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更新日:2025/06/09
貧困問題に取り組むNPOの現場で 学び、実践し、社会を変える一員になる!
NPO法人POSSE
基本情報
貧困問題の解決を志す大学生へ。この夏、現場で活躍するソーシャルワーカーやNPO職員とともに、貧困問題に取り組み、生存を守るための知識と経験を身につけませんか?
活動テーマ | |
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勤務場所 | |
待遇 |
無料 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週1回からOK ◎活動報告会&インターン説明会 |
注目ポイント |
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募集対象 |
◎応募要件 一緒に活動する人の年齢層について
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募集人数 |
10名 |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
この夏、目の前の貧困者の生存を守り、問題の解決に向けて調査やアクションを行う力をつけたい高校生・大学生・大学院生を募集します!
いま、日本では6人に1人が相対的貧困状態にあります。これは、韓国・アメリカなどを抜いて、先進国最悪レベルです。貧困の広がりは、栄養失調や熱中症、受診控による体調悪化など、貧困者の「生存」を脅かしています。私たちが連携するフードバンクの相談者のうち、11%が「お金がなくて、2日以上、食事が取れない時がある」と回答しています。夏にかけては「電気を滞納しエアコンをつけられず、熱中症で倒れた」という相談も激増します。
それにもかかわらず、国の貧困対策は極めて不十分です。生活保護費は10年間で引き下げられ、保護受給者は「お風呂は3日に1回」「肉や卵は3ヶ月間口にできていない」など、人間らしい生活を送れずにいます。引き下げの違法性を争った裁判では、次々と国の敗訴が勝ち取られています。
私たちは、学生自身で、勉強会や支援、調査活動を積み重ね、こうした貧困問題に取り組んできました。経験豊富なソーシャルワーカーとともに現場に立ち経験を積む中で、学生自身で年数百件の相談に対応し、SOSの電話に対応して現場に直行し、そこから明らかになった実態を報告書にまとめ、社会に大きなインパクトをもたらしてきました。
この夏、私たちと共に、目の前の生存を守り、貧困問題に取り組む力をつけませんか?
◎こんな人におすすめ
→貧困問題に取り組むための知識を身に付けたい
→将来、NGOやNPOで人の役に立つ仕事がしたい
→社会的起業に関心がある
【チューター】今岡直之
社会福祉士。NPO法人POSSEスタッフ。これまで数千件の生活相談に携わってきた。特に専門とするのは、若者の生活・家族問題。
「私は社会福祉士として、10年以上相談活動に携わってきました。いま、相談の現場では「1週間何も食べられていない」「解雇されホームレスになった」「家族からの虐待から逃げたい」など深刻な相談が相次いでいます。現場に寄せられるSOSに応え、問題を社会に伝え、社会を変えていく。そのような支援実践に、共に取り組んでいきましょう。」
【アドバイザー】渡辺寛人
法政大学現代福祉学部 専任講師。社会福祉士。貧困研究会監事。
「私は大学生の頃からNPOでの相談支援活動、東北での被災地支援に関わりながら、貧困問題の研究を行なってきました。いま、日本では6人に1人が相対的貧困状態にあります。これは韓国・アメリカなどを抜いて、先進国最悪レベルです。この深刻な状況をどう解決できるか考え、行動する学生の皆さんとお会いできることを楽しみにしています。」
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
【学生インターン】目黒息吹(東洋大学3年生)
「私は将来海外NGOで働きたいという夢を抱いていましたが、大学の講義でPOSSEのメンバーから日本の貧困実態について教えてもらった際に、日本という足元の現実が見えていない自分に気づかされ強くショックを受け、インターンへの参加をきめました。はじめは未経験のため不安もありましたが、学習会で問題について学び、実際に生活保護の申請に同行して役所と直接交渉をしたり、生活困窮者に配る野菜を育てたり、食糧配布をしながら生活実態の調査を行ったり、記者会見を通じて問題を社会発信するなかで、知識と経験を身につけてきました。今では一人で生活保護の申請同行に行ったり、生活困窮者からの相談を電話で受けたりすることができるようになり、貧困問題を解決するためのNPO・NGOの一員として活躍していく将来像を描けるようになりました。」
特徴 |
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法人情報
代表者 |
岩本菜々 |
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設立年 |
2006年 |
法人格 |
NPO法人 |
POSSEの法人活動内容
POSSEは労働・貧困問題に取り組むNPO法人です。20〜30代の大学生・大学院生を中心に活動しています。
⚫︎広範な専門家と連携した支援活動
社会的に弱い立場に置かれた、外国人労働者・女性・若者から、年間3000件を超える労働・生活相談を受けてきました。労働法が守られず不当な目に遭ったり、生活保護が受けられない人の権利を守るため、国際NGOや弁護士・医療関係者・支援団体などと広く連携し、支援のネットワークを広げてきました。
⚫︎調査・学習活動
私たちは、数千件を超える相談から、今の労働・貧困問題の最新の状況をつかんでいます。ここから、対処すべき問題を鋭く切り込む調査を数多く行なってきました。
⚫︎政策提言
相談や調査を通じて明らかになった実態をもとに、法律や制度を変えるため、政策提言を行なっています。日本の労働・福祉政策に影響を与え続けています。
⚫︎言論活動
年3回、雑誌『POSSE』を発行し、全国の書店や図書館に並んでいます。
2008年に創刊されて以来、「外国人労働問題」「ケアの市場化」「格差社会」など情勢に合わせたテーマで特集を組み、気鋭の若手研究者を招き、労働・貧困問題を中心に様々な社会問題を論じてきました。朝日新聞の「論壇時評」に何度も取り上げられるなど、その内容については社会的に高い評価を受けています。
さらに、POSSEのメンバーが現場の相談や調査研究をもとに書いた著作や翻訳書は、一般読者のみならず、研究者にも高い評価を受けています。