障がい者雇用のキャリアアップを図るための支援会のメンバー募集

募集の背景

　障害者雇用促進法の改正により障がい者雇用の機会は広がりました。企業は障害者雇用が義務付けられる一方で、

障がい者の雇用環境は事務、webデザイン、軽作業が多く　専門職のあっせんは少ないのが現状です。

　現状のジョブコーチ制度が知的障がい者の方のサポートに重点が置かれていることや障害者求人にある給与が

極めて低い実情から、支援に漏れてしまう軽度障がい者のキャリアアップを支援したいとの思いです。

現状の就労移行支援事業を利用する障がい者の満足度は決して高くありません
下記URLは埼玉県のアンケート結果ですが就労移行支援事業に満足でない方は約5割にも上ります。
これは実践的な就労支援というよりも軽作業（名刺作成、シュレッダー作業、コピー作業、
文書のpdf化作業など）が企業へのアピールにならない点があります。軽度障がい者は
障害を隠し就労される場合も少なくありません。

　当会の趣旨によく似た他の就労移行支援団体の作業内容は軽作業が多く、実務とかけ離れているのが

否めません。キャリアアップを図りたい障がい者のために、雇用相談や就職先を一緒に探したり、本人の気づかない特性

を調査し、新しい雇用情報をお手伝いしたり、休職中の精神衛生管理のために利用できる公共サービスの情報を

提供したいと考えています。その他にも一人では資格取得が困難な方へ資格取得に向けた勉強会など障がい者の

キャリアアップのための就労場所や就労のためのスキルアップできる場所を提供できる環境づくりをお手伝いしたいと

思っています。

目的

　 障がい者の雇用支援団体として、就労移行支援事業があります。ハローワーク、民間企業などと連携し

障がい者の就労を支援していくことを目的としています。効率の良い情報収集や教育訓練の提供、公共

サービスとの連携をスムーズにしていくためにNPO団体（就労支援事業団体）を当会から発足したいと

思っております。

　NPO団体として、障がい求人者のあっせんを効率よく行うため、実務に近い教育訓練の場の提供や

スキルアップのための場を提供したく思っています。障がい者の実績として企業に広く発信し、キャリア

アップを図りたい障がい者と企業とのマッチング機会を提供し、障がい者雇用を実現していくことを

目的としています。

　ex.　

　　実戦訓練として下記のようなサービスを検討中

　　IT関連（多種言語によるシステム開発

　　事務関連（行政機関の競争入札事業やNPO団体の事務作業による訓練

　　営業（ネットビジネス

活動内容

　・NPO団体立ち上げのための協議

　・障がい者のキャリアアップのための就労相談

　・求職者支援訓練認定事業の申請

　・その他情報交換会

　・ボランティアセンターにてボランティア登録し、下記の活動を予定

　　①就労訓練の場の提供（PCスキルの提供 総務・人事・経理スキルの提供）

　　②就労相談の支援

　　③ハローワークに行きづらい障がい者の付添い

　　④障がい者の特性から就職先のアドバイス