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更新日:2019/12/21

18歳の進路選択-高卒就労の課題とこれから-

認定NPO法人D×P
  • 開催場所

    天満橋駅 徒歩3分 [大阪市中央区天満橋京町ファラン天満橋33号室]

  • 必要経費

    無料

  • 募集対象

    社会人 / 大学生・専門学生

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基本情報

D×Pが出会う通信制・定時制高校の高校生の『進路選択・就労の課題』をテーマに、お話します。様々な視点からこれからの高卒生の進路選択のカタチについて掘り下げて考えてみませんか?

活動テーマ
開催場所
必要経費

無料

注目ポイント
  • 高卒就労の仕組み、課題を知る
  • NPO法人と学校と、そして企業との進路・就職サポートの連携方法
  • 進路を考える段階でつまづいている高校生にどんな声をかけるのか?具体的なサポート方法
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生
  • 高校生
  • 小中学生
  • シニア
  • 募集詳細

    高卒生の就職率は、98.1%。しかし、新規高卒就職者の約4割が、3年以内に仕事を辞めてしまいます。

    通信制・定時制高校の高校生をサポートするNPO法人D×P(ディーピー)が出会う定時制高校生も約6割ほどが就職希望届を出しているにもかかわらず、実際の進路は就職者は4割にとどまっています。

    12月、D×Pが関わる高校生からはこんな声が聞こえてきます。

    「周囲の生徒は進路が決まり始めてるけど、自分は内定がもらえていない」
    「行きたい分野はあるけど求人事体がない」
    「卒業自体が危うい。進路を考える余裕がない」

    このような具体的な声は、危機感が募って初めて表面化してきます。早期に離職してしまう高卒生や就職希望届を出したけれど、就職しなかった2割の高校生のなかには、就活を始める前にも様々な課題を抱えていたのではないかと感じています。

    進路についての悩みを打ち明ける高校生のなかには、環境やきっかけがあれば社会で活躍していけそうな生徒もとても多いです。

    D×Pでは年間通して学校へ出向き、授業や居場所で高校生と関係性をつくり、一人一人のニーズを拾っています。希望やニーズに合わせて、卒業後の進路選択のきっかけとなる職業体験の機会につなげています。

    今回は、高校生の『進路選択・就労の課題』をテーマに、D×Pと学校との進路・就職サポートの連携について、進路を考える段階でつまづいている高校生にどんな声をかけるのか?など具体的な事例を高校現場に出向き進路サポートをしている職員の小薗(こぞの)からお話します。

    高校生の早期離職に課題を感じる採用担当の方、学校や教育関係で進路サポートについてお悩みの方、様々な視点からこれからの高卒生の進路選択のカタチについて掘り下げて考えていきたいと思います。ぜひ、お越しください!


    ----団体概要---


    認定NPO法人D×P(ディーピー)は、通信・定時制高校の高校生に「つながる場」と卒業後の「いきるシゴト」を共につくるNPOです。通信・定時制高校で、社会人と高校生が対話しつながりをつくる授業「クレッシェンド」や、いごこちのよい場所を高校のなかにつくる居場所事業「いごこちかふぇ」、卒業後も高校生がいきるシゴトをつくってゆくための進路・就職相談や機会提供を行なっています。2018年は、894名の高校生と通信制・定時制高校・LINE@を用いた進路・就職相談で出会いました。2012年から開始した7年の活動で関わった生徒は約4,000人になります。

    ----登壇者----


    今井 紀明(いまい のりあき)
    認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長。


    1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと、日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後、友人らに支えられ復帰。
    偶然、通信制高校の先生から通信制高校の生徒が抱える課題を知る。親や先生から否定された経験を持つ生徒たちと自身のバッシングされた経験が重なり、大阪の専門商社勤務を経て、2012年にNPO法人D×Pを設立。「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望がもてる社会」を目指している。通信・定時制高校に通う生きづらさを抱えた若者に、「つながる場」と「いきるシゴト」を届ける若者支援コミュニティをオフラインとオンラインで作っている。

    小薗 明日香(こぞの あすか)
    認定NPO法人D×P(ディーピー)生徒と社会をつなぐ事業部 職員


    1984年鹿児島生まれ。関西外国語大学英米語学科卒。アメリカとマレーシアへの二度の交換留学経験を通して、価値観の多様性と、知らず知らずに見逃されている人の魅力・可能性の存在を知る。大学卒業後は家具・インテリアショップの販売んを経て、途上国の可能性を伝えるアパレル企業の店長として6年勤務。その中で途上国よりも日本国内に対しての危機感が募り、当時の顧客であったD×P理事長今井との繋がりから、2016年よりD×Pに参画。現在は、夜間定時制高校にて食事提供を兼ねた居場所事業「いごこちかふぇ」の運営を担当。また卒業後の高校生の状況を見据え、地域とのつながり構築を模索中。



    ■日時
    2019年12月20日(金)
    開場18:45/開始19:00/終了20:30

    ■場所:認定NPO法人D×P 事務所
    大阪市中央区天満橋京町1-27ファラン天満橋11号室


    ■参加費:無料


    ■参加方法:activoよりお申し込みください!




    法人情報

    認定NPO法人D×P

    “10代をひとりにしない。”

    ※ 認定npo法人とは、所轄庁により公益性を認められており、一般のNPO法人にはない「税制優遇」が適用されています。

    代表者

    今井紀明

    設立年

    2010年

    法人格

    認定NPO法人

    団体の活動を支援しませんか? 支援方法を確認する

    D×Pの法人活動理念


    「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」


    これが、私たちDxPのビジョンです。
    その若者がどんな境遇にあったとしても、
    自分の未来に希望をもてるような社会の構造をつくること。

    "自分の未来に希望が持てる"とは、
    「自ら這い上がって立ち直れる」という意味ではなく
    「たくさんの人の手を借りながら、自分なりの一歩を踏み出せる」
    ことを意味しています。

    子どもも大人も、豊かな人とのつながりを持っていて、
    生きていくなかで嬉しいことも辛いこともありながらも
    「まあ、これからも大丈夫かもな。」と思えるような。

    それが、"自分の未来に希望を持てる"ということだと思っています。



    D×Pの法人活動内容


    若者がいきるセーフティネットをつくる

    D×Pは、既存のセーフティネットでは拾い上げられなかった10代と出会い社会につなげていく役割を果たします。
    生きづらさを抱えた10代が、この社会で生きて・活きることができる新しいセーフティネットをつくっていきたいと思っています。


    ◾︎ユキサキチャット事業

    「不登校や中退、困窮などいろいろある10代の進路・就職相談」

    ・LINE相談

    不登校や高校中退、引きこもり状態、困窮などの困難を抱えた10代がLINEで相談することができる窓口です。本人の望む状態を聞きながら、一緒にひとりひとりに合ったつながりと仕事を考えていきます。

    ・食糧支援、現金給付

    保護者に頼れず困窮する10代が、一時的に安心できる環境を整えるために食糧支援や現金給付を行ないます。ユキサキチャットでの継続した相談サポートと食糧や現金での支援を掛け合わせ、相談者が他にも頼れる先を増やしていきます。


    ◼︎街中アウトリーチ事業

    「繁華街に新しいセーフティネットをつくる」

    ・ユースセンター運営

    大阪ミナミには、家庭に居場所がない若者が集まる通称グリ下(グリコ看板の下)があります。そこから徒歩4分の場所にユースセンターを開設しました。週に2〜3回、午後4時から10時まで開館し、若者たちが安心してソファでくつろいだり台所で一緒に食事を作って食べたりすることができる施設です。ユースセンターには社会福祉士など資格を持つスタッフが関わり、本人から悩みや困りごとを聞いたときは、病院などさまざまな機関と連携し、サポートを行ないます。


    ◼︎クレッシェンド事業、居場所事業

    ・クレッシェンド事業

    「通信制・定時制高校のなかにつながる場をつくる」

    通信制・定時制高校で行っているD×Pの独自プログラム。高校生とD×Pのボランティア「コンポーザー」が対話する全4回の授業です。ひとりひとりに寄り添いながら関係性を築き、人と関わってよかったと思える経験をつくります。4回の継続した授業のなかで次第に人とのつながりを得て可能性がひろがるように、音楽用語でだんだん強くという意味のクレッシェンドと名付けました。
    総合的な学習の時間などの出席に関わる授業の枠組みで行なうことで、サポートを必要とする高校生にも出会いやすくなります。

    ・居場所事業

    「学校の中から、今と未來の居場所をつくる」

    週1回、安心できる居心地の良い空間を学校のなかにつくります。コンポーザー、地域の方、他団体のスタッフが訪れることもあり、高校生が定期的に様々な人とつながることができる場でもあります。スタッフは、日々の会話から困りごとを拾いサポートにつなげ、生徒が卒業した後も社会のなかに居場所がある状態を目指します。

    D×Pのボランティア募集

    D×Pの職員・バイト募集