【ベトナム】エコたわしのフェアトレード、農作業や環境整備で水上スラムを応援！

背景

ベトナムの「漁師村」を支えるボランティア活動

Solidarity Jeunesse Vietnam（SJV）は、2005年に設立されたベトナムのボランティア団体で、子ども・福祉・環境をテーマに活動しています。2010年からは、日本のNICEと協力し、2ヶ国ワークキャンプを共催。特に、ハノイの紅河沿いにあるスラム「漁師村」の人々を支援しています。

「漁師村」の現状

この村には、DVから逃れた人、一攫千金を夢見て都市に出たものの失敗した人、詐欺に遭ってすべてを失った人など、さまざまな事情で行き場をなくした人々が暮らしています。水上に家を構え、市場で拾った青果を売り歩くものの、1日わずか1ドルほどの収入しか得られず、多くの子どもが学校に行けず、医療も受けられません。

SJVの支援活動

SJVは、この厳しい環境の中で、子どもたちに無料の教育や昼食を提供し、安全のための浄水器を設置するなど、生活の向上を目指して活動しています。また、2010年からは、日本のボランティアの協力を得て、村の女性たちが「エコたわし」を作り、それを日本で販売するプロジェクトを開始。これまでに4,769個を販売し、約217万円（寄付含む）の資金を集め、村の生活改善に貢献してきました。たわしの売上によって、家族の食料を確保したり、ゴミ拾いの生活を抜け出して店を持つ女性も生まれています。

ワークキャンプの再開とこれから

コロナ禍で一時中断したワークキャンプも2022年に再開し、2023-24年には年4回の開催へ。多くのボランティアが現地を訪れ、村の支援活動に関わり、大好評を博しています。

この活動は、単なる支援ではなく、村の人々が自ら未来を切り拓くための大きな一歩。SJVとNICEの取り組みは、今後も希望をつなぐ架け橋となっていくでしょう。

仕事内容

主にスラム地区「漁師村」で様々な活動。ニーズに応じた作業。

✔ 畑の開墾

✔ 家畜小屋作り

✔ 住居の補修等

✔ ハノイ市内の知的障がい者施設での活動(数日間)。

✔ 日本から毛糸を持っていき、たわしを持って帰る。

参加後に自分の周りのイベント等で販売する等、できる範囲での活躍を期待します！

宿泊

ワーク場所から40分程離れた、SJV職員宅かホステル。

交代で自炊かその補佐（昼は外食も）。

寝袋必要。

場所

首都ハノイ。漁師村は紅河沿いに作った水上家屋の集合体で、漁師ではないが、そう呼ばれる。住民は農村から出てきて、近くの市場で働いて生計を立てるが生活は厳しい。

集合場所

集合・解散のスケジュールについて

📍 集合：ワークキャンプ初日（午後4時まで）にハノイ空港に到着する必要があります。

そこから、市内へ移動し、プログラムがスタート！

📍 解散：最終日の朝6時以降にハノイ空港を出発可能なので、それ以降のフライトを予約するのが安心です。

🛫 フライトの一例（10/12スカイスキャナー調べ）

往路（Vietjet・直行便）：

3/2 09:30 成田発 → 3/2 14:00 ハノイ着

復路（Vietjet・直行便）：

3/10 08:20 ハノイ発 → 3/10 15:30 成田着

参考価格：46,650円

企画

✔ ハノイ観光

✔ 休日は、世界遺産のハロン湾へ遠足する場合が多い（別途有料）。

主催者・支援機関詳細

NICE × 提携NGOによる共催！安心＆充実のワークキャンプ

このワークキャンプは、開催国の提携NGOと、日本のNICE（日本国際ワークキャンプセンター）が共催！NICEは1990年に設立されたNGOで、これまでに6,647回の事業を主催し、延べ84,801人のボランティア＋100万人超の住民が参加した実績を持つ、日本を代表する国際ボランティア団体です。

🌏 強力なネットワークで安心！

・世界ネットワーク「CCIVS」に加盟し、代表も歴任

・アジアのネットワーク「NVDA」の結成を主導し、現在事務局長を務める

・提携国数は世界有数！

✈ 日本人が参加しやすいポイント！

・日本の団体と職員が企画・準備に深く関わるので、初めての海外ボランティアでも安心！

・日本人の参加者が多め！ タイミングが合えば、一緒に行き帰りすることも可能

・部分参加もOK！ 柔軟な日程調整が可能

・興味があれば企画・運営にも関われる！

備考

ESA 1B: 開催期間 2025/03/02(日)～2025/03/10(月)

ESA 1D: 開催期間 2025/03/07(金)～2025/03/15(土)