学校や会社で行われている「いじめ」。
「いじめ」とひとことでいっても、様々な種類があります。
現在、どんないじめが行われているのでしょうか?
今回はいじめの種類をテーマにお伝えしていきます。
暴力によるいじめは女子では少ないものの、男子ではいじめの原因ランクの上位となっています。
暴力のいじめには「殴る」「蹴る」などがあります。
集団で暴力が振られることもあるようです。
このいじめでは、「万引きをさせる」「物を買わせる」「パシリとして扱う」などが行われます。
もし要求に応えられなかった場合には、罰を与えたりします。
いじめられる側は、罰を与えられることが恐怖となり、パシリや万引きを「やめたくてもやめられない」という状況に陥ります。
一方、いじめる側は、自分たちの利益や面白さのために強要するいじめを行う傾向にあります。
悪口やののしるといったいじめがあります。
例えば、いじめられる側のコンプレックスをあだ名することが多いようです。
初めは冗談で言っていたつもりが、徐々にエスカレートし、いじめに発展する場合も。
「シカト」と言われるいじめです。
特に、女子に多いいじめとされています。
グループの中の1人を空気として扱うなどのいじめがされます。
体操服や靴が隠されたり、汚されることがあります。
スマートフォンが普及し、子どもにとっても身近なネット。
ネット環境を利用して行われるいじめは、大人が発見しにくく、いじめの温存となる危険性があります。
具体例をあげると、LINEのグループから外したり、その人がいないグループチャットで悪口を言い合ったりします。
また、学校裏サイトなどの掲示板でも、誹謗中傷される場合もあります。
今回はいじめの種類を紹介してきました。
いじめというと、やはり「仲間はずれ」「暴力」などがすぐに思いつきますよね。
しかし、現在では「ネットいじめ」が広まり、複雑化しています。
ネット上は匿名性が高いので、言葉の重みもなくなってしまい、「なんでも言ってもいいや」という感情を引き起こします。
また、ターゲットに対して、全員が一方的に攻撃するというネット特有の問題もありますね。
いじめは時には自殺に追い込むものです。
今後、ネットいじめの対策やいじめられた子どものケアをどうするべきか考えていく必要がありますね。
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