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Onehand MUSIC Grooveの団体活動理念

人は衣食住がある程度揃えば、生きていけるかもしれません。しかし、「幸せ」に生きていけるかというと、必ずしも充分ではありません。幸せに生きていくのに必要なものを二つあげるとしたら「生きがい」と「つながり」ではないでしょうか。

世の中には音楽が大好きという方がたくさんいます。さらにその音楽を自分で演奏したり歌ったりすることを「生きがい」としている方がプロアマ問わず相当数います。しかし、その音楽を演奏することを「生きがい」としている方が、怪我や病気で身体的に演奏することができなくなってしまったら、どうなってしまうのでしょう。ただでさえ怪我や病気という困難に直面しているところに、音楽という「生きがい」を失ってしまうのは想像以上の苦しみだと思います。さらに、音楽を通した「つながり」まで失ってしまったら、どうやって困難を乗り越えていくのでしょう。

Onehand Music Grooveは、音楽を演奏するという「生きがい」を再び取り戻し、同じようにハンディを持ちながらも音楽が大好きな人と「つながり」を創っていくことに、すこしでも力になりたいと考えています。また、障がいと音楽に関心をお持ちの方や、一緒に音楽を作っていきたい、人前で披露してみたいという方ともつながっていき、バリアフリーな音楽の世界を創っていきたいと思っています。

Onehand MUSIC Grooveの団体活動内容

●年に1回程度のコンサートの開催

　独自の奏法の魅力を知ってもらい、障がいをもつ音楽家の活躍する場を創ります。

●楽器のバリアフリーを目指して

　パラスポーツの発展の裏には競技用の道具の開発があるように、バリアフリー楽器の普及を模索中。

●作曲家、楽器の製作者、演奏家の協働による新しい世界の創造

　前回のコンサートでは作曲家による片手用のアンサンブル楽曲が提供されました。