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更新日:2023/08/14
短期実践型メディアインターン!社会を変えるジャーナリズム・プログラム
タイガーモブ株式会社この募集の受入企業「タイガーモブ株式会社」をフォローして、
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基本情報
マレーシアで活躍するジャーナリストの指導のもと、インタビュアーとなって、社会課題に取り組むNGOや当事者を取材、未来の社会変革に向けたアクションをしてみましょう!
活動テーマ | |
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勤務場所 | |
待遇 |
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勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週4~5回 |
注目ポイント |
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募集対象 |
・社会を変えることに関心がある方 |
スキル | |
特徴 |
募集詳細
あなたは真実を追求し、公正な情報を提供するために、これからどのようなアクションを起こしますか?
現代社会では、真実と偽りを見分けることがますます困難になっています。
人々の情報の正確性や客観性はじゅうぶんなのでしょうか?
メディアは現代社会に対してどのような影響を持ち、ジャーナリストは社会の健全な発展や国際協力にどのような役割を果たすのでしょう。
1.このプログラムのおすすめポイント!
Point1: 世界を舞台に活躍するプロフェッショナルからジャーナリズムを学ぶ
最も権威ある賞の一つ、米国ピューリッツァー・センターRJF諮問委員でもあるイアン・イー氏から、正しく情報を判断し、責任ある発信を行うためのメディアリテラシーのトレーニングを受けます。取材技法(対話手法、情報の共感力を高める方法など)や機材の使い方・編集方法も学ぶことができます。
Point2:現地NGOや報道機関でのインタビューから課題を見つけ出す方法を身につける
難民や環境関係などの現地NGOや報道機関などを訪問し、当事者へインタビューを行います。民族や宗教、ジェンダーなどに配慮した対話を行うことで、現地の本質的な課題を見つけ出す方法を身につけます。
Point3:コンテンツ作成・発信を通して社会を変える行動を起こす
- チームで、スピード感を持って社会に変革を起こすようなコンテンツを作成・発信することにチャレンジします。ソーシャルメディア(Tiktok)によるデジタルコンテンツの作成のほか、社会課題の現場を取材し、自身の目指す変わりたい世界の実現に向けて、取材内容を発信します。社会を変える行動はどのようにして生まれていくのか、実践を通じて体感します。
2.このプログラムで経験できること
- このプログラムでは、ジャーナリズムのプロフェッショナルやNGOの最前線で活動される方へのインタビューや対話などを通じて、社会を変えていくために必要な課題を発見し、解決に向けた発信を行っていきます。
①自分で取材、インタビューしたことでコンテンツを作成
- チームで、スピード感を持って社会に変革を起こすようなコンテンツを作成・発信することにチャレンジします。ソーシャルメディア(Tiktok)から社会課題に関する本格的な取材内容の発信まで多様なアプローチに挑戦します。(動画、新聞、写真など関心に応じて発信可能)
②ジャーナリズムや国際協力のスペシャリストから直接学ぶ
メディアコンテンツの作成にあたり、メディアリテラシーのトレーニングとして、スペシャリストから取材技法(対話手法、情報の共感力を高める方法など)や機材の使い方・編集方法を学ぶことができます。グローバルに影響を与えるスペシャリストから、テクニックだけでなく、報道への姿勢や人間性などを含めてトータルに学ぶことができます。
③社会課題の当事者や同世代の仲間との対話により世界のリアルを知る
NGOやその当事者、社会変革を起こすことを目指す現地ユースとの対話を通じ、複眼的にものごとを見て、世界のリアルを体感することができます。志を持ったグローバルなネットワークを構築することもできます。
3. 訪問場所・アクティビティ
世界的に注目されるジャーナリストによる伴走のもと、ジャーナリズムの理論と実践に挑戦するスピード感のある本プログラム。
フィールドアサインメントとして訪問するNGOでの取材を通じ、東南アジアが抱える課題を見据えながら、現場の眼差しや声に耳を傾けます。
また、現地の報道機関訪問や同世代との対話を通じ、包括的且つ複眼的な視野を養成しながら、メディアコンテンツの作成から発信までやり切ります!
イアン・イー氏が率いるクリエイタースタジオ訪問
モデレーターであるイアン・イー氏が率いるクリエイタースタジオthe Fourthを訪問します。
スタジオにて、ジャーナリズムとしての心構えから撮影の実技まで学んだ後は、TikTokでミニ動画を制作してみましょう!
フィールドアサインメント:現地NGOにおける取材訪問
個人のセクシュアリティ、宗教や文化など個別の背景に配慮しながら、インタビュー相手から共感を引き出す取材手法などを学んだ後は、現地NGOを訪問。
アジアの複雑な人権問題など個人の関心に沿ったテーマで、訪問先を選定し、実際にチームで取材現場に飛び込みインタビューを行います。
マレーシアの報道機関を訪問
報道機関を訪れ、報道ができるまでの実際のプロセスを学びます。
マレーシアの報道機関(例 ラジオ局、インターネットメディアなど)も訪問し、オーディエンスへのメッセージの届け方など、プロフェッショナルな現場でのメディアの在り方についても学ぶことができます。
同世代との交流
社会変革への志を同じくする他の参加者やマレーシアの若者たちと交流します。
どのような視点や思想で社会変革へのうねりを醸成しようとしているか、同じアジア、しかし異なる視点から捉えられる世界を洞察してみましょう。
本プログラム後も継続して続く、熱い仲間たちに出逢えることでしょう。
マレーシアの外国人労働者の比率は13.5%、さらに、非合法の外国人労働者を含めれば、実に労働者の4人に1人が外国人という世界で最も外国人労働者の多い多民族国家です。
経済発展の一方で、この外国人労働者や不法移民の多さは東南アジアの構造的な人口動態の歪みを生み、人々の人権問題や難民問題にも発展しています。
マレーシアにおける人権問題:搾取と虐待の闇
人権問題はマレーシアにおいて非常に深刻。
外国人労働者の搾取やメイドに対する虐待などを中心に外国人労働者の人権問題が生じています。
米国は2014年6月発表の人身取引レポートで、マレーシアを最低ランクとしたほどです。
行政の追いつかない大量受け入れと権力乱用
マレーシアでは、外国人労働者の過剰な受け入れにより、行政の手続きや監督が追いついていない構造的な課題があります。
問題がさらに悪化している原因は、外国人労働者が「買い手市場」であるという点。
それに甘んじた高圧的な態度が許されると考える政府・雇用主・エージェントが存在し、権力の乱用による不公平さが表面化しているのです。
マイノリティのあり方を問う
マレーシアでの各宗教別の人口構成は、イスラム教が 61%、仏教が 20%、ヒンズー教が 6%であり、マレー系、中国系、 インド系が住んでいます(引用:国際協力銀行)。
この多様な宗教・人種が共生していくための政治・経済システムについてもまだまだ課題が多く、論争や不公平さを引き起こす要因ともなっています。
また、イスラム教の文化や社会においてLGBTI(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス)への眼差しは大変厳しいのです。
そのためLGBTIの人々はしばしば自己表現や人権の制約を受けることがあり、自己のアイデンティティを抑圧されている現実があります。
5.皆さんの学びをサポートするプロフェッショナル
ジャーナリズムの最高峰の委員を務めるイアン・イー氏
- ・ジャーナリスト・ドキュメンタリープロデューサー
- ・ソーシャル・インパクト・エージェンシー『The Fourth』創設者
- 共同創設したソーシャル・インパクト・エージェンシー『The Fourth』を通じ、NGOがデジタルメディアによる社会的な影響力を高める支援を実施。また、大規模な環境犯罪を調査する世界的なジャーナリストネットワークEnvironmental Reporting Collectiveのエグゼクティブ・ディレクターも兼務。
- これまで手がけたドキュメンタリー作品等の社会的な影響力が評価され、ワールドデジタルメディア賞含む40以上の賞を受賞。 UNICEFコンサルタント他、英国リーダーズプログラムフェロー、ジャーナリズムの権威である米国ピューリッツァー・センターRJF諮問委員にも選ばれている。
一緒に旅するタイモブメンバー!芦田加奈( Kana Ashida )
- 私、芦田加奈がみなさんと一緒に旅をします!
- 旅の舞台は、東南アジアの魅力がぎゅっと詰まっているマレーシア。
- 最前線で活躍するスペシャリストから学びながら、メディアを通じて社会を変えることに挑戦する7日間です。
- その挑戦の過程で、私はみなさんと一緒に、「伝える」とはどういうことかを共に問い、考えたいと思っています。
- みなさんは、普段、何を伝えながら生きていますか?
- 私たちは一日に何回「伝える」という行為を重ねていることでしょう。日々、様々な媒体を使いながら、私たちは何かしらを伝えながら生きています。
- 「伝える」という行為は個人の生活の一部であり、また、集団としての人間社会を形作る、根源的な活動の一つだなぁとも思います。その「伝える」を通じて、私は、あなたは、何を伝えることで、より良い社会をつくりたいと思っているのだろうか。
- クアラルンプールのど真ん中で、そんな問いに、共に、向き合いましょう。私自身の専門は、学習者主体の学びを促すラーニングデザインです(2022年米国の大学院[High Tech High 教育大学院]の教育修士課程修了)。
- 出会いが私をつくる。私の人生を変える。そんな経験をたくさんしてきました。だからこそ、みなさんとの出会いが今から楽しみです!
6.スケジュール詳細(予定)
- ※スケジュールはより良いプログラムにするため、変更の可能性があります。 また、現地の都合により急遽変更になる場合もございます。
■現地研修 2023年9月18日(月)〜2023年9月22日(金)- Day1 到着
- Day2 オリエンテーション、撮影実技セッション
- Day3 Fourthクリエイターズスタジオ訪問(Tik Tokビデオ作成)
- インタビュースキルセッション
- Day4 フィールドアサインメント(NGOを取材訪問)、ソーシャルメディアマネジメントセッション
- Day5 フィールドトリップ(マレーシアの報道機関訪問)、フィールドアサインメントのコンテンツプレゼンテーション
- Day6 共感力ワークショップ、リフレクション
- Day7 帰国
体験談・雰囲気
特徴 | |
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雰囲気 |
企業情報
代表者 |
菊地恵理子 |
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設立年 |
2016年 |
法人格 |
株式会社・有限会社・合同会社 |
タイガーモブの企業活動理念
次世代リーダーの創出
小さな一歩から大きな挑戦まで、地球規模で自分の"らしさ"を追求し、「自分はこれだ!」というテーマで旗を立てる人を増やすことでよりよい未来を創ります。
全ての人が無限の可能性を追求し、より豊かな生態系を次世代に紡ぐ
よりよい未来を紡ぐために、私たちタイガーモブが実現したい世界は何か。
それは、愛と勇気と挑戦が溢れる世界。
いまを生きる私たちの行動によって、地球と社会の未来が決まるはず。
すべての人が自分を信じて、らしさを活かして無限の可能性に挑戦する。
それぞれの挑戦が未来の可能性を広げることで、よりよい未来が創られていく。
次世代を生きる子どもたちに、今よりもっとよい世界を見せたいし、
私たちも見たい。
どんな場所に生まれても、どんな困難に直面しても、
力を合わせてよりよい未来を紡いでいけるような世界を実現したい。
地球の状態を知り、世界の現状を知り、自分の存在意義を知りアクションを起こす。
そういう火種が世界中に生まれたら、未来は変えられる。
私たちは、地球と人類の未来を担うリーダーを創出し、
社会にインパクトを起こすことで、
豊かな生態系を子々孫々に引き継いでいきます。