生態系を守る事について一緒に学びながら、具体的な活動をしてみませんか？

活動に至るまでの経緯

現在、絶滅危惧種を筆頭とした野生動物の生息環境は、環境開発や発展途上国の進展に伴い世界的に著しく悪化しています。同様のことが日本でも起きており、生態系の悪化が深刻になってきています。日本には、数多くの固有種が生息していて、「生態系のホットスポット」と呼ばれるほど生物多様性に富んでいます。今日、環境に対する意識は変わりつつありますが、まだまだ一般的にはなっていません。私自身はツシマヤマネコの絶滅対策について大学院で研究しており、生き物が絶滅することの重大さを子供たちや大人に伝えていく必要があると思っています。

そこで、絶滅危惧種や生態系保護について考え・行動するグループを立ち上げ、より多くの人たちと一緒に活動をしていきたいと考えています。

今まで人間に数多くの恩恵を与えてくれた動物たちのために、次は私たちが行動を起こしていきましょう。

(既に別のチームで活動している仲間たちと)

どんな活動をするの？

現在は、活動を行っていくための中心メンバーを募っているという状況なので、具体的な活動はまだ行われていません。まずは、既に行われている生態系に関するボランティア活動や団体の活動に参加し、活動の分析などを行い、自分たちで新しい目標を設定するところから始めてみたいと思っています。そこから小ゴールをいくつか設定し、ステップアップしていける形で取り組んでいこうと考えています。例えば、各自が参加したボランティア活動やイベントなどの風景や動画をウェブ上にブログとして掲載し、生態系に関するボランティア活動の普及啓発を行ったり、生態系にとって重要な環境でもある里山でのスタディツアーなどを考えています。また、ツシマヤマネコが餌場にしている里山では、手入れがされていないことにより生態系の悪化がみられ、ツシマヤマネコが食べるものが減りやせ細ってきているという現象が確認されています。実際に里山の管理活動や農作業を行うことで、ツシマヤマネコの生活を守ることにも繋がると思います。また、そういった活動をウェブで発信することで、生態系に対する意識を広めていける活動もしていきたいです。

ただ具体的には皆で一緒に考えられればと思っていますので、上記に限らず皆で考えたアイデアを話し合い、チームとして取り組んでいきましょう。

今後の活動の流れ

まず、活動を行うにあたり５〜６人のチームで始められればと思っています。その後、メンバー間で情報交換を行いながら、それぞれが活動や情報収集で得た知識や今後の方向性などをメンバーで議論し、活動の基盤を作っていこうと考えています。2~3週に1回の頻度で情報交換や話し合いを行い、活動していきます。

主な活動内容

生態系保護に関する情報の収集・活動の参加など

新しい生態系を守るためのボランティア活動の企画・運営

応募の流れ

まずは、興味を持たれた場合、一度詳しいお話聞いていただいてから応募されるかを判断

していただきたいので、直接お話をするかスカイプなどのオンラインのどちらでも対応いたしますので、お気軽にご連絡ください。

企画者の思い

今では世界共通の課題でもある環境問題ですが、特に生態系へのアプローチは時間がかかるものだと思っています。問題は複雑ですぐに解決できるようなことではありませんが、私たち学生が立ち上がり、小さいことからでもアクションを起こしていくことが、手遅れにならないための取り組みだと思います。地球環境を良くしていくために、お互いに切磋琢磨しながら、一緒に成長していけるコミュニティにしたいです。