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更新日:2022/06/12
関東中高まなびプロジェクト
NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)この募集の受入法人「NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)」をフォローして、
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基本情報
都内提携校2校において中高生に向け授業実践を行なっています。全ての人が、生徒とふれあい、学び合える「開かれた教室」で、五教科の学習や受験のための学習に限らない「拓かれた学び」を目指しています。
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
NPO法人ROJEの年会費としていただいております。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:頻度は相談可 火曜19:00~21:00(よのなか科) |
注目ポイント |
|
募集対象 |
大学生・大学院生 |
募集人数 |
15名 |
募集詳細
活動概要
中高まなびプロジェクトでは、都内提携校2校において中高生に向け授業実践を行なっています。コンセプトは「開かれた教室で学びが拓かれている未来」。
全ての人が、生徒とふれあい、学び合える「開かれた教室」で、五教科の学習や受験のための学習に限らない「拓かれた学び」を目指しています。
活動背景
「生徒が社会とつながるきっかけをつくる」
普通に学校に通っていると、生徒が学校外にいる人たちとの学びを意識することは中々ありません。しかし学校が社会の要素の一部である以上、生徒が社会で生きる様々な人と学び合うことが可能なはずです。地域、市民団体、企業・・・。
私たち大学生と学び合うことが、生徒がそういった人と学び合うきっかけとなることを願っています。
「生徒と学び合うパートナーになる」
私たちの活動コンセプトは、「開かれた教室で拓かれた学び」。普段は生徒と先生だけでの学びの空間に、私たち大学生をはじめ、地域の人々や企業などが入ることで社会に開かれた教室を、そして深い学びを実現することを目指しています。それは、「生徒と学び合うパートナー」になれることだと考えています。
私たち大学生は大人でも子どもでもない、「生徒と学び合うパートナー」という立ち位置から、生徒たちを支えることができます。
活動内容
先生方から複数コマをいただき、大学生が授業実践を行います。私たちの授業は「対話」に重きを置いており、知識を提供するのではなく、課題に対して大学生も一緒に取り組んでいます。
〇私立聖学院中学校・高等学校での活動
高校2年生を対象に、幅広い実践を行っています。
・「実演販売」をテーマとしてものの価値観を捉え直し、ものの魅力を世間に発信できるようなプレゼンテーションを生かした授業
・「交通安全」をテーマとして高校の最寄り駅周辺でのフィールドワーク、班ごとの発表を行うなど、課題解決型学習をメインとした授業
・井伏鱒二『山椒魚』を題材とし、対話を通して生徒同士で学ぶ現代文の授業
・理科の自由研究テーマ決めのためのワークショップ
・高校生が模擬ラジオを作成し発表する過程で、声だけで相手に興味を抱かせる方法を学ぶ授業
〇私立佼成学園中学校での活動
中学3年生を対象に、自己探求をテーマとした実践を行っています。
・自己探究ワークを通して、生徒が自分を見つめ直すことができる授業
・他者との意見交換や価値観の共有を通して、お互いの個性の差異を認め受け入れるきっかけになる授業
・自分と他者を見つめ直すことで、他人や世間の目を気にせず、自分なりの意見・興味を持てるようになる授業
〇宝仙学園 理数インターでの活動
まだ具体的な活動はしていないが、授業サポートや授業実践などを行っていきたいと考えている。(新規開拓校)
連携団体
私立聖学院中学校・高等学校
私立佼成学園中学校
東京都立白鴎中学校
宝仙学園 理数インター
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
Mさん(早稲田大学 大学院教育学研究科 学校教育専攻1年)
☆中高まなびプロジェクト(まなぷろ)での活動を決めた理由
大学1年生の時、サークルなどに入っていなくて、とりあえず何か団体に所属したいと思っていました。団体の内容はよくわからなかったけど、とにかく教育に関わる活動ができそうだと思い、教員志望だったので、とりあえず様子を見てみようと思って2年生からROJEに入りました。「直接生徒と関わりたい」「自分がやったことを目に見える相手に届けたい」という気持ちがあり、自分たちで授業をつくり、実際に現場に入って授業ができるまなぷろに入りました。
☆ミーティングでの議論をまとめあげること
佼成学園に出向いて中学生に授業を行うよのなか科の活動では、自己探究という難しいテーマで授業を行います。そのため授業づくりの打ち合わせで、大学生の議論が迷宮入りすることが多くあります。そのようなミーティングにおいて、話の内容を整理し、まとめあげていくことはとても骨が折れますが、学びの多い経験でした。
☆生徒の成長を実感する場面
よのなか科の授業で、生徒たちどうしの対話のレベルが10回の授業を通して格段と上がっていっていることを間近で実感できました。ある問いに対する自分の考えやその理由、他の人がどう思うかなどについて、「こう思う」「いや、でもこうかもしれない」「ああたしかに、でもやっぱこうなんじゃないか」と生徒たちなりに試行錯誤して一生懸命考えるような素地を作れたのかな、と思いました。よのなか科の授業が少しでも役に立ったのかなと思い、素直に嬉しかったです。
☆現場の先生の声を直接聞くことができる経験
聖学院の先生方の教育に対する考え方などをきくととても参考になります。特に、とにかく授業を通して社会とつながろうとする姿勢がすごいと感じます。社会と学校をつなぐことで生徒が学校外の世界を知り、かつ、学びのモチベーションを高めていることを実感するし、先生方のアンテナの張り方、行動力は教員志望の身として非常に勉強させられます。
実際、ROJEが作った「ガチャガチャのカプセルの面白い使い方を考えて実演販売のように魅力的に売ろう!」という授業にも、「レジェンド松下(日本一有名な実演販売士)呼んじゃおう!」と声を掛けてくださったことで実際に授業にゲストとして呼ぶことができました。そのおかげで授業をつくるうえで社会とつながることを意識するようになり、さらにこの授業で生徒が考えたガチャガチャのカプセルの面白い使い方を業者に提案しよう、という発想にまでつながりました。
☆新入生へのメッセージ
教育実習でもないのに学校現場に入って授業をする経験、そのために授業を作る経験はなか普通の教育系サークル・団体では得られないと思います。
まなぷろは「授業」にこだわりをもっているメンバーばかりなので、授業を作る姿勢、もっと広く言えば教育者として生徒と関わる姿勢のヒントやモデルを得ることができると思います!
雰囲気 |
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法人情報
代表者 |
隂山英男 |
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設立年 |
2005年 |
法人格 |
NPO法人 |
日本教育再興連盟(ROJE)の法人活動理念
「教育で未来をつくる」を行動理念とし、学生と社会人が、立場や年齢を超えてつながり子ども・教員・学校・保護者が抱える価値の創造に挑み続けます。
日本教育再興連盟(ROJE)の法人活動内容
ROJEは、全国の大学生と社会人が協働して教育現場を支えて様々な教育課題を解決していくことをめざし、2005年に発足しました。
現在は、東京・京都・福島・金沢にそれぞれ事務所を設置し、時代の変化を捉えながらニーズに合わせた活動を続けています。
小中学校に大学生をボランティアとして派遣する事業や、教員向けウェブサイトの運営、地震や豪雨などで被災した地域の子どもたちの居場所支援など、活動の対象は多岐にわたりますが、「教育で未来をつくる」を行動理念に、私たちにできることを積み重ねています。
ROJEについてもっと知りたいという方は、「NPO ROJE」で検索して団体HPをご参照ください。
活動実績
団体設立
2005年
NPO法人への法人化
2007年02月
「学校ボランティアプロジェクト」事業化
2007年07月
小学校に大学生を派遣し、現場の人手不足解消に寄与する事業
関西支部設立
2008年03月
「EDUPEDIA」サイト開設
2009年04月
全国の優れた教育実践や教材案などをまとめた教員向けWEBサイトの運営事業
「中高まなびプロジェクト」発足
2012年
中高生に向けて、大学生が企画考案した探求型の出張授業を届ける事業
「つぼみプロジェクト」事業化
2014年09月
東日本大震災で被災した福島県南相馬市の子どもたちに向けたキャリア教育事業。
震災直後からの支援を経て、2014年に事業化。
東京キワニスクラブ 青少年教育賞 最優秀賞 受賞
2016年09月
防災ワーキンググループ(現:災害と教育事業部)を設置
2018年04月
「わたげプロジェクト」発足
2019年04月
防災教育の普及に取り組む事業
「オンライン支援Peer」発足
2020年
コロナ禍の休校時の子どもの学習支援及び経済的に困窮する大学生への経済支援事業
「ギフテッドプロジェクトsprinG」発足
2022年04月
ギフテッド傾向があり学校に馴染みづらさを感じている子どもとその保護者に向けた居場所支援事業
「みんなの教育シンクネットワーク Edu Lab」設立
2023年03月
東京学芸大学と連携した教育課題に関する研究を進めるシンクネット事業
令和6年能登半島地震の被災地における緊急子ども支援活動を開始
2024年01月
震災発生直後から、子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりに取り組んでいる。