兵庫の「スゴいひと」にインターンvol.10：“おもろい地域の未来”を考える！

兵庫の「スゴいひと」にインターンシップするプロジェクト

兵庫県では、自らの取り組みを楽しみ、

周りの人を巻き込み、

地域の課題解決に結びつけている、

そんな"スゴいひと" を、「すごいすと」としてWebマガジンで発信してきました。

2025年度より兵庫県主催で、「すごいすと」のもとで仕事や地域活動を体感することができるインターンシップがはじまります。

肩書きも業種も説明できない、個性あふれる「すごいすと」のもとで学びながらチャレンジしてみたい若者を募集します！

【Vol.10】"おもろい地域の未来"を一緒につくる、藤本 遼さん

■藤本遼さんについて

尼崎を拠点に地域福祉やまちづくりの最前線で活動する「株式会社ここにある」の代表。2017年に「すごいすと」に紹介された以降も、領域を越えた「場づくり」の実践者として進化を続けています。

◯「地域でおもろいことをやろうぜ！」が原点

彼の原点は、「地域でおもろいことをやろうぜ！」というシンプルで熱い想い。医療・福祉・防災など複雑なテーマを扱いつつも、人と人とがつながることで生まれる"偶発的な可能性"に価値を置いてきました。企業や行政と連携しながら、制度や仕組みづくりにも関わる今も、目の前の人としっかり向き合う姿勢は変わりません。

◯人と人との"あいだ"に立つ

藤本さんのスタイルは、「人と人との関係性」から物事を始めること。イベントやプロジェクトには、行政や企業、地域の住民など多様な立場の人が関わります。そんな中でも、常に「この人とこの人が出会ったら、何が生まれるだろう？」という視点で、間をつなぎ、場を編み直していきます。

制度や仕組みづくりにも関わるようになった今でも、目の前の人に真摯に向き合う姿勢は一貫しています。

◯問いを育て、仲間を育てる

藤本さんは、日頃から年間5〜10名の学生インターンの受け入れをされています。そうやって多くの方々が自分の時間を使って集まってきてくれるからこそ、「単なる手伝い役」としてではなく、対等な「仲間」として関わることを特に意識されています。

たとえば毎週の朝礼では、活動のふりかえりを通じて「自分は何を考えたのか？」「なぜそれをやろうと思ったのか？」と問いを投げかけます。それにより、一人ひとりが自分の言葉を持ち、自分の意志で動けるようになるのです。

◯"雑多さ"を大切にするリーダー

プロジェクトがいくつも並走し、関わる人もテーマもバラバラ。そんな"雑多さ"の中にこそ面白さがあると藤本さんは言います。「ここにある」という社名には、答えを外に探すのではなく、今ここにあるもの・人・想いを起点にするという意味が込められています。

だからこそ、彼のもとには多様な人が集まり、それぞれの個性が活かされる空間が自然と生まれていきます。

◯出会えば、何かが動き出す

一緒にいて楽しく、でも一筋縄ではいかない。そんな藤本さんとの出会いは、あなた自身の「地域との関わり方」や「自分のあり方」に小さくても確かな問いを投げかけてくれるはずです。そしてその問いは、半年後、1年後のあなたをきっと変えてくれるはずです。

インターン生のミッション

① プロジェクト運営の実践参加

• ・2〜3の担当プロジェクトに入り、企画立案・調整・現場運営などを担う
• ・既存のものから新規のものまで、それぞれの興味関心に合わせてアサイン
• ・新規プロジェクトのリサーチや企画、プロジェクト推進

② 情報整理・発信のサポート

• ・各種ミーティング等への参加、議事録の作成
• ・活動記録や学びの共有など、内外への発信サポート

③ チームの一員としての関わり

• ・毎週のインターンMTG、朝礼でのふりかえり共有
• ・チーム内での役割や他メンバーとの連携・コミュニケーション

④ 自分の問いと成長に向き合う

• ・「なぜやるのか？」を考え続けながら行動する
• ・外側だけでなく、内側の変化にも気づき、言葉にする

応募方法

本ページから必要事項を記入の上、お申し込みください。

応募多数の場合、志望動機の内容やオンライン面談を通しての選考となります。

●プログラムスケジュール

応募締切：6月30日

活動開始：7月中

活動終了：12月末まで

活動報告会：2026年2月予定

※「勤務」という表記がありますがあくまで「活動体験」です。
※兵庫 「すごいすと」 インターンシップは、兵庫県による「地域のネクストリーダー発掘プロジェクト」事業です。