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更新日:2025/06/25
医療情報オンラインサービスのデータ分析・メンテナンス等
特定非営利活動法人メディカル指南車
基本情報
大学病院などに勤務する教員や専門医の先生方と知識情報処理の研究者がNPO法人メディカル指南車に集合し、コンピュータ(AI)を活用して人々の健康を守るためのオンラインサービスを提供しています。
活動テーマ | |
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活動場所 |
事務所は地下鉄谷町四丁目駅から徒歩5分の好立地です。 |
必要経費 |
無料 事務所までの交通費は一日1,000円を上限とし、一日の勤務時間との関係で相談させていただきます。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週3回からOK 週3日程度でなるべく長期間活動していただける方を希望します。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
時間の自由度が大きい主婦の方歓迎します。 一緒に活動する人の年齢層について
一緒に活動する人は多岐にわたっています。 |
スキル | |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
日本は先進国の中でも人口当たりの医療従事者の人数が少ないという課題を抱えています。その結果、我々の健康を支えるために医療従事者には過大な負担がかかっています。その中でも画像診断は疾患の見落としに対するリスクが医療従事者を悩ませています。
そこで、メディカル指南車ではセマンティック・ネットワークと呼ばれる知識情報処理技術を応用して、画像診断に必要な知識・経験や症例をコンピュータ(AI)に教えることに成功し特許を取得しています。
そのために開発した読影指南データベースd-CORE(下図)は、例えば胸部X線であれば約6.000に及ぶ要素(語彙)と約30万通りに及ぶ組み合わせにより、臨床現場で発生する症例を網羅しています。
画像診断の技術は日進月歩ですし、海外展開のためにはその国に合わせたローカライズが必要となります。
我々の仲間に加わって一緒にこのデータベースを維持発展していただける方を募集しています。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
東京都杉並区で肺癌検診を受けていた40歳女性が死亡する事件が発生しました。
そこで東京都がこのクリニックで同様の検診を受けて精密検査の必要なしとされた人を再確認した結果、多くの見落としが発見されました。死亡された女性の無念を思うと胸が痛みます。画像診断ナレッジサービスがこのような痛ましい事件の解決に役立ってほしいと思います!
このボランティアの雰囲気
医療情報を扱いますので、エビデンスに基づき信頼性の高い情報を発信することに努めています!
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 |
法人情報
代表者 |
笹井浩介 |
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設立年 |
2007年 |
法人格 |
NPO法人 |
メディカル指南車の法人活動理念
医療情報の電子化に伴い情報の流通量は飛躍的に拡大しています。しかし医療従事者および患者や家族がそれらの情報から効率的に知識を得る仕組みは十分に確立されているとは言えません。私たちはコンピュータに医療情報を教え込むことにより、エビデンスに基づいた正確な医療情報を多くの方に活用していただける仕組みの構築に取り組んでいます。
メディカル指南車の法人活動内容
メディカル指南車は「専門医」が画像診断を解説する"画像診断オンライン講座"を公開して、国の事業再構築補助事業や大阪市市民活動推進助成事業に選ばれています。また大学病院の知識・経験や症例をコンピュータ(AI)に教え込みオンラインで提供する"画像診断ナレッジサービス"の開発に成功!兵庫県立加古川医療センターでの「臨床研修」や鈴鹿医療科学大学等での診療放射線技師教育に利用されています。このサービスは総務省2021年度異能vation企業特別賞に選ばれました。我々のサービスは医療の「ばらつき」を補完する力があります。
取り組む社会課題:『私たちの取組みはSDGsの目標3(すべての人々の健康的な生活を確保する)に向けた取り組みであり、さらに目標4(教育),10(平等),17(パートナーシップ)を目指しています。』
活動実績
“画像診断ナレッジサービス”鈴鹿医療科学大学への導入
2019年
2019年度後期の試験導入成果が認められ2020年度は3年生117名に加えて病院実習ができない4年生108名の教材としてサービスを提供(2021年度、2022年度も3,4年生240名への提供を継続中)
新型コロナウイルスの感染拡大防止に寄与するために 胸部CT/CR “COVID-19症例事例集”を無償公開
2020年
メディカル指南車ホームページ”胸部CT/CR "COVID-19症例事例集”参照
“画像診断ナレッジサービス”画像診断シミュレーターsimu.Doc基礎編をApp Storeにて配信開始
2021年
App Storeにてメディカル指南車で検索してください。
“画像診断オンライン講座”が国の令和2年度補正予算 事業再構築補助事業に採択
2021年
YouTubeで”画像診断オンライン講座”を参照してください。6万回以上の再生回数を達成しています。ぜひチャンネル登録をお願いします。
“画像診断ナレッジサービス”が2021年度総務省「異能vationプログラム」ジェネレーションアワード部門において医療法人社団福祉会高須病院から企業特別賞を受賞
2021年
受賞理由「「この技術により医師の画像診断精度の「ばらつき」が無くなり、見落としによる治療の遅れや医療過誤のリスク回避へ大きく貢献できると感じました。 また画像診断機器や電子カルテ等との連携など今後の展開にも期待して選定させていただきました。」
“画像診断オンライン講座”2022年度大阪市市民活動推進助成事業に採択
2022年
大阪市民に「今の医療を知り、学び、自分の健康や疾患予防への意識を高めよう!」と情報発信中
国立研究開発法人日本医療研究開発機構の『地球規模保健課題解決推進のための研究事業』に採択
2024年
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の『地球規模保健課題解決推進のための研究事業』に"セマンティックネットワークを応用した胸部単純X 線画像読影オンライン学習ツールの有用性に関する検討"が採択されました。この事業は主にフィリピンの医療従事者に対して"画像診断ナレッジサービス"による医療従事者の育成効果を検証したうえで、普及促進を図る事業です。
国際連合工業開発機関 サステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」に採択
2024年
国連の機関である国際連合工業開発機関 サステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」にメディカル指南車の”画像診断ナレッジサービス「読影指南」英語版 Diagnostic Imaging Tutorを掲載することが決定しました。今後、フィリピンにとどまらず、東南アジアをはじめとした世界各国への普及が期待されています。