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更新日:2023/01/01
【こども・教育】小学生のプロジェクト学習のサポートをしていただけるスタッフ募集
探究堂この募集の受入団体「探究堂」をフォローして、
新しい募集が始まった時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
探究堂では週末に小学生たちが「正解のない問い」に挑んでいます。
子どもたちとの関わりを通じて、学ぶことの面白さを再発見しませんか?
まずはお気軽にお問い合わせください!
活動テーマ | |
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活動場所 |
京都市上京区にあるイベント・ワークスペース「Deまち」が活動拠点です。 |
必要経費 |
無料 活動場所までの交通費はご負担をお願いします。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:頻度は相談可 今回対象の小学校低学年クラスと中学年クラスは毎週土曜の午後(低学年クラス:13時〜15時、中学年クラス:16時〜18時)に活動しています。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
こんな人にオススメです! |
募集人数 |
3名 |
特徴 |
募集詳細
そもそも探究堂とは?
探究堂は京都市上京区に拠点を構える探究塾です。
2016年4月に開校しました。
まち全体を学びのフィールドとして活用し、クリエイティブ・ラーニングを通して子どもたちの知的好奇心を育みます。
『オモシロガリヤが育つ学び場』をキャッチフレーズに掲げ、幼児から小学生までを対象に活動しています。
探究堂が大切にしている考え方
「つくることで学ぶ」
「あそぶなかで学ぶ」
これまで「学ぶ」ことはインプットであるとして捉えることが一般的でした。
従来の社会において、与えられた問題を早く正確に解く力が求められてきたことからもわかる通りです。
しかし、正解のない問いに取り組む上では、何を知っているか、何ができるかはさほど重要でありません。
それは、知っていること・できることをどう使うかの方がより大切だからです。
「つくる」と「あそぶ」の中には、自分の頭で考え、判断し、行動する機会がたっぷりあります。
子どもたちが目の前のことに没入し、とことん追究する姿には感動を覚えるくらいです。
アウトプットを通じて知識や技術を身につけたり、対象への興味をさらに深めていることを実感します。
どんな活動をするのか?
今回、ボランティアスタッフを募集したい「たくらみ」クラスは本格的なプロジェクト学習に取り組むクラスです。
対象は小学1年生〜4年生の子どもたちです。
※たくらみ低学年クラス:小学1・2年生、たくらみ中学年クラス:小学3・4年生
1つのテーマを2ヶ月かけてじっくり取り組み、最後に研究成果を発表することとプロジェクト全体のふりかえりを実施することが特徴です。
スタッフの活動内容
①子どもたちと一緒に思い切り遊ぶ
探究堂では毎回、活動の前半(30分程度)に自由遊びの時間を設けています。
天気が良い日は鴨川デルタに出かけることが多く、雨の日は教室でボードゲームやカードゲームをして過ごしています。
自由遊びの時間を設定しているのには理由があります。
それは、思い切り遊ぶことで子どもたちのエネルギーが充電され、その直後の真剣な学びの時間において、溜まったエネルギーが一気に発揮されるような場面を私が何度も体験してきたからです。
「子どもたちを遊ばせる」という感覚で臨むのではなく、彼らと同じ目線に立って、ぜひ全力で関わってみてください。
みんなで過ごしたゆるやかな遊びの時間が居心地の良い空間(場)をつくる礎になっていることを肌で感じていただけると思います。
②プロジェクト学習のサポートを行う
「たくらみ」クラスでは、あらかじめテーマが設定されたプロジェクト学習に取り組んでいます。
いずれのテーマも正解がないため、子どもたちは試行錯誤をしながら自分たちなりの解を導き出していきます。
プロジェクト学習の進行は探究堂代表の山田が行いますので、ボランティアスタッフの方にはその活動ができるだけ円滑に進むようサポートしていただきたいと考えています。
子どもたちとの関わり方としては、先生と生徒のような関係性でなく、彼らと同じ目線で楽しみながらも時にアドバイスするメンターのような存在をイメージしています。
道具を使ったり、外で作業したりするケースもあるので、子どもたちの安全も見守っていただけると助かります。
プロジェクト学習の事例
小学校低学年クラスが取り組む『石ころ物語』は、川の石の秘密に迫る研究プロジェクトです。
身近にありながらも普段はあまり意識することのない「石ころ」。
まずはじめに子どもたちが石について知ってることや思いつくことを確認するところから活動がスタートします。
現地(桂川)でのフィールドワークはこのプロジェクトの前半の山場かもしれません。
川の流れの様子を観察し、石の大きさ調査を実施するのが我々のミッションです。
「なんで上流と中流で石の大きさや形が違うんだろう?」
2箇所での現地調査の結果を比較するうちに、子どもたちの中に湧いてきた素朴な疑問。
彼らの「もっと知りたい」という気持ちに火がついた瞬間です。
教室に戻って、川原で採集した石を観察し、その特徴を記録する作業も欠かすことができません。
色、模様、形、手触り、硬さ、割れ方・・・
最初は漠然とひとまとめにしてしまっていた「石ころ」もそれぞれに違った特徴が見えてきます。
拾ってきた石を見つめる子どもたちの視線は真剣そのもの。
ゴーグルと軍手を着用し、ハンマーで石を割る姿はまるで小さな研究者のようです。
専門書を参考にしながら、採集した石を科学的に分類することにも挑戦します。
絵本や資料を読み込むなかで、石の成り立ちに関する謎が一つまた一つ明らかになっていくのはワクワクドキドキする時間です。
こうして知識と体験がつながることで、長い年月をかけた大地のメカニズムが見えてくるのを実感します。
プロジェクトの総仕上げは「石ころ新聞」と「石の標本箱」の製作です。
自分の一番のお気に入りの石について、これまでの実験や観察で学んできたことを新聞形式にまとめていきます。
彼らのこだわりが発揮された石の標本箱は、どれ一つとして同じものはありません。
プロジェクトの最後を締めくくる発表会には、他のクラスの生徒や保護者の方々が毎回十数名程度参加してくださっています。
慣れない人前での発表に、最初は少し緊張の面持ちが見られますが、その様子を皆さん温かく見守ってくださっているのが印象的です。
石に関する知識もさることながら、何よりも生き生きと「石ころ」について語る子どもたちの姿はとても立派ですよ!
※注:直近2年間は新型コロナ対応のため、子どもたちの作品を教室に展示するギャラリー形式での発表会を実施しています。
探究堂の活動に興味を持ってくださった方へ
探究堂のプロジェクト学習は、ただ自分たちがやりたいことをやるのではなく、課せられたミッションに挑むのが大きな特徴です。
それを面白がりながら、粘り強く取り組むことは決して容易ではありませんが、探究堂の子どもたちは果敢に挑戦しています。
探究堂で過ごす時間は、子どもに関わる仕事につきたいと考えている方はもちろん、そうでない方にとっても良い機会になるかと思います。
まずは、ぜひ一度見学にいらしてください。
あなたにお会いできることを楽しみにしています。
体験談・雰囲気
特徴 | |
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関連大学 | |
男女比 |
男性:60%、女性:40% |
団体情報
代表者 |
山田洋文 |
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設立年 |
2016年 |
法人格 |
任意団体 |
探究堂の団体活動理念
探究堂は京都市上京区に拠点を構える探究塾です。
まち全体を学びのリソースとして活用し、「探」と「究」の相互作用で知的好奇心を育みます。
『オモシロガリヤが育つ学び場』を合言葉に、幼児から小学生までを対象に活動しています。
子どもたちと思いっきり遊んで、学んでます!
2016年4月開校。
探究堂の団体活動内容
教室の運営
幼稚園や保育園への出張授業
幼稚園や保育園の教職員研修
教育コンテンツ開発
など