業です。放課後等デイサービス事業や相談支援事業では、子どもたちの支援を。

就労支援事業ではお弁当やパンづくり、軽作業やPC事務などの多様なお仕事を準備し、働くことに困難を抱える方々のお仕事をつくっています。

障害があってもなくても、人は1人で生きることはできません。それぞれのできることとできないことを持ち寄って、共助の生き方が広がることを願っています。