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更新日:2019/10/18
小学校での温暖化防止教育「こどもエコライフチャレンジ」ボランティア募集!
認定特定非営利活動法人 気候ネットワークこの募集の受入法人「認定特定非営利活動法人 気候ネットワーク」をフォローして、
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基本情報
小学校での出前授業のサポートをしていただきます。
活動テーマ | |
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活動場所 |
京都市内の公立小学校に出向いて活動を行います。 |
必要経費 |
無料 活動に参加される際には、交通費(片道上限1000円まで)を支給します。 |
活動日 |
期間は相談可 主に5月から7月、9月から12月、1月中旬から2月末の期間に、学校で授業を行います。期間中はほぼ毎日授業がありますので、自分の都合に合わせて参加日を選ぶことができます。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
温暖化や環境問題に興味のある方。子どもと関わるのが好きな方。 |
特徴 |
募集詳細
未来のための人材養成
地球温暖化防止のためには、分野ごとの対策を講じると同時に、将来世代の担い手となる人材の養成を進めていくことも重要です。環境教育の温暖化防止分野においては、温暖化に関する知識だけでなく、参加者が主体的に学習に参加することで、次のステップである温暖化防止のための実践行動へと移行していくためのきっかけづくりになることが望まれます。
こどもエコライフチャレンジとは
地球温暖化防止・環境教育の「こどもエコライフチャレンジ」は、気候ネットワークと京都青年会議所との協働事業として、2005年度1校(常磐野小学校)から始まりました。その後徐々に実施校数を拡大していき、現在は京都市(環境政策局地球温暖化対策室)の主催事業として教育委員会の協力の下で、2010年度から、京都市立の小学校で、全校実施をしています。2018年度末までの参加児童数は延10万人以上にのぼります。
ボランティアの意義と参加状況
2007年度から京都市の事業として新たなスタートをきった「こどもエコライフチャレンジ」事業は、2010年度からは全校実施という全国でも珍しい規模を達成しました。市民、行政、NPO、企業が一体となって将来の人材を養成していく上でも、多様なボランティア(京都市とその近郊に住む方々)の参加はこどもエコライフチャレンジ事業の一つの特徴となっています。
現在、登録ボランティアの数は約60名に上ります(2018年3月現在)。一般市民の方、大学生、京エコロジーセンターでエコメイト・エコサポーターとしてご活躍をされている方、京都府地球温暖化防止活動推進員、企業ボランティアなど多様な主体がボランティアとして学習会に参加されています。
当日のボランティアの主な役割
・必要に応じて机や椅子を動かすなど、会場設営を行います。
・話に集中できない児童への声かけ等の支援を行います。
(ただし、声かけしても聞かない児童への対応は、担任の先生や学年の先生の判断にお任せしています。)
・クイズでの回答パネルの提示や、インタビュー時などに、必要に応じて児童からの発言を促す様な声かけを行います。
・学習会でのワークブックの配布、また話者がワークブックの説明をする際の補助等を行います。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
こどもエコライフチャレンジには多くのボランティアが参加しています。
活動に参加したボランティアの声を紹介します。
Aさんの体験談
大学・大学院生の頃にこどもエコライフチャレンジに参加しました。ボランティア活動を通じて得たものは、人とのつながりと他者から学ぶ力です。正解がない中で、他のスタッフの素敵な取り組みや工夫を学び合い、自分に生かすことができました。また、子どもの力は無限大で全く同じ授業ではなく、いつもパワーをもらいます。子どもを信じ、彼らの学びが一番深くなるようにと常に考えて臨機応変に行動することで、自分の成長にも繋がりました。
京都から九州に引っ越した後は、熊本・久留米市などで同様の取り組みをしようとしている人たちと出会い、離れた地域でも即戦力として活動を続けています。このボランティア活動で得た人脈、気候変動について学んだ知識、子ども達の前に立って挑戦し続けるスキルが今も役立っています。
Bさんの体験談
私が大学時代に経験したこのボランティア活動で学んだことは、特に人前での話し方・振る舞い方や、色々な立場の方とのかかわり方です。学生の間に小学校で活動できる機会は多くない中で、小学生の前で環境授業をすることはとても貴重な経験であり、教育現場の一片を知ることができました。ですから、教師を目指すかたにとっても良い経験になるのではないかと思います。スタッフやボランティアをはじめとする様々な世代・立場の方との交流があり、社会人としての振る舞いやビジネスマナーなども学ぶことができる貴重な経験でした。
活動中、私が特に心がけていたことは、聞く人の関心を高めつつ上手く話すことで「聞いてもらえるプレゼン」になるように様々な工夫をすることでした。相手が小学生であるとか、話す内容がビジネスとは異なるということは全くの見当違いで、「話し方そのもの」を磨くとても良い機会となりました。そこで学んだスキルや振る舞いは社会人になった今でもとても役に立っています。
このボランティアの雰囲気
シニア層から主婦や学生まで、幅広い層のボランティアが参加しています。
ボランティア間での交流もあります。
特徴 |
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法人情報
代表者 |
浅岡 美恵 |
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設立年 |
1998年 |
法人格 |
認定NPO法人 |
気候ネットワークの法人活動理念
気候ネットワークは、人類の生存を脅かす気候変動を防ぎ、持続可能な地球社会を実現することをめざします。そのために、次の5つのミッションをもち、活動を続けていきます。
- (1)世界の温室効果ガスを実質ゼロにする国際的なしくみをつくる
- (2)日本での持続可能な脱炭素社会・経済に向けたしくみをつくる
- (3)化石燃料や原子力に依存しないエネルギーシステムに変える
- (4)市民のネットワークと協働による脱炭素地域づくりを進める
- (5)情報公開と市民参加による気候政策決定プロセスをつくる
活動方針~気候ネットワークの特色~
気候ネットワークは、NGO(非政府組織)・NPO(非営利組織)・市民の立場から活動を続けています。権力も財力もありませんが、地球益・環境権・持続可能性を重視する市民の想いがあります。その想いに共感していただく多くの方からの支援をいただくことが私たちの財産であると言えます。この協力・支援をいただきながら、国際レベル・国内全体・地域の活動に取り組んでいます。
また、政策提言、調査・研究、セミナー・シンポジウムの開催、冊子・書籍出版、省エネ対策・自然エネルギー普及の実践活動、環境教育、キャンペーンなど多様な活動手法をとっています。
国際交渉の合意や政策提言に取り組むためには、専門的な活動が求められています。これまでの経験や継続的な調査研究により、専門性を高めてきたことも気候ネットワークの特色の一つです。
連携とネットワークを大切にして活動を広げています
全国のネットワークを活用して人材・情報を紡ぎ合わせる事にも取り組んでいます。確固たる組織的なネットワークではなく、テーマや時期によって異なりながらも、効果的につながりあうことができる形で活動を進めています。実行委員会を形成してキャンペーンやシンポジウムの開催を行うこともあります。
地球温暖化問題は全ての主体が取り組む必要があり、パートナーシップ・協働も重視しています。大きな方向性を同じくする組織・個人の方々との連携も進めています。連携により、気候ネットワークだけの活動よりも大きな効果につながることがあります。大学や自治体、企業、環境活動拠点等との連携で調査・研究、プロジェクト等を実施しています。
気候ネットワークの法人活動内容
気候ネットワークは、国際レベルから地域レベルまで、重層的な活動を展開しています。
●国際交渉への参加・働きかけ
●政策提言・調査研究
●各プロジェクト
●地域の温暖化防止活動の支援
●温暖化防止教育