有機農園の古い石垣を整備、プラム、ベリーが実れば収穫も。太陽光発電を学べる！

背景

エーレンディンゲン村の郊外、ジュラ山脈の端の山のふもとにある小さな静かな谷に、協同組合Gipsgruebがある。100年以上前に建てられたセメント工場の建物は、長い間放置されていた。1982年に協同組合Gipsgruebに引き継がれ、農地には庭園と農場が作られた。この庭園と農園は、当初から有機農業のガイドラインに基づいて運営されてきた。協同組合が所有する土地の総面積は約14ヘクタールで、主に広大な牧草地、草原、森林、池で構成されていた。数年前、土地の大部分をスイスの自然保護団体Pro Naturaに売却。現在、農場は地元のテナントによって運営され、庭は主にコミュニティの人々の個人的なニーズに応えている

仕事内容

オーガニックガーデンで、古い石壁の整備、低木や生垣の手入れなど。剪定ばさみ、シャベル、つるはし、熊手などを使っての作業。プラムやブラックベリーがあれば収穫。作業は、2時間×5日間

【学習テーマ】 2時間のセッションで、協同組合Gipsgruebについて詳しく学ぶ。また、熱電併給型、太陽光発電型の太陽光発電所を間近で見ることができる

宿泊

納屋のロフトまたはテント。寝袋を持参すること。宿泊施設はシンプルで、寝床はやや涼しい傾向にある（追加の毛布の提供は可能）。シャワー2つ（外にソーラーシャワー、中に通常のシャワー）、談話室、洗濯機がある。食事は自炊なので、おいしい料理のレシピを持参すること。Wifiも利用可能。天気が良ければ、キャンプが好きな方は、自分のテントを持参し、広い敷地に設置することができる

場所

スイス北部アールガウ州エーレンディンゲン。集合は、最寄バス停Ehrendingen, Post。最も近い都市はバーデン(20分）。大きな都市（ジュネーブ、バーゼル、ベルン、チューリッヒなど）からはバーデンまで定期的に列車が出ている

企画

VWバス（フォルクスワーゲンバス）で遠足

備考

ワークキャンプの初日と最終日は、移動日。各自都合の良い時間に出発する。スイスへの渡航時やワークキャンプ期間中、出来るだけ環境に配慮すること。キャンプの公用語は英語とドイツ語。現地語はスイス・ドイツ語。持参するもの：寝袋、登山靴、作業着、手袋、防寒着、レインコート。
春から秋にかけては、ソーラーパネルでお湯を作るため、組合はソーラーパネルワークショップも開催。冬はセントラルヒーティングで、協同組合所有の薪を燃やして熱エネルギーを生産。水は、公共の水道網のほか、協同組合が所有する土地にある井戸から供給。現在、7人とティーンエイジャー1人がここで暮らし、自分たちのアイデアや夢を実現しようとしている

主催者・支援機関詳細

国際NGO、SCIのスイス支部。1924年設立、フランスに次いで2番目に古い支部。大部分が山地のオルタナティブ／農業共同体で開催。仕事はハードで生活は質素。中長期ボランティアも昔から盛んに企画。ワークや運営の質が、多くのボランティアから高く評価されています！