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更新日:2024/03/10
【全国どこからでも参加可】あなたが撮った「海や川のプラごみ写真」を送ってください
一般社団法人オーシャンスイープ協会基本情報
全国どこからでも参加できる、オンライン募集のオーシャンプラスチック(海洋プラごみ)を減らしていくためのボランティア活動です。地元の川や海に流出したプラごみの写真を撮って送ってください。
活動テーマ | |
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活動場所 |
全国どこからでも、ご自身の場所でご参加いただけます。 |
必要経費 |
無料 お支払いできる経費や報酬はありません。 |
活動日程 |
随時活動(活動期間:応相談) 港や海岸に行ったときに随時撮影していただけばOKですので、 |
募集対象 |
地元の海岸、港、海につながる河川の写真を、安全面・近隣住民の方々との関係などについて自己責任で撮影し、著作権・肖像権など他者の権利を侵害しないよう自ら撮影した写真を無償で提供していただける方。また、ご応募いただく写真は、第三者の著作権や肖像権等の諸権利に抵触しないものに限定します。 |
注目ポイント |
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対象身分/年齢 | |
関連スキル | |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
海のプラごみを減らそう!
拾った後の処分費用の負担が大きすぎて、地方自治体も漁師さんも本格的な回収に手を出せずにいますが、プラスチックの使用量が年々増えるに従って、不法投棄や災害によって陸から海に流れ出る海洋プラごみ量も急増し続けており、今や世界で年間800万トンも流出しています。
このままでは海ばかりではなく、地球全体の生態系も危ないと言われ、国連でも「持続可能な開発目標(SDGs)No.14」として取り上げられるほどに状況は悪化してしまいました。そして、流出は今も加速しています。
オーシャンスイープ協会は、プラごみ流出の現状を写真で社会に共有し、海からプラごみを回収する処分チェーンを社会実装すること、プラスチック4Rの推進で海のプラごみを減少させます。それによってマイクロプラスチック汚染から海洋生物と海産物の安全を守る一般社団法人です。
2018年、海ごみの3分の2が街由来だということ、処分費用は海で働く人たちと海岸市区町村だけが負担させられている状況だと知ったとき、私たちも陸で生きる者として、問題解決に向けて活動をしなければならないと感じました。現場の実態を伝えるため、ご協力ください
わたしたちの活動は、海洋プラごみ問題の解決・改善を進めていこうとするものです。
全国各地の海、港、河川にどれぐらいのプラスチックごみが漂流しているのか、統計的な数字だけではなく、現場の実態をよりリアリティあるビジュアルでも伝えたいと考えております。
そこで、皆様にご協力をお願いしたく存じます。
海岸や港や川に立ち寄られた際、プラごみが海や川に流出したり溜まったりしている写真や動画を撮影し、私たちにお送りください。いただいた写真は、今後たくさんの方が海洋プラごみ問題に関心を持っていただくための発信や、行政へ現状を伝える提案書・申告書等に、使わせていただく予定です。
ボランティア募集の主旨
わたしたちは、海洋プラごみを減らそうと活動している団体です。特に、海に漂流しているプラごみは陸上からは拾うことができないため、継続的に拾えるのは海で働く漁業者などの皆さんなので、彼らの回収活動の負担を減らし、支えるしくみを社会に実装していくことを目標としています。
今回の写真ボランティア募集もその活動の一環として、全国各地の海、港、河川にどれぐらいのプラスチックごみが漂流しているのか、統計的な数字だけではなくリアリティあるビジュアルによって現場の実態を伝え、今後たくさんの方が海洋プラごみ問題に関心を持っていただくことを通じて漁業者の皆さんの活動を支援する環を拡げたり、行政に対策を立てていただくための申請等に使わせていただく現場写真のご提供をお願いするものです。
ビーチクリーンアップなどの直接的なごみ回収活動とは違いますが、並行して当社団の写真ボランティアにもご参加いただけると幸いです。
参加日時
「いつ撮る」という時間的な制約や期限を設けておりませんので、お近くに海がなくとも、海や港や川に流出してしまったプラスチックごみを見かけたら、写真や動画を撮影していただき、メールに添付してお送りいただけると幸いです。
写真の送信先
ボランティア募集なので撮影にかかる経費や報酬等をお支払いすることはできませんが、主旨に賛同して無償提供していただけることをご同意いただけるなら、ご登録後にメールでお知らせする写真登録先アドレス宛に送信してください。
送信メールの記載事項
プラごみ流出マップに記載するにあたり下記を教えてください。
・撮影した場所(地図にプロットできるぐらいの、おおよその住所等)
・海岸や川の名称
・撮影日
・マップにお名前の記載は実名で大丈夫か(匿名やニックネームでもかまいません)
写真のサイズと枚数
・画素数は最低でも横640ピクセル×縦480ピクセルより大きな画素数で撮影してください。
・プラごみをわかりやすくするため画像を明るくしたりトリミングさせていただく場合があります。
・お送りいただく写真は1つの撮影日・撮影カ所につき、10枚までとしてください。
活動証明書
活動証明書が必要な場合は、お写真をお送りいただいた後に発行致しますので、お写真を送信していただく際に改めてリクエストしてください。
なお、活動証明書は実名記載となりますので、ニックネーム等でactivoにご登録された方は実名をお知らせください。
第三者の権利保護
ご応募いただく写真は、第三者の著作権や肖像権等の諸権利に抵触しないものに限定します。
写真の使途
写真や動画の使い方としましては、下記を想定しています。ただし、海洋プラごみ問題の解決・改善という目的に合致する場合には使い方を予告なく追加することがあるかもしれません。
・行政等に提出する書類の中で、海ごみの現状を伝えるための説明文の補足として
・Google Mapの機能を使った「プラごみ流出マップ」等で海・川・港のプラごみ分布マップに掲載
・社団HPや公式SNSやYoutubeチャンネル等で流出プラごみの状況を伝える記事の補足として
※「プラごみ流出マップ」は、当社団ホームページにあるリンクからご覧ください。
SNSのお願い
当協会の公式SNSに「いいね!」や「フォロー」をお願いします。
また、ご自身のtwitterやfacebookなどのSNSに活動を掲載されるなら、「いいね!」致しますので、アカウントを教えてください。
複数回参加
activoサイトへの参加登録は一度だけ申し込んでいただけばOKです。以後は何度でも、activoサイトに再登録することなく直接に写真送付先メールアドレスに送信してご参加いただけます。
撮影時の注意
毎年水難事故のニュースが流れるとおり、流れのある海や川は十分に注意を払うべき怖いものです。当社団では事故やトラブル等の責任は負いかねますので、自己責任の範疇で安全確保に十分な注意をして撮影してください。
・水流に巻き込まれない(特に、川の激流や深淵、海岸の離岸流は危険です!)
・けがをしない(特に、鋭利な金属ごみや注射針は危険です!ごみ拾いもされる場合は手袋やトングを使って安全に)
・毒をもった生物(たとえばカツオノエボシが海岸に打ち上げられていることもありますが、猛毒を持っていて死体でも刺胞を触ると危険です)
また、砂浜にあるビーチサンダルやモノが入ったレジ袋などは、海水浴やサーフィン等のマリンスポーツを楽しんでいる人たちの荷物かもしれません。判断がつかないものは手を触れないようにしましょう。
応募の流れ
①フォームより応募いただく
↓
②ご応募いただいた方に、当社団よりメールをお送りいたします
↓
③主旨に賛同いただけたら、
撮影日、撮影した場所の名称(○○県××川など)、Google Mapでピンを設定するため撮影場所のおおよその住所を、写真とともにメール返信でお送りいただく
(写真をご送付いただいた場合は、主旨や募集要項の記載事項にご同意いただいたものとして扱わせていただきます)
※撮影サイズは640×480ピクセル以上の解像度で、横長の写真が推奨です。
※匿名表記や活動証明書を希望の方は、お写真を送っていただく際にリクエストしてください。
※ご応募いただく写真は、第三者の著作権や肖像権等の諸権利に抵触しないものに限定します。
体験談・雰囲気
特徴 | |
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雰囲気 |
法人情報
代表者 |
理事長 山本知子 |
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設立年 |
2021年 |
法人格 |
一般社団法人 |
オーシャンスイープ協会の法人活動理念
活動理念と活動を始めた背景
●わたしたちのスローガン
ぼくらの海をプラ汚染から守ろう!
●わたしたちのプロポジション(パーパス)
オーシャンスイープ協会は「ぼくらの海をプラ汚染から守ろう!」というスローガンの『オーシャンリボン活動』を推進する一般社団法人です。
オーシャンリボン活動は、プラごみ流出の現状を写真で社会に共有し、海からプラごみを回収・処分するしくみ『オーシャンスイープチェーン』を社会実装すること、プラごみの発生抑制に取り組む人を増やすことで、マイクロプラスチック汚染から海洋生物と海産物の安全を守ります。
●活動を始めた背景
日常的に海のプラごみを拾ってこれるのは海で働く職業人だけです。しかし、操業中に拾ったごみは海洋投棄規制条約(ロンドン条約)によって拾った漁業者が処分責任を負うことになっており、現状は金銭的な援助はないので全額自費負担です。それでも海を汚したくない一部の漁師さんは、海に捨てられているプラスチックごみを積極的に拾っていますが、陸から海へ流出するプラごみの量は多く、とても漁業者の善意だけでは負担しきれません。また、海ごみは塩分や水分の他に多くの木くずが混じった混合廃棄物で処分費用が高いため、「漂着ごみ」の処分費用を負担している海岸沿いの地方自治体も「漂流ごみ」までは公共事業化できずにいます。
一方、生分解性であってもプラスチックは海中ではほとんど分解はされないので、人間が能動的に回収しなければ海のプラごみは増える一方です。また、海に漂流して時間が経てばプラスチックは海底に沈んだり、紫外線や波によって砕かれてマイクロプラスチック(5ミリ以下の小片)になって回収が難しくなり、極小のマイクロプラスチックは海産物を通じて人の体内にも入ってきます。プラスチックはPOPs(残留性有機汚染物質)を吸着する性質があり、マイクロプラスチックは健康被害の原因と言われています(オランダのアムステルダム自由大学の研究チームによると被験者の77%から血中マイクロプラスチックが検出されました)。海洋生物と海産物の安全を守るためには、このまま何もせずに放置することはできないと考えました。
海洋プラごみ問題とは
●海のプラごみ増加が私たちの健康も脅かしている
プラスチックの分子構造はとても安定していて、紫外線や波によってサイズが小さくなっても分解されているわけではありません。そして、海に漂流するプラスチックは『POPs(残留性有機汚染物質)』と総称される有害物質等を吸着する性質があるため、小さくなったマイクロプラスチックを小魚などの小さな動物が食べ、それを食べる大きな生物の身体にPOPsが濃縮されて蓄積されていきます。この食物連鎖により海洋生物の健康被害が懸念されていますが、食物連鎖の最上位にいるのが私たち人類なので、私たちの健康も危険にさらされています。
POPsは、ヒトのホルモンと構造の一部が似た形をもつ化学物質であることから『環境ホルモン』とも呼ばれ、環境省がリストアップしただけでも70種類あります。環境ホルモンは、本来はホルモンと結合することで信号を受け取る受容体(レセプター)という器官にあたかも本物のホルモンのよに結合してしまうため、ホルモンのバランスが崩れ、身体の健康を保つ働きが弱まって生殖機能や甲状腺機能などに重大な影響を及ぼすと言われています。また、性別や年齢によって受ける影響には特徴があります。
アムステルダム自由大学(オランダ)の研究者らが2022年3月に発表したレポートでは、健康なボランティア22人から提供を受けた血液サンプルを調べたところ、17人(77%)の血液からマイクロプラスチックが検出されたという結果が発表されました。
また、健康被害が懸念される環境ホルモンの濃度は、海水に比べてマイクロプラスチックから検出される量は10万~100万倍の汚染濃度といわれます。汚染物質を吸着したマイクロプラスチックが魚介類や海鳥の消化器官から検出されています。その汚染物質は生物の脂肪に移行し生物濃縮として蓄積されています。
>懸念されているPOPsによる健康被害
○女性の場合<乳がん・子宮内膜症の増加
プラスチックから溶け出したノニルフェノールによって乳がん細胞が増殖してしまう。
○男性の場合<生殖機能低下
精子数の減少・精子の濃度低下してしまう。
○胎児の場合<発育異常・知能への影響
発育初期に大きく関係するため、水中に残留したPCB(ポリ塩化ビフェニル)は知能発達への影響がある。POPsの蓄積を気にせずに、おいしい魚を安心して食べられる未来のためにも、プラごみを海に放置してはいけません。
●日本近海のマイクロプラスチック濃度は全海洋平均の27倍!
環境省からの委託で九州大学の磯辺篤彦教授たちの研究チームが2014年~2016年の間に実施したマイクロプラスチックの実態調査によると、プラごみ流出量が多い国の周辺から黒潮が流れてくる日本の周辺海域はマイクロプラスチック量が多く、世界中の海の平均値に比べて27倍も含まれていました。
世界各国のプラスチック海洋投棄レベルの比較
●2030年に3倍、2060年には4倍!放置は現状維持ではない
プラスチックの使用量が年々増えるに従って不法投棄も増え、陸から海に流れ出る海洋プラごみ量は急増しており、今や世界で年間800万トンも流出しています(環境白書およびWWFジャパンのサイトより)。さらに年間1,000万トン~1,200万トン流出しているという推計もあります(IDEAS FOR GOODサイト)。
現状のままだと日本周辺や北太平洋中心部の海域では2030年までに海洋上層での重量濃度が2016年比で約2倍になり、2060年までには約4倍となると予測(九州大学・礒辺研究室サイト)されている状況ですから、何もしないことは現状維持ではなく悪化していくことです。このままでは海ばかりではなく、地球全体の生態系も危ないと言われ、国連でも「持続可能な開発目標(SDGs)No.14」として取り上げられるほどに状況は悪化してしまいました。そして、流出は今も加速し2050年には今の4倍になると予測(WWFジャパンサイトより)されています。流出する量より減る量を多くするための、具体的なアクションが必要です。
九州大・磯辺研究室グループによる太平洋マイクロプラ浮遊量の50年予測(出典:礒辺研究室サイト)●海洋プラごみの半分以上が家庭ごみ、誰もが他人事ではない
たとえば、屋外のごみ箱からこぼれ落ちたペットボトルは風や雨に流されて川に流れてしまうことなどがフィールド調査で指摘されています。
消費者のひとり一人が、海洋プラごみの原因になるような生活習慣がないか自己確認して、改善すべきところを改善していくことで、川や用水路を通じて海に流れてしまうプラごみも減らしていくことができます。調査によると海洋プラごみのうち51%が家庭ごみ、34%が漁業ごみ、15%が農業や工業からのごみです。海ごみの半分以上が街由来の生活ごみなのに、処分費用は海で働く人たちと海岸市区町村だけが負担させられている状況です。特に内陸部では海が身近でないため認識が薄いと言わざるを得ません。
また、きちんと分別して捨てているつもりでもマイクロプラスチックが流出する経路はたくさんあります。プラごみは処分工程で破砕されマイクロプラスチックが発生しますが、破砕後に洗浄すると水を排水する際にフィルタを透過していしまい、その量は侮れません。カナダの海洋フロンティアインスティテュート(OFI)のマイクロプラスチック研究者で、ピレネーの泥炭地の調査を担当したスティーヴ・アレン氏ら科学者チームが2023年5月に発表した報告によると、米国の調査例では1つのリサイクル施設から年間300万ポンド(1360トン)のマイクロプラがフィルタで除去できずに流出していたとのことです。
海洋プラごを減らしていく解決策
●プラごみを無償で引き取り、海で拾う作業を活性化する
海ごみを減らしたいというのは海で働く人たちとっても切実な願いです。でも、拾った人が処分費用を全て負担する現在の社会構造では、とても個人や小さな市区町村では負担しきれません。
継続的に海のプラごみを拾える人は海で働く職業人にしかできませんが、もしも漁師の皆さんが回収してきたプラごみを無償で引き取れるようにできれば拾い続けることができるので、現実的に海のプラごみを減らしていける道が開きます。
●処分コストを圧縮していく
上記の社会構造の問題が今まで解決できなかった主な理由は、海ごみは塩分や木くずや水分が含まれているために混合廃棄物に分類され処分費用が高いという問題が未解決だったからです。
できるだけ早く海のプラごみの回収を進めるために、先ずは漁業者の自己負担状態を解消していくこと(上記1の取組み)から進めていきますが、高コスト構造のまま海ごみの回収処分を拡大するのでは費用が膨らみ続けてしまいます。分別や塩抜きをせずに熱分解や再資源化ができる技術や設備を持つ処分施設と提携して処分コストを圧縮していきます。
さらに、その処分チェーンの終端が廃棄ではなく資源として再利用するサーキュラーエコノミー化できれば処分チェーンは資源のサプライチェーンになります。究極的にはその実現をめざします。
●プラごみ流出の原因になる生活習慣をみんなで変えていく
現在はプラごみの流出量が回収量よりも多いという、まるで赤字会計のような状態で持続性がありません。現代に生きる私たちは、海にプラごみが流出しない生活習慣を身につける必があります。たとえば、できるだけプラスチックを使わないとか、使うときはリサイクルしやすい単一素材のものを選ぶとか、再資源化できる処分方法を選ぶなどサーキュラーエコノミーに合致した習慣です。
それは、利便性を求めて行き着いた直線型経済(リニアエコノミー)を覆していくことですから、我慢を受け容れることでもあり、現状の危うさが一般認知されなければ実現できません。
わたしたちのミッション
●プラごみ流出マップで現状を社会に共有
海ごみに関心が薄い内陸部でも水路や川を通じて海に流出してしまうので海洋プラごみの原因になっています。そこで、一人でも多くの人に海洋プラごみ問題に関心をもっていただくため、地元の川や海岸、港に流出したプラごみを撮影して提供していただく方を募集しています。海や川で撮影した流出プラごみの写真や動画を送っていただき、当社団が運営している「プラごみ流出マップ」に掲載して一般公開しています。このサイトで募集している写真ボランティアが、まさにこの活動であり、2023年2月13日に広島で開催された「プラスチック・スマートシンポジウム2023」では、環境省から令和4年度プラスチック・スマート優良事例アワードの年間最優秀事例賞を授与されました。
●海洋プラごみ処分チェーンを社旗実装
持続可能であり、全国各地で再現可能な 流出プラごみを減らしていく『海洋プラごみ処分チェーン』が社会実装されるよう活動しています。
まずは海でプラごみを拾ってくる漁業者の負担を減らし、積極的に拾うことができるよう「海のプラごみの無償引取り」から推進し、回収活動を進めながらプラごみを予分別や塩抜き工程なしで分解または再資源化できる技術・設備を探してコスト圧縮を図ります。また、いつの日か全国2780ヶ所あるという漁港すべてが『海洋プラごみ処分チェーン』につながっている状態をめざします。
●「プラスチック4R」の推進
活動実績
IPCCの1.5度特別報告書による衝撃を受けて活動開始
2018年10月20日
国連機関IPCCによって発表された「1.5度特別報告書」による衝撃で何かするべきと活動を開始。CO2問題も意義深いと思いましたが、まだ因果関係が証明されていないところがあるので、ハッキリ目に見えて人類の悪影響を受けている海のプラスチックごみ問題にフォーカスして情報収集から進めました。
一般社団法人を設立
2021年02月22日
海についての知見をもつ大学や行政、漁業関連従事者等にヒアリングを経て一般社団法人を設立しました。
写真ボランティア募集開始
2021年09月23日
身近な海や川に流出したプラごみを撮影した写真を当社団に提供していただく「写真ボランティア」の募集を開始し、応募いただいた写真・動画は『プラごみ流出マップ』や、facebook、twitter、Youtubeチャンネルで公開しています。
電子書籍を上梓
2021年12月14日
海洋プラごみ問題を解説した電子書籍『海のプラごみを回収できない本当の理由』(著者:白野圭俊)を電子書籍としてAmazon Kindle Booksに上梓しました。
環境省から表彰
2023年02月13日
写真ボランティアの皆さんのご協力により、プラスチック・スマートシンポジウム2023の『プラスチック・スマート優良事例アワード』において、「広める」部門の最優秀事例として表彰されました。この賞は、写真ボランティアにご参加いただいた皆さまお一人お一人が表彰されたものを、当社団が代表して受賞させていただいたものです。