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更新日:2025/04/23
【がんとの共生】を通じて新たな働き方を発見・提案 PSSで共に活動する人を募集!
特定非営利活動法人ピュアスマイルスタジオ
基本情報
がん患者が自由に何でも周りに言える、【心理的安全性】が確保された社会の創造を目的とし、社会貢献と就労を繋ぐ新しい社会問題の解決を目指します。一緒に活動する人、応援してくれる会員を求めています。
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
無料 社員として、補助金申請やファンドレイジングなど、ご自身で業務を生み出し、報酬を生み出していただくことも可能です。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週1回からOK 当団体の理念に賛同し、自主的に活動してくだされば頻度は問いません。イベントの際には協力していただけると助かります。できる限り、長く活動してくださる方を希望します。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
がんの人がどの様なことを大変に思っているのか、がんの人が生きやすい世の中にするにはどうすればいいのかを知り、ともに考え、変えていきたいと思う方なら歓迎します! 一緒に活動する人の年齢層について
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スキル | |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
ピュアスマイルスタジオとは?
私たちは、がんでも働く人を増やすための活動をしています。活動内容として、抗がん剤副作用で悩むがん経験者の通勤のためのヘルプマーク普及活動、がん経験者の中でも主に個人事業主の仕事の応援として、団体独自のクラウドファンディング的な仕組みによる『スマイルマルシェ』の運営、雇う側の理解を深めるため、社労士を講師とした企業への勉強会の実施などを行っております。がん経験者の「居場所」を、「仕事を通じて社会と繋がる場」として提供していきます。想いを共にする仲間を求めています!
私たちが掲げるビジョンに共鳴していただける方、会員になりませんか?
•「今日治療だからお休みします」「いってらっしゃい、頑張って!」が日常会話 「がんとの共生」が当たり前のこととして認識され、治療のことや体調のこと、困りごとや抱えている不安、配慮してほしいこと、それとは逆に今まで通りにしたいことなど、がん患者が自由に何でも回りに言える、【心理的安全性】が確保された社会となっている
•【生きるための治療】~誰もが望む場所で、前向きに生きていく 時代に即するように、働き方は今よりも遥かにフレキシブルになっているが、その過程で企業はがん患者に対する理解も深めており、勤務体系は時間も場所も自由で柔軟になっている。がんを抱えながらも自分の意志で働き続けることが普通のことであり、治療によりその【居場所】を失うようなことはない
•【次の人にバトンを繋ぐ】~水面下から青空の下へ がん患者それぞれが無理なく、能力を最大限に発揮できる環境作りに対する手法や知見が重要であるという認識が広まっており、スマラボをはじめとした、【がんとの共生】を考える各種の事業が、企業の福利厚生や生命保険の付帯サービスとなどとして様々な場面で活用され、浸透している。がん患者やがん経験者の持つ情報を、正しく引き継ぎながらアップデートしていくことの重要性に皆が気づいており、彼らが水面下に押し込められる世の中は完全になくなっている
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
2023年2月、【ぬり絵でヘルプマークをひろめようキャンペーン!】というイベントを横浜市中区のカフェにて開催しました。前半にランチ会とぬり絵タイムを、後半に社会保険労務士や弁護士、精神科医などの専門家チームによる、がんと就労の話。最後には、がん経験者5名による『がんと就労』をテーマにしたパネルディスカッションを行いました。
このボランティアの雰囲気
26名の参加で、カフェは貸し切りの満席となりました。参加者同士が初対面にも関わらず仲良くなり、和やかな雰囲気でピュアスマイルスタジオの役員も楽しい一日となりました。
特徴 | |
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雰囲気 |
法人情報
代表者 |
下澤 純子 |
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設立年 |
2021年 |
法人格 |
NPO法人 |
ピュアスマイルスタジオの法人活動理念
がんに罹患することで、特に『仕事』を通して、見えない差別に傷つくことになりました。SNSをみていると、それは私だけではありませんでした。がんの人とそうでない人の間には、ちょっとしたすれ違いがあります。それが大きな溝へと繋がります。2人に1人なら両者が歩み寄る必要があります。ピュアスマイルスタジオは、生きるための治療をしてきたがん患者が、生きにくくならないための活動をしていきます。
ピュアスマイルスタジオの法人活動内容
【スマラボ事業】
・独自のカルチャースクール
従来のカルチャースクールの「教えると学ぶ場」に、施術や占いなどの「技術の提供の場」、
ハンドメイドのアクセサリーなどの「販売の場」をプラスしました
・がん経験者に、新たな働き方の提案をしています
・経営者や個人事業主に新たなビジネスモデルを作る場を提供し、売り上げに貢献しています
・企業への勉強会を実施し、雇う側である企業に、治療後の後遺症など、正しいがんの知識を伝えています
・がん経験者の支援の中で、子育ての問題がでてきた時には独自のカルチャースクールでの学習支援をしていきます
・子どもから大人へ 夏休みの自由研究を通してがん経験者の通勤のラッシュの問題解決のためのヘルプマーク普及
活動を続けていきます。
・スマラボ事業のリアルの活動場として、カフェオープンを計画しています
取り組む社会課題:『ダイバーシティ推進』
「ダイバーシティ推進」の問題の現状
治療で休む場合の理解、休んでも仕事が回るための仕組み化が当然必要になってくるはずだが、後ろ向きな企業がまだまだ多い
→がん経験者が、治療の継続や休暇の取得を負担に感じ、場合によっては退職を余儀なくされることで困っている
→職場の同僚が、仕組み化が出来ていないことにより自分達の業務負担が増えることに困っている
後遺症等により、がん経験者の活動時間や活動限界が変わってくることが認知されていない
→がん経験者が、今まで通りに出来ないことを説明できず、仕事を続けることが困難と感じ困っている
がんは病気であり、病気の人は大人しくしているべきという同調圧力的なものがある
→がんの人が、自分の生き方や表現に制限を掛けられて困っている
→がん患者家族が、無意識のうちにがんの家族のことを社会から隠し、隔離しようとしてしまうため、誰かに相談することもできず困っている
「ダイバーシティ推進」の問題が発生する原因や抱える課題
20年前のがんのイメージがそのまま残っていて、「がん=死」という認識の人も多い
→がん経験者が、周りからの見られ方で困っている
がんは病気であり、病気の人は大人しくしているべきという同調圧力的なものがある
→がんの人が、自分の生き方や表現に制限を掛けられて困っている
→がん患者家族が、無意識のうちにがんの家族のことを社会から隠し、隔離しようとしてしまうため、誰かに相談することもできず困っている
「ダイバーシティ推進」の問題の解決策
・がん経験者の仕事上での相談にのり、「新たな働き方」の情報の提供をしていく
・経営者や個人事業主に新たなビジネスモデルを作る場を提供し、売上に貢献する
・雇う側である企業に、治療後の後遺症など、正しいがんの知識を徹底して伝える ・製薬会社、保険会社、建築業など、横浜市内の中小企業を中心に勉強会を積極的に行う ・がんの親を持つ子が水面下から出てこられるよう、行政と連携をもち、いつでも状況を把握できるようにする
・会費、ご寄付、助成金から講師への報酬を支払えるよう、会員増強に努める
・「子どもから大人へ」夏休みの自由研究を通してがん経験者の通勤ラッシュ問題解決のためのヘルプマーク普及活動をしていく ・理念に共感し、カフェ内で新たなビジネスモデルの構築を求める人をSNSや、交流会参加により募っていく
・経営者や個人事業主のブース貸しに徹底し、その人たちの利益に繋がるよう、いつでも相談にのれる環境を作る
活動実績
特定非営利活動法人ピュアスマイルスタジオ設立
2021年11月
がんの人の就労について、思い込みや無関心から来る仕事を通じた「生きづらさ」をなくしていくため、下澤純子を理事長として品川区を拠点として立ち上げ。
ヘルプマーク周知キャンペーン
2023年02月
丸紅基金助成金事業として、ヘルプマーク周知のためのぬり絵のイベントを、横浜市中区のセブンアーツカフェにて開催。弁護士、社労士、医師からのミニ講演、最後にがん経験者によるパネルディスカッションを実施。 また、教育支援協会南関東支部主催イベントにて、ヘルプマーク周知のぬり絵で出店。その時書いてもらった子供たちの作品を駅中で展示。ヘルプマーク啓発のためのオリジナルノートも作成した。
「がんの人にどう働いてもらうか」考えたい企業のためのシンポジウム
2023年11月
正力厚生会助成金事業として、5月・7月・9月と、社会保険労務士からの連載講座の実施し、11月にその集大成のシンポジウムを実施。シンポジウムでは、がん専門医の高野利実先生の登壇、がん経験者による「会社には良くしてもらった。それでも退職の道を選んだ」という講演。社会保険労務士からの講義では今までのまとめと助成金の話。行政からのご参加も含めたパネルディスカッションでは、がん経験者の声も届けた。集客に苦戦しながらも大成功のシンポジウムを開催することができた。
「スマラボ」事業の本格実施
2025年04月
ファイザープログラム助成金事業として、仕事を通じてがん経験者が社会と繋がる場としてカルチャースクール的な要素の事業「スマラボ」を構築。去年実施した、社会保険労務士による『企業への勉強会』、独自のクラウドファンディングとして行ってきた『スマイルマルシェ』はスマラボの講座のひとつとした。既にがんの人が活躍している企業からの勉強会、働き方の多様性を提案したい企業からの採用説明会も講座に取り入れる予定で現在進行中。