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更新日:2025/07/25

現場から学ぶ食品ロス削減学生インターンシップ生募集

TPC
  • 勤務場所

    東京[世田谷区野沢]

  • 待遇

    無料

  • 募集対象

    大学生・専門学生 / 高校生

  • 勤務頻度

    週1回からOK

  • 勤務期間

    3ヶ月からOK

基本情報

食品ロス削減の最前線で学ぶ学生インターンシップ生募集!座学では得られない実業の現場体験を通じて、社会課題解決型ビジネスの現実と継続の難しさを学習。期間9/1-12/20、週1回活動、無償。

活動テーマ
勤務場所
  • 東京 〒154-0003 世田谷区野沢3-31-1
待遇

無料

勤務期間/頻度

勤務頻度:週1回からOK
勤務期間:3ヶ月からOK

学生インターンシップ募集!食品ロス削減の最前線で学ぶ4ヶ月間
「iiMaquet(アイアイマーケット)」学生インターンシップ生募集
📍 活動概要
期間: 2024年9月1日 〜 12月20日
対象: 高校生・専門学校生・大学生
募集人数: 3〜7名
報酬: 無償(学習・体験機会の提供)
活動場所: 東京都世田谷区野沢 iiMarket店舗
ミーティング: 週1回約1時間(オンライン開催)

なぜ今、食品ロス削減なのか?
日本の令和4年度(2022年度)の食品ロス量は、472万トンと推計されています。これは国民一人当たり毎日お茶碗1杯分の食べ物を捨てているのと同じ量です。
私たちiiMarketは、「事業そのものが社会問題の解決につながる」 という理念のもと、廃棄される前の食品を販売し、食品ロス削減に取り組んでいます。

あなたが体験できること
🏪 店舗運営の現場体験

食品の仕分け・陳列作業
廃棄前食品の状態確認から販売までのプロセスを学習
販売業務
お客様との直接対話を通じた接客スキルの習得
商品管理
食品の特性を理解した適切な保管・陳列方法の学習

📱 SNS運営サポート

情報発信の実践
Instagram、LINE@を活用した顧客とのコミュニケーション
コンテンツ企画
食品ロス削減を伝える効果的な発信方法の学習

💡 ロス削減アイディアの実行

課題発見力の養成
現場での問題点を見つけ、改善案を考える経験
企画立案・実行
あなたのアイディアを実際の店舗運営に活かすチャンス


学習目標・成長機会
📚 実学としての経営体験
座学では学べない 「実業の現場」 から以下を学習:

社会課題解決型ビジネスの現実
理想と現実のギャップ、継続することの難しさ
小規模事業の運営方法
限られたリソースでの工夫と創意
顧客との関係構築
地域に根ざした事業の価値創造

🎯 身につくスキル

問題解決能力:現場の課題を発見し、解決策を考える力
コミュニケーション能力:多様なお客様・スタッフとの対話力
継続力:地道な作業を通じた粘り強さ
社会貢献への理解:事業を通じた社会課題解決の実践


指導体制・サポート
👨‍💼 指導担当

代表 山中善昭:54歳で人生をかけて食品ロス削減事業を開始
現場スタッフ:日々の業務を通じた実践的指導

📅 学習プログラム

週1回のオンラインミーティング
活動振り返り、学習内容の深化、次週の目標設定
現場での実践指導
業務を通じた直接的な学習サポート
期間終了時のレポート作成
4ヶ月間の学習成果をまとめ、発表


よくある質問
Q. 無償でも参加する価値はありますか?
A. 本インターンシップは「学習機会の提供」が主目的です。座学では得られない実践的な経験と、社会課題解決の現場を直接体験できる貴重な機会です。
Q. 初心者でも大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。特別なスキルは不要で、現場で丁寧に指導いたします。
Q. 活動頻度は調整できますか?
A. 学業優先で結構です。試験期間や休暇等は柔軟に調整いたします。

応募について
📅 応募締切
2025年8月31日(日)

最後に
食品ロス削減は、一人ひとりの継続的な行動によってのみ実現できます。
派手さはありませんが、毎日の地道な活動の積み重ねが、確実に社会を変えています。
あなたの学習意欲と行動力が、社会課題解決の一翼を担います。
54歳で人生をかけて始めた私たちの挑戦。一緒に食品ロス削減という壮大な目標に向かって、実践的に学び続けていただける学生の皆さんをお待ちしています。
あなたの参加を、心からお待ちしています。

iiMarket(アイアイマーケット)
代表:山中善昭
所在地:東京都世田谷区野沢
事業内容:廃棄前食品の販売による食品ロス削減
2018年から食品ロス削減事業に従事
「廃棄0」の実現を目指して日々挑戦中

注目ポイント
  • 社会課題解決型ビジネスの最前線の現場で実際の商品仕分けから販売まで体験し、理想と現実のギャップを学べる実践的なインターンシップです。
募集対象
  • 大学生・専門学生
  • 高校生
  • 応募条件・詳細
    🎓 応募対象

    高校生・専門学校生・大学生
    学年・専攻不問
    特別なスキル・経験不要

    🚃 通勤について

    店舗所在地:東京都世田谷区野沢
    推奨通勤範囲:公共交通機関で1時間程度以内が望ましい

    ⏰ 参加頻度

    基本:週1回程度の店舗での活動
    調整可能:休暇・試験期間等は柔軟に対応
    ミーティング:週1回約1時間(オンライン)

    期待する学生像
    こんな方におすすめ

    社会課題に関心がある
    実践的な学習を求めている
    継続して取り組める
    新しいことにチャレンジしたい
    将来起業や社会貢献に興味がある

    得られる経験

    社会課題解決の最前線を体験
    小規模事業の運営ノウハウ
    地域コミュニティとの関わり
    持続可能な社会への貢献実感

    企業情報

    TPC

    代表者

    山中 善昭

    設立年

    2005年

    法人格

    株式会社・有限会社・合同会社

    TPCの企業活動理念

    活動への想い 54歳、関西からの挑戦 - 食品ロス削減への道のり

    16年間の百貨店員から起業家へ

    私は16年間、百貨店で働いていました。その後、インターネットで中古本販売を始め、家電品、食品と取扱品目を拡大。売上も利益も順調に伸び、**「本で世の中に恩返しをしたい」**という想いから、ネパールや東日本大震災時の避難所13カ所に図書館を寄贈する活動を始めました。

    しかし、経営が悪化し、倒産の危機に。どうにか倒産は回避したものの、社会貢献活動ができなくなり、悶々とした日々を過ごしていました。


    運命の出会い - 2018年10月、人生をかけた決断

    そんな時に出会ったのが**「食品ロス」**でした。

    2018年10月、私は54歳で関西から単身東京に出てきました。
    目標はひとつ。「食品ロス削減」を事業として成功させることでした。

    「企業が利益の一部を社会に還元するCSR活動も大切だけれど、事業そのものを社会問題の解決につなげることもできるのではないか。食品ロス削減がビジネスとして成り立つなら、理想の仕事だ」

    そう確信していました。しかし、現実は想像をはるかに超える厳しいものでした。


    地獄のような始まり - 6-7割廃棄の現実

    最初の半年間は、まさに地獄でした。

    2トントラックで朝から晩まで走り回り、廃棄前の野菜・果物を買い集め、飲食店を一軒一軒回る行商のような毎日。

    毎日、買い取った分の6~7割を捨てる日々が続きました。

    お金を払って野菜や果物を買って、大半を捨てる。ただの廃棄の肩代わりで、何の生産的なこともない状況。食品ロス削減のはずが、自分自身が大量廃棄の元凶になっているという矛盾。


    「垂れ流し業者」認定の危機

    そして、ついに最悪の事態が起こりました。

    行政から「垂れ流し業者」としての烙印を押される直前まで追い込まれたのです。

    社会問題解決の事業をやっているつもりが、不良業者の烙印の危機に遭遇。これまでの人生で経験したことのない屈辱と絶望でした。

    なんとか認定は免れましたが、本当にラッキーでしたとしか言いようがありません。

    2度目の倒産の危機と同時に、社会的な信用まで失いかけた最悪の状況。あの頃の絶望感は、今でも忘れることができません。


    小さな光 - マルシェでの手応え

    そんな中、とあるカフェのオーナーさんが中庭を貸してくださいました。お友達を集めて、小さなマルシェのような販売会を開催。

    その時初めて、入荷分の半分くらいが売れました。

    完売とは程遠い状況でしたが、お客様が野菜を手に取り、「ありがとう」と言ってくださる瞬間の喜び。あの時の感動が、今日まで続ける原動力となっています。


    ボランティアの原点 - 最初の「手伝いましょうか?」

    実は、ボランティアスタッフの制度は、偶然から生まれました。

    マルシェを一人で運営していた時、通りかかった方が「手伝いましょうか?」と声をかけてくださったのです。

    手伝っていただいたお礼に野菜を持って帰ってもらったのが、ボランティア制度の始まりでした。

    善意から始まった助け合いの精神が、今の活動の根底にあります。


    コロナ禍での九死に一生

    店舗での販売に切り替えた直後、コロナが勃発しました。

    もし飲食店向けの行商を続けていたら、取引先の飲食店はすべて閉店していたでしょう。最悪の事態になっていたと思います。

    ところが、逆にコロナ禍で外出を控える中、近所で安く食材を購入できる私たちの店舗に、たくさんのお客様にご来店いただけるようになりました。

    まさに九死に一生を得た出来事でした。このようなラッキーに助けられて今があります。


    看板のない小さな店舗から - 214円の初売上

    野菜・果物の外での販売は夏場に限界がありました。約10坪の小さな店舗を借り、ついに念願の店舗営業をスタート。

    看板もありませんでした(今もありませんが)。

    店内にコンテナを並べ、道に出てお客様を呼び込む日々。最初のお客様に214円売り上げた時の嬉しさは、今でも鮮明に覚えています。「ここは何の店ですか?」と興味を持って入ってきてくださったお客様。

    初日は、合計18人の新しいお客様に買っていただくことができました。これで、店舗での販売に自信がついたのです。

    口コミで少しずつお客様が増え、売れ残りが減っていく実感。夏には冷蔵庫を導入し、冷蔵品も扱えるようになりました。

    現在も続く挑戦 - 終わりなき戦い

    物量の増加とともに、現在の店舗に移転。しかし、食品ロス削減の事業化は想像以上に困難です。

    • 入荷が全くない日
    • 大量すぎて処理しきれない日
    • 予想外の商品構成
    • 季節や天候による変動

    目指している「廃棄0」は、まだ実現できていません。

    毎日が試行錯誤の連続。増えたり減ったり、成功したり失敗したりの繰り返しです。経営的にも決して楽ではなく、常に綱渡りの状態が続いています。

    それでも、この事業を続ける理由があります。


    なぜ続けるのか - 人生をかけた使命

    なぜこんなに大変な事業を続けるのか?

    16年間の百貨店員時代、インターネット事業での成功と挫折、社会貢献活動への想い、2度の倒産危機...これまでの全ての経験が、この事業につながっています。

    54歳で人生をかけて始めたこの挑戦は、単なるビジネスではありません。事業そのものが社会問題の解決になるという理想を追い求める人生の集大成なのです。

    一つ一つの商品に込められた生産者の想い、そして捨てられるはずだった食品が誰かの笑顔につながる瞬間。これを知っているから続けられるのです。

    派手さはありません。毎日の地道な作業の積み重ねです。
    ラベルを貼り替える作業、冷蔵庫から商品を出す作業、レジでの接客。

    でも、その一つ一つが確実に食品ロス削減につながっています。


    ボランティアの皆様へ - 共に歩む仲間として

    この6年間の経験で学んだことがあります。

    継続こそが、最も大きな力になるということです。

    一日だけの善意よりも、一週間に一度でも継続的に参加してくださる方の力の方が、はるかに大きな成果を生みます。

    実際、当初マルシェを一人で運営していた時、「手伝いましょうか?」と声をかけてくださった方からボランティア制度が始まりました。手伝っていただいたお礼に野菜を持って帰ってもらったのがきっかけです。

    善意から始まった助け合いの精神が、今の活動の根底にあります。

    華やかな活動ではありません。時には体力的にも大変です。
    でも、あなたの継続的な参加が、確実に社会を変えています。

    私が54歳で人生をかけて始めたこの挑戦。一人では限界があります。
    私たちと一緒に、食品ロス削減という壮大な目標に向かって、地道に歩み続けていただける方をお待ちしています。

    あなたの力が、本当に必要なのです。

    代表 山中善昭
    2018年から食品ロス削減事業に従事
    「廃棄0」の実現を目指して日々挑戦中


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