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基本情報
東近江市で有機の稲・野菜栽培を手伝ってくださる方大募集!
活動テーマ | |
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活動場所 |
事業地:滋賀県東近江市中戸町の圃場(当会事務所は京都市中京区です。) |
必要経費 |
事業地までの交通費 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週0~1回 |
注目ポイント |
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募集対象 |
農業の経験がなくてもOK!当会NICCO(ニッコー)が行っているふゆみずたんぼ事業(http://www.kyoto-nicco.org/project/japan/fuyumizutanbo.html)では、今人が足りていません。 |
募集人数 |
5名 |
特徴 |
募集詳細
ふゆみずたんぼって何?
滋賀県東近江市の愛知川沿岸地域は、鈴鹿山系に源流をもつ
清流・愛知川に流れる水を利用しながら農業を守り育んできた
地域です。しかし、過疎高齢化による労働力不足の問題を抱える
地域でもあります。この地域では不足する労働力に対応し、作
業の効率化をはかったため、農薬や化学肥料の使用と農作業の
機械化が進みました。これらの変化は琵琶湖水系の汚染や生態
系のバランスの乱れを引き起こしています。
NICCO は2008 年度から2013 年度まで滋賀県竜王町で、
琵琶湖水系の水質改善と生物多様性保全、農家の収入向上を目
的として、冬期湛水型不耕起稲作(ふゆみずたんぼ)の実践と普
及のための活動を行ないました。ふゆみずたんぼの安心安全
の付加価値の高い米の栽培は、農家の収入向上につながりまし
た。今年度からは、竜王町での実績を活かし、東近江市愛知川沿
岸地域の耕作放棄地を用いて同活動を始めています。
具体的にどんな活動をしているの?
ふゆみずたんぼの手法は、無農薬・無化学肥料で、さらに代
掻きを行なわないため、琵琶湖水系に汚染された水を流しませ
ん。加えて、冬の間に田んぼに水を溜め、土壌を耕さないた
め、翌年の田植え時期までの間、藁や稲の古株が水中で分解
されます。この過程で、藻や微生物が繁殖し、それらを食べる
虫や両生類が田んぼに集まり、さらにはそれらを捕食する鳥類
が田んぼにやってくるのです。
2014 年度の活動は、主に3 つの柱、①第一産業における
人材育成、②環境に配慮した農業展開、③生物多様性を守り伝
える活動促進に基づき行いました。
特に生き物観察会では、都市住民や大人から子どもまで約
20 名が参加し、普段出会うことのない人たちの交流の場になり
ました。また環境省指定準絶滅危惧種のコオイムシを含む計
26 種類の生きものが観察されるなど、ふゆみずたんぼが生物
多様性を育む農法であることが、事業地移転後1 年目にして
早くも実証することができました。
2015 年度は、冬に水を溜め初めて越冬した愛知川沿岸地
域のふゆみずたんぼで稲を植える予定です。昨年収穫し、精
米した216kg の「ニッコーのお米」は、NICCO が後援する
チャリティ・オークションなどで販売、召し上がられた方か
ら好評をいただいており、今後の活動に力が入ります。
体験談・雰囲気
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
法人情報
法人格 |
公益社団法人 |
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