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更新日:2025/02/21
毎週日曜日オンラインでフィリピンにいる青年に日本語レッスン&月1回事務所で翻訳
特定非営利活動法人JFCネットワーク
基本情報
毎週日曜日、4時間程度フィリピン在住のJFC(日本人とフィリピン人を両親に持つ子ども)へオンラインで日本語レッスンを行います。月に1日(火曜日から金曜日の10-16時)東京事務所で翻訳業務を行います。
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 | |
必要経費 |
無料 賃金は発生しません。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週1回からOK ◎活動頻度 |
注目ポイント |
|
募集対象 |
◎必須条件 |
募集人数 |
1名 |
スキル | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
【背景 】
JFCとはJapanese-Filipino childrenの略称です。
子どもたちの母親の多くは、1980年代から日本に出稼ぎに来た女性たちです。多くの女性たちはバーやスナック、クラブなどで接客業の仕事をしていたため、お客としてお店を訪れる日本人男性との出会いが増えました。
日本人男性とフィリピン人女性の出会う機会が増えたことにより、結婚するケースも増加し、また結婚していない両親から生まれる子どもたちも同様に増えていきました。
幸せな日比家族を築いている家庭もたくさんあります。しかし、一方でフィリピン人の母親が出産のためにフィリピンに帰国し、子どもが産まれた後にさまざまな理由で関係が破たんしたり、理由が分からないままに突然日本人男性との連絡が途絶えてしまい、母子がフィリピンに取り残されてしまうケースも多いのです。
JFCネットワークは30年間、特に法的支援として親子関係を認めてもらう認知や日本国籍の取得のサポート、養育費の請求を行ってきました。クライアントの7割はフィリピン在住ですが、近年、認知や日本国籍の取得後にフィリピンから日本へ来日するケースが相次いでいます。日本で生活するための一番大きなハードルは日本語です。そこで、当団体では来日前から日本語を学ぶことができる環境作りに取り組んでいます。
【日本語レッスン】
毎週日曜日、4時間程度、オンラインで日本とフィリピンをつなぎ、日本語レッスンを行います。日本語教師とて活動されている方が内容や教え方のサポートをしてくれます。レッスンを受ける方は来日の予定がある方ですが、日本語を学び始めて数か月の初心者の方です。
【翻訳業務】
月に1日、火曜日から金曜日の間の10-16時に翻訳業務をしていただきます。主に法的支援に使用する、フィリピンで発行された書類や陳述書の翻訳です。もちろん、スタッフが翻訳の方法等をサポートをします。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
私は2022年の2月から3ヶ月間、翻訳インターンを経験しました。訴訟資料等の翻訳が主なタスクでしたが、他にもイベント設営や意見書作成等、様々な経験をさせていただきました。翻訳は、個々のケースの概要を理解しながら行うため、「このクライアントのために頑張ろう」という気持ちになることができ、また多様なケース毎に異なるアプローチの仕方を学ぶことができました。小規模NPOならではの温かみのある職場では、ご指導くださるスタッフの方々やクライアントとの交流を通して、非常に有意義な経験が手に入ると思います。
法人情報
代表者 |
鈴木雅子 |
---|---|
設立年 |
1994年 |
法人格 |
NPO法人 |
JFCネットワークの法人活動理念
〇ビジョン
JFC(Japanese-Filipino children)が一人の人間として認められ、尊厳を失わずに生きていける誰も取り残されない社会を目指します。
〇ミッション
1. 法的・行政手続き支援活動:父親捜し、認知や国籍取得、養育費の受取等、法的な手続きをサポートします。
2. 生活・教育支援活動:親子関係の確立や認知確定後や日本国籍取得後の人生設計を共に考え、JFCとしてのアイデンティティの確立に向けてのサポートを行い、一人ひとりが誇りをもって生きていくための道を共に探ります。
3. 普及・啓発活動:ビジョンの実現のために必要なアドボカシーを行います。
JFCネットワークの法人活動内容
[ 東京事務所 ]
①法的支援活動
※弁護士と連携しての父親捜し、子どもの認知、養育費請求、国籍取得などを求める法的支援活動を行っています。
②生活・教育支援活動
※JFCサポートファンドを支給しています。
③普及・啓もう活動
※スタディツアー開催、ニュースレター『マリガヤ』発行、日本政府に対するロビー活動などを行っています。
[ マリガヤハウスについて ]
JFCネットワークが事業委託しているフィリピンのマニラにある事務所です。
①Psycho social intervention 心理・社会的支援活動
※法的・心理的なカウンセリング
②Training and education トレーニング・教育支援活動
※日本語教室、ワークショップ、奨学金支援など。
③Advocacy and networking 普及啓もう・ネットワーク活動
④Research and publication リサーチ・出版活動
※ニュースレター「マリガヤ」、ハンドブックなどの発行をしています。
MALIGAYA House
18-A Cabezas Street Quezon City Metro Manila, 1109, Philippines
Tel: 913-8913,
活動実績
JFC弁護団結成
1993年04月
フィリピン人と日本人の間に生まれた子どもであるJFC(Japanese Filipino Children)をサポートするため、弁護団を結成
NGOとして「JFCを支えるネットワーク」設立。
1994年05月
(初代代表:故松井やより)
フィリピン・マニラにて事務所・マリガヤハウス開設。
1998年01月
NPO法人の認証を東京都より得る。「JFCネットワーク」と名称を変更。
2006年03月
第21回東京弁護士会人権賞受賞
2006年12月
COW(Religious of the Good Shepherd – Center for Overseas)との協働開始
2007年
フィリピン・ミンダナオ島でのケース受理ができるようになる
国籍確認訴訟(国籍法3条)違憲判決が出る
2008年
JFCネットワークのクライエントが原告となった裁判で、違憲判決を得る。
日本人の父親から認知された子どもが日本国籍を取得できることになる。
相談受理件数1000件を突破
2010年
第4回かめのり賞受賞
2011年01月
JFCネットワーク20周年
2014年
エッセイコンテストを開催。
英語版「Made in Japan」は2020年のアテネオ大学出版(Ateneo De Manila University Press)の金賞/"Gintong Aklat Awards"に選ばれた。
翻訳プロジェクトを立ち上げ、日本版『父の国・母の国をめくる旅』も作成。
マリガヤハウスにてオンラインでのケース受付開始
2021年09月
成年年齢引き下げがJFCの日本国籍取得に及ぼす影響についての意見書公表
2022年10月01日
民法等の一部を改正する法律案による、国籍法3条3項の新設に反対する意見書
2022年10月27日