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更新日:2023/08/24

【フィリピンの書類翻訳】法的な親子関係を認めてもらう認知、養育費、国籍のサポート

特定非営利活動法人JFCネットワーク
  • 勤務場所

    東京 新宿区[西新宿西新宿ハイホーム]

  • 待遇

    無料

  • 募集対象

    社会人 / 大学生・専門学生 / 高校生 / シニア

  • 勤務日程

    随時勤務(勤務期間:半年)

  • 勤務頻度

    応相談

基本情報

JFC (Japanese Fipilino Children)日本人とフィリピン人から生まれた子どもの法的支援をやっています。
話を聞いてみたい!という方も大歓迎です。お問合せからご連絡ください。

活動テーマ
勤務場所
待遇

無料

勤務日程

随時勤務(勤務期間:半年)

半年以上の長期間の勤務ができる方を募集します。

勤務頻度

応相談

火曜日~金曜日の10時から16時の間で週1回、4時間程度来られる方

募集対象

子どもの人権、国籍、法的支援、移民、ダブルの子どもたちに興味がある方
フィリピンの生活や実態を知りたい方
語学力を生かしたい方

注目ポイント
  • 法的支援のための書類の翻訳を通して、JFCやフィリピンの実態を知ることができ、また翻訳がJFCの支援につながります
  • 小規模でアットホームな職場です
  • 英語・タガログ語の語学力を生かすことができます
対象身分/年齢
関連スキル
特徴

募集詳細

■JFCとは

[ 背景 ]

JFCとはJapanese-Filipino childrenの略称です。

子どもたちの母親の多くは、1980年代から日本に出稼ぎに来た女性たちです。多くの女性たちはバーやスナック、クラブなどで接客業の仕事をしていたため、お客としてお店を訪れる日本人男性との出会いが増えました。

日本人男性とフィリピン人女性の出会う機会が増えたことにより、結婚するケースも増加し、また結婚していない両親から生まれる子どもたちも同様に増えていきました。

幸せな日比家族を築いている家庭もたくさんあります。しかし、一方でフィリピン人の母親が出産のためにフィリピンに帰国し、子どもが産まれた後にさまざまな理由で関係が破たんしたり、理由が分からないままに突然日本人男性との連絡が途絶えてしまい、母子がフィリピンに取り残されてしまうケースも多いのです。



[ 問題 ]

  • ①経済的問題

父からの養育を放棄されている子どもたちが多く、母子家庭がほとんどで経済的問題を抱えているケースが多いです。

  • ②精神的問題

アイデンティティ危機、自己肯定感・自尊心の欠如、居場所がないなどの心の問題を抱えているケースが多いです。

「私は父と母のお陰でこの世に生を受けた。私は父を知らない。私は父を知らない限り、私の身体の半分は満たされず、ひとりの人間として完成されない。だから私は父を知りたい。」

  • ③法的問題
  • 日本人の父から法的に親子関係を認めてもらう認知がされていない、養育費をもらっていない、日本人の子として生まれたのにも関わらず、日本国籍がないなどの問題があります。

[翻訳事業]

フィリピン現地のソーシャルワーカーが作成したケースプロファイルレポート、国家統計局で発行された出生や婚姻の証明書や裁判の証拠書類の翻訳をしていただきます。

書類はほとんど英語です。一部タガログ語の書類がありますので、もしタガログ語ができる方がいたら、翻訳をお願いしたいです。

分からないことはなんでも質問してください。これまで、30人以上のインターン生を受け入れており、インターン生の受け入れには慣れています!

火曜日から金曜日の1日4時間以上来られる方を募集します。長期間来ていただけると助かりるのですが、夏休みのみなど、短期間でも受け入れ可能です。

体験談・雰囲気

このインターンの体験談

私は2022年の2月から3ヶ月間、インターンを経験しました。訴訟資料等の翻訳が主なタスクでしたが、他にもイベント設営や意見書作成等、様々な経験をさせていただきました。翻訳は、個々のケースの概要を理解しながら行うため、「このクライアントのために頑張ろう」という気持ちになることができ、また多様なケース毎に異なるアプローチの仕方を学ぶことができました。小規模NPOならではの温かみのある職場では、ご指導くださるスタッフの方々やクライアントとの交流を通して、非常に有意義な経験が手に入ると思います。




このインターンの雰囲気

スタッフ4名が働く小規模でアットホームな職場です。

クライエント、フィリピン人のお母さんのボランティアさんから相談背景などのお話を聞けるチャンスもあるかもしれません。

特徴

法人情報

特定非営利活動法人JFCネットワーク

代表者

鈴木雅子

設立年

1994年

法人格

NPO法人

JFCネットワークの法人活動理念

活動理念

親を知ること。親から養育を受けること。親から自分の子どもだと認めてもらうこと。これは子どもの権利です。親や国家によって尊厳を守られていないフィリピン人と日本人を親に持つ子どもたち、一人の人間として認められ、尊厳を失わず生きていける社会を目指します。


■中核:親や国から遺棄された状態から回復するための支援をします。父親捜し、認知、養育費、国籍取得のための法的な手続きをサポートします。

JFCネットワークの法人活動内容

[ 東京事務所 ]

①法的支援活動

※弁護士と連携しての父親捜し、子どもの認知、養育費請求、国籍取得などを求める法的支援活動を行っています。

②生活・教育支援活動

※JFCサポートファンドを支給しています。

③普及・啓もう活動

※スタディツアー開催、ニュースレター『マリガヤ』発行、日本政府に対するロビー活動などを行っています。


[ マリガヤハウスについて ]

JFCネットワークが事業委託しているフィリピンのマニラにある事務所です。

①Psycho social intervention 心理・社会的支援活動

※法的・心理的なカウンセリング

②Training and education トレーニング・教育支援活動

※日本語教室、ワークショップ、奨学金支援など。

③Advocacy and networking 普及啓もう・ネットワーク活動

④Research and publication リサーチ・出版活動

※ニュースレター「マリガヤ」、ハンドブックなどの発行をしています。

MALIGAYA House

18-A Cabezas Street Quezon City Metro Manila, 1109, Philippines

Tel: 913-8913,

活動実績

1993年
JFC弁護団結成

1993年04月

フィリピン人と日本人の間に生まれた子どもであるJFC(Japanese Filipino Children)をサポートするため、弁護団を結成

1994年
NGOとして「JFCを支えるネットワーク」設立。

1994年05月

(初代代表:故松井やより)

1998年
フィリピン・マニラにて事務所・マリガヤハウス開設。

1998年01月

2006年
NPO法人の認証を東京都より得る。「JFCネットワーク」と名称を変更。

2006年03月

第21回東京弁護士会人権賞受賞

2006年12月

2007年
COW(Religious of the Good Shepherd – Center for Overseas)との協働開始

2007年

フィリピン・ミンダナオ島でのケース受理ができるようになる

2008年
国籍確認訴訟(国籍法3条)違憲判決が出る

2008年

JFCネットワークのクライエントが原告となった裁判で、違憲判決を得る。

日本人の父親から認知された子どもが日本国籍を取得できることになる。

2010年
相談受理件数1000件を突破

2010年

2011年
第4回かめのり賞受賞

2011年01月

2014年
JFCネットワーク20周年

2014年

エッセイコンテストを開催。

英語版「Made in Japan」は2020年のアテネオ大学出版(Ateneo De Manila University Press)の金賞/"Gintong Aklat Awards"に選ばれた。

翻訳プロジェクトを立ち上げ、日本版『父の国・母の国をめくる旅』も作成。

2021年
マリガヤハウスにてオンラインでのケース受付開始

2021年09月

2022年
成年年齢引き下げがJFCの日本国籍取得に及ぼす影響についての意見書公表

2022年10月01日

民法等の一部を改正する法律案による、国籍法3条3項の新設に反対する意見書

2022年10月27日

JFCネットワークのボランティア募集

JFCネットワークの職員・バイト募集