耳が聞こえる方も、一度は「筆談」をしたことがあるのではないでしょうか?
筆談は音声を必要とせず、会話ができるもので場合によっては便利なツールとして使うことができますね。
今回は、「筆談の役割」と「筆談に特化したNPOの活動」についてお話しようと思います。
筆談は紙に伝えたいことを書くことでコミュニケーションをとるもので、公共交通機関やお店などで利用される手段です。
筆談でわかりやすく伝えるためには、「簡単な短文」で「具体的」に表すことがポイントになります。
筆談のポイントについて詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧ください。https://www.city.akashi.lg.jp/fukushi/fu_soumu_ka/sabetsu/documents/hitsudan_guide.pdf
筆談をうまく利用するための「コツ」を教えるセミナー活動をしています。
例えば、電車が遅れるアナウンスがあった時に、
「◯◯事故があって、今は電車が□◇駅に到着してるそうですよ。△分遅れるみたいです」
と書いていては書くほうも読む方も大変です。
こんな時は、「○○事故。△分遅延」と要点を書くだけでなにがあったか伝えることができますよね。
また、筆談ボランティアでは、聴覚障がいのある方の社会生活やコミュニケーションを筆談を通してお手伝いする活動をされています。
筆談をやりとりに使っている方にとっては、目とともに、筆談からの情報を頼りに生活されています。
しかし、目の見える方に、急に筆談をしてください!と言われたら、正直慌ててしまって正確な情報を伝えることが難しい気がします。
やはり、筆談は誰にでもできるものではなく、筆談をするための「コツ」を学ぶことが大切なのかもしれません。
インターネットで検索してみると、全国の地域で筆談の講座やボランティアが募集されています。
筆談に興味を持たれた方はボランティアに応募してみてはいかがでしょうか?
国内最大級のNPO・社会的企業のボランティア・職員/バイトの情報サイト「activo」編集部です。はじめてボランティアや社会問題に関心を持った人でもわかりやすい情報を発信します。