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- 【カンボジア現地インターン】現地ロールモデル校授業開発・スタディツアー運営!
更新日:2025/10/30
【カンボジア現地インターン】現地ロールモデル校授業開発・スタディツアー運営!
特定非営利活動法人SALASUSU
基本情報
SALASUSUは、「誰も取り残されない教室」を目指し、カンボジアの公教育改革に取り組んでいます。カンボジア農村部でモデル校となる実験校の授業開発・スタディツアーの企画運営インターンを募集しています!
| 活動テーマ | |
|---|---|
| 勤務場所 | |
| 待遇 |
無料 海外渡航の場合はカンボジア現地での交通費支給、海外旅行保険の加入を団体が行います。現地滞在中のビザ費用については団体が負担します。(渡航の場合の航空券は自己負担となります。) |
| 勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週5回からOK <即時〜1月中に渡航可能な方歓迎!> |
| 注目ポイント |
|
| 募集対象 |
<即時〜1月中に渡航可能な方歓迎!> |
| 募集人数 |
2名 |
| 特徴 | |
| 応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
<即時〜1月中に渡航可能な方歓迎!>
2025年10月現在募集をしているインターン生の業務内容として下記を想定しています。
なお、現在は現地カンボジアに渡航をしていただけるインターン生を募集しています。
________________________________________
①ロールモデルとなる自社実験校での授業開発(カンボジア・シェムリアップ現地1名)
・現地実験校でのカンボジア人生徒に向けた授業開発(国語・算数・アート教科)、カンボジア人教師への授業開発サポート
・教師育成トレーニング(授業研究)実施サポート
・授業や教材資料の作成やアップデート作業
・外部公立小、中学校での教師向けトレーニング(授業研究)実施サポート
②実験校・工房訪問ツアー及び中高生向け学習プログラム開発・提供(カンボジア・シェムリアップ現地1名)
・SALASUSUの実験校・工房案内を訪問者向けに実施
・学習プログラム教材および資料の作成やアップデート作業
・カンボジア現地渡航型学習プログラムの企画運営、実験校・工房訪問ツアーの手配・提供
・実験校兼工房に併設されるショップでの商品販売、その他管理
勤務場所:カンボジア現地(シェムリアップ州農村部にある自社学校/工房またはシェムリアップ市内のオフィス)
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◉SALASUSUが求めるインターン像
下記のような方からのご応募をお待ちしています。
・SALASUSUの哲学や事業に共感している
・教育分野に興味がある
・国際協力分野の勉強をしていて、実践経験を積みたい
・将来NPO/NGOで働きたい
・自分の手で事業を動かしてみたい
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◉インターンを通じて得られること
〇新規事業の中核に関わる経験、NPO法人の立ち上げ・成長のプロセスに携われる
〇一般的な営利企業では得がたい、団体の「哲学」「ミッション」を軸に働く経験
〇明確な自分の信念を軸に実際に活動している、学生/大人との出会い
・キャリアデザインの参考にできる
・同じ分野に興味のある同世代の学生と切磋琢磨できる
・自分のやりたいこと・信念を行動に移し、フィードバックをもらえる
・様々な形の国際協力、考え方に触れることができる
・自分の興味関心、ゆずれない信念、就活時の自分の軸、を発見できる機会
国際協力を仕事にしたいけど今後のキャリアに悩んでいる方にオススメです!
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◉インターンの条件
勤務場所:カンボジア(シェムリアップ)
勤務期間:6ヵ月以上
必要な業務経験・能力:
・SALASUSUのミッション・哲学に共感できること
・教育分野への興味関心・好奇心があること
(SALASUSUの学校では、日本でも先進的な公立学校が取り組む「学びの共同体」のコンセプトを取り入れた学びづくりを行っています。)
・事業を自分ごととして捉え、自律的に行動し続けられること
・周囲とコミュニケーションを積極的に取りながら、業務を進められること
語学力:
・英語(団体内のカンボジア人スタッフ、外部のパートナーと英語でコミュニケーションをとる機会が多くありますが、必須ではありません。)
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
【現地インターン生インタビュー①】
学びを現場で活かす——カンボジアで見つけた「やさしさ」と「ゆるやかさ」
University of Sussex 修士2年の谷山あかねさんは、2025年9月からSALASUSUのインターンとしてカンボジア・シェムリアップに滞在しています。「シェムリアップには野良犬や野良猫がたくさんいて、猫好きの私にはたまりません!」と笑うあかねさん。温かいスタッフや他のインターン生に囲まれ、1ヶ月たった今ではすっかり現地の暮らしにも馴染んでいます。日本との違いで印象的なのは「ルールに対する感覚」。
「日本ではルールを破ると厳しく見られるけれど、カンボジアでは“失敗してもお互い様”という雰囲気があって、すごく寛容なんです。」この柔らかい空気が心地よく、自分らしく働けていると感じているそうです。
国際教育開発を学ぶ中で「学んだことを現場で試したい」と思い、教育に関わるSALASUSUの活動に惹かれて応募したあかねさん。休日はインターン仲間や先生たちとカフェ巡りを楽しみ、オフィス近くの猫カフェがお気に入りだとか。「挑戦したい気持ちがあるなら、迷わず一歩踏み出してみてほしいです。カンボジアは人も優しく、初めての海外インターンにもぴったりです。」【現地インターン生インタビュー②】
「聴く力」で広がる学びの輪
「国際協力の現場で、教育に関わってみたい」
そんな思いを胸に、東京大学教育学部4年の安形優里さんは、今年3月からカンボジア・シェムリアップにあるSALASUSUの実験校でインターンをしています。
現場に立ってみて、まず感じたのは“聴くこと”の難しさと大切さ。「言葉が通じなくても、子どもたちの目線や仕草から“声なき声”を聴こうとすることが大切だと感じました。」授業づくりや先生との協働を通して、安形さんが実感したのは“傾聴”の力。文化や言語の違いを越えて、相手の想いを汲み取る――それが信頼関係を築く第一歩でした。
ときには自分の力不足に落ち込むこともありましたが、「なぜ焦っているのか」「なぜそう感じるのか」と自分自身に問いかける中で、少しずつ前を向けるようになったそうです。
算数カリキュラムの開発や授業研究など、教育の専門性が求められる挑戦も多く、「難しいけれど、その分やりがいもある!」と笑顔で語る安形さん。現場での試行錯誤を通じて、教育と国際協力の両方に真正面から向き合う日々を送っています。
「他の団体ではここまで味わえない経験ができている。SALASUSUに来て本当によかったです!」
| 特徴 |
|---|
法人情報
| 代表者 |
青木健太 |
|---|---|
| 設立年 |
2017年 |
| 法人格 |
NPO法人 |
SALASUSUの法人活動理念
2017年3月末に認定NPO法人かものはしプロジェクトから独立しました。 「すべての人が人生の旅を楽しめる社会へ」をビジョンに「世界中の仲間と誰も取り残されない教室づくりに挑む」をミッションに掲げ、主にカンボジアと日本で活動しています。 経済的・社会的に脆弱な人々が、社会でしなやかに生きていくために必要な力を身につけ、自分の意思で未来を切り開いていくことを実現すること、また、これまで育んできた教育を、日本及び世界の国際機関、政府及び地方団体、企業、団体と協働することを通して世界に発信していくことで、一人でも多くの人たちが自分らしく生き生きと生きられる社会を実現することを目指しています。
SALASUSUの法人活動内容
【具体的な活動】
■自社実験校の運営 カンボジア人による最高の教室・学校づくりを農村で実施
■公教育教員養成 政府傘下の小中学校・職業訓練校の教師育成に挑みスケールを出す
取り組む社会課題:『貧困削減、ジェンダーと開発、教育、市民参加、援助アプローチ/戦略/手法』
活動実績
カンボジアシェムリアップの工房における最貧困層女性のエンパワメント事業
2008年
小中学校を中退した最貧困層出身の女性の雇用とライフスキル教育を行い、卒業後も支援をつづけている。これまでに約300人の雇用と教育を行ってきた。 今後は、より工房で育んだ教育をカンボジア全土に届けるため、工房は「職場兼学校」の形から、100%学びの場「学校」として生まれ変わる予定。
工房ツアー型ラーニングプログラム
2008年
工房開始以来、スタディツアーとして個人、高校・大学の修学旅行等を工房に受け入れて教育プログラムを提供。コロナ禍ではオンラインで日本の学校を中心に実施。これまでの累計参加者数は17000人超。
研修、啓発事業
2018年
本格的にカンボジアの企業・政府や、日本の企業リーダーに向けたライフスキル/リーダーシップ研修/社会課題解決ワークショップなどを提供。これまでに400人以上の研修を実施、トレーナー養成コースも40人以上に提供を行ってきた。
政府連携、政策提言
2021年
カンボジア労働省傘下の職業訓練校の教師育成と仕組み構築のための政策提言(2021-2025、JICA草の根)、商工会と連携しカンボジア人インターンシップの実証実験と世界経済フォーラムと連携した政策提言(2021-2025、みてね基金)、ドイツ国際協力公社(GIZ)と連携した企業向けソフトスキルカリキュラムの開発などを実施