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更新日:2025/05/05
【推薦入試・活動証明書付】移民・難民に話を聞いて、ポートフォリオを作成しよう!
VOT(voices of tomorrow)🌍 Migration Dialogue Program(全4回・完全オンライン・5月24日〜6月14日)
―「声を聞き、未来を描く」国際探究プログラム
📝【このプログラムはこんな高校生におすすめ】
- 志望理由書に書ける"これだ!"という活動がまだない…
- 探究テーマが曖昧で、何を深めていいか分からない…
- 国際系・社会系の学部を目指したいけど、自信を持って語れる経験がない…
そんな悩みをもつ高校生にこそ、この4週間の探究体験が"入試に効く武器"になります。
🔔【申込者限定・オンライン説明会あり】本プログラムの申込者には、参加前に内容を深く理解できる説明会(オンライン)をご案内します。
🗓 開催日:5月21日(水)21:00〜21:30
📍 形式:Zoom(申込者に別途URL送付)
📘 内容:プログラムの進め方/成果物の活用/入試へのつなげ方など
※説明会は参加任意ですが、初回不安な方や入試活用を真剣に考えている方におすすめです。
🔥 なぜ推薦入試で強みになるのか?推薦入試の観点 | MDPで得られるもの |
---|---|
🔸 探究活動の有無 | 「難民・移民問題」に対する国際的・実践的な探究経験 |
🔸 成果物・提出資料 | 留学生との協働で作成したパンフレット形式の成果物(PDF) |
🔸 活動証明 | 主催団体名で発行される公式の活動証明書(希望者には発行) |
🔸 志望理由の深まり | 当事者との対話で得た気づきから、"なぜこの学部に進みたいか"が自分の言葉で語れるようになる |
項目 | 得られる価値 |
---|---|
✅ 国際性 | 留学生と英語・日本語で実際に対話する「越境型の学び」 |
✅ 社会性 | 移民・難民というリアルな社会課題を"他人ごと"から"自分ごと"に |
✅ 表現力 | 聞いた内容を自分の言葉でまとめ、パンフレットに編集して発信 |
✅ 入試力 | 志望理由書・面接・ポートフォリオに使える素材が完成 |
✅ 安心感 | 英語が苦手でも翻訳・記録・編集など、全員に役割あり |
項目 | 内容 |
---|---|
実施期間 | 2025年5月24日(土)〜6月14日(土)(全4回) |
実施日程 | 毎週土曜 19:00〜20:00(60分) |
実施形式 | 完全オンライン(Zoom/Googleドキュメント/Canva使用) |
参加対象 | 高校生 |
成果物 | 留学生との共同パンフレット制作(PDF)+活動証明書(希望者) |
参加費 | 税込 9,800円(全4回・成果物+証明書込み) |
定員 | 10名限定(先着または選考) |
回 | タイトル | 内容概要 |
---|---|---|
第1回 | 「移民・難民ってなんだろう?」 | 難民・移民の基礎を学び、探究テーマを選定。問いの芽を出す |
第2回 | 「声を聞く①:出発の理由」 | 留学生と対話。移動の背景や母国での経験を聴く |
第3回 | 「声を聞く②:移動後の現実と希望」 | 移住後の課題や支援・希望について深掘り。編集構成に着手 |
第4回 | 「声を伝える:パンフ発表会」 | 各チームでパンフを発表。学びのシェアとクロージング |
- 🎓 活動証明書(主催団体名義・役割記載付き)
- 📘 PDFパンフレット(当事者の声+自分たちのまとめ)
- 📝 振り返りシート(大学提出や面接準備に活用可能)
基本情報
国際異文化交流について基礎から応用的な知識まで勉強会・フィールドワークを通して学びます!外国人との交流を通して異文化交流の本質に迫ります!
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
こちらは運営費や教材費、通信費に当てさせていただきます。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週1回からOK 毎週土曜日の19:00~20:00にオンラインで活動を行っております! |
注目ポイント |
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募集対象 |
必須条件 一緒に活動する人の年齢層について高校生のみの参加になります! |
募集人数 |
10名 |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
🎓 推薦入試ではこう評価されます
この活動は、以下のように総合型選抜・学校推薦型選抜で高く評価される要素を網羅しています。
評価基準 | 本プログラムで得られる要素 |
---|---|
✅ 探究活動の実績 | 国際的社会課題に対する自分なりの問いと提案を含む実践的探究経験 |
✅ 成果物 | 留学生との共同制作によるパンフレット(PDF形式) |
✅ 活動証明 | 主催団体による証明書を発行(希望者) |
✅ 志望理由との一貫性 | 「国際問題に関心を持った理由」として志望理由書の原体験にできる |
✅ 表現力・協働性 | 多文化的チームでの発表・編集・対話を通じた表現力と協働経験 |
✏️ 志望理由書にどう活かせる?
本プログラムでは、実際に"移動"を経験した当事者の声に触れることで、ただの知識ではなく「心が動いた体験」が得られます。
これは志望理由書のなかで**「なぜ私は国際系を学びたいのか?」という問いに、具体性と説得力を持って答える**ための"原体験"として非常に効果的です。
例:「対話で聞いた"差別を受けた話"をきっかけに、自分もこの課題に関わりたいと思った」
→ "なぜこの分野に進むのか"が、経験ベースで語れるようになります。
💬 参加者の声(抜粋)
「対話で聞いた体験が、志望理由書の"核"になりました」
「英語が苦手でも役割を持てて、ちゃんと自分が貢献できたと思えました」
「難民問題が"かわいそう"ではなく、"一緒に考えるべきこと"だと感じました」
📅 開催概要
- 実施期間:2025年5月24日(土)〜6月14日(土)
- 時間:毎週土曜 19:00〜20:00(全4回)
- 形式:完全オンライン(Zoom・Googleドキュメント・Canva使用)
- 対象:国際系・社会系の学部を志望する高校生(全国から参加可)
- 参加費:税込 9,800円(パンフ+証明書付き)
- 定員:20名限定(先着 or 選考)
- 成果物:パンフレット(PDF形式)、振り返りシート、活動証明書(希望者)
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
名前:西村ひまり
学年:高校3年生
性別:女性
私は将来、国際協力や人道支援に関わる仕事がしたいと考えていますが、これまで「国際的な活動をした」と言えるような経験がなく、志望理由書にも何を書いていいか分からずに悩んでいました。そんなときに学校の掲示板で見つけたのが、この「Migration Dialogue Program」でした。
プログラムでは、実際に難民や移民として日本に来た留学生の方と、Zoomで対話をする機会がありました。私たちのチームに来てくれたのは、ミャンマー出身の留学生で、日本に来る直前まで国内での紛争や差別を経験していた方でした。日本に来るまでの道のり、国を離れることを決めた日のこと、そして"命よりも夢を優先した理由"を話してくれたとき、私は言葉が出ませんでした。
それまで私は、ニュースで難民問題を見るたびに「かわいそう」とか「大変そう」という感覚で受け止めていたと思います。でも、直接話すことで「その人の人生」や「夢の続き」が見えてきて、気づけば"他人事"ではなくなっていました。
対話後は、話を聴いて得たことをチームで整理し、Canvaというツールでパンフレットを作成しました。私は英語に自信がなかったので、翻訳アプリを使いながら記録を担当し、みんなの言葉を整理する役割を担いました。最後の発表では「今、私たちにできる支援とは何か?」という問いを立てて、留学生と一緒にまとめた提案も発表しました。
この活動は、単なる国際交流ではありませんでした。「知らなかった現実を知り、それを言葉にして届ける責任」を感じる、本物の学びでした。そして何より、この体験が**志望理由書を書くときの"軸"**になりました。
私は今、「なぜ国際協力を学びたいのか?」という問いに対して、「○○さん(留学生)との対話で、"夢を追うことが命がけになる現実"を知ったから」と、心からの言葉で答えられます。
Migration Dialogue Programは、私にとって単なる課外活動ではなく、将来につながる原体験になった4週間でした。
このボランティアの雰囲気
「国際問題に興味があります」と言いながら、実際にはニュースの知識以上のことは何も知らなかった——そんな自分にどこか引け目を感じていた私は、志望理由書を書くのにずっと悩んでいました。きっかけをくれたのが、先生に紹介された「Migration Dialogue Program」でした。
このプログラムでは、難民や移民として来日した留学生と実際に対話し、その声をもとにパンフレットをつくります。正直最初は、「英語が苦手な自分にできるのかな…」という不安が強かったです。でも、翻訳や記録、質問づくりなど様々な役割があって、得意なことで貢献できる仕組みが整っていました。
私たちのチームで出会ったのは、アフガニスタンから来た大学生のサリムさんでした。彼は高校生の頃に政変を経験し、自由に学ぶことも、女性の友人と一緒に学校に通うこともできなくなったと言います。何より印象に残ったのは、「学ぶことは命の危険と引き換えだった」という言葉でした。
サリムさんが「言葉は力になる」と話してくれたとき、私はただうなずくしかできませんでした。でもその後、私たちがまとめたパンフレットの中にその言葉を入れて、「今、日本にいて、安心して学べることの意味を私たちはもっと考えるべきだ」と書いたとき、ようやく"聴いたこと"が"自分の言葉"に変わった気がしました。
活動を通じて、私は「無関心でいること」もまたひとつの選択であることに気づきました。そして今、志望理由書を書くとき、サリムさんの話を思い出しながら、「この体験が、国際人権を学びたいと思った原点です」と自信を持って書けるようになりました。
このプログラムは、決して"特別な誰か"のためのものではなく、「何も知らなかったけど、知りたいと思えた人」こそが参加すべき場だと思います。
そして私にとっては、"知らなかった"を"伝えたい"に変えてくれた、大切な4週間でした。
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:20%、女性:80% |
団体情報
設立年 |
2024年 |
---|---|
法人格 |
任意団体 |
VOT(voices of tomorrow)の団体活動理念
私たちがこの活動を企画・運営するうえで大切にしているのは、「地域をもっと知り、考え、未来を創る仲間を増やしたい」という思いです。現代社会が抱える課題は複雑化しており、一つの視点だけでは解決が難しいものばかりです。しかし、その地域に住む一人ひとりが課題に目を向け、自分ごととして考えることが、未来を切り拓く第一歩だと私たちは信じています。
地域にはまだまだ多くの魅力が眠っています。同時に、課題も山積しています。それを「誰かが解決してくれる」ではなく、自分たちが考え、動き、未来を創ることができるという自覚を持つこと。それをこの活動を通じて皆さんに体感してほしいと思っています。
私たちは、参加者一人ひとりの個性や興味を尊重し、自由に意見を交換しながら学び合える場を大切にしています。単なる講義形式ではなく、参加者同士のディスカッションやフィールドワーク、インタビューなどを通じて、学びを実践へと繋げられるよう工夫を凝らしています。また、他の地域の仲間や、さまざまな分野で活躍する方々との出会いも、この活動の大きな魅力です。
この活動が、皆さんの志望する進路や将来のビジョンに少しでも役立つことを願っています。私たちが提供する場が、皆さんにとって地域や社会と向き合い、未来を描くきっかけとなれば幸いです。一緒に、地域に新たな可能性を見つけ、未来を創る旅路に出発しましょう!
VOT(voices of tomorrow)の団体活動内容
この活動は、地域の魅力や課題を発見し、解決策を考える力を育むことを目的としています。全8回のセッションを通じて、参加者は地域社会をテーマにした探求活動に取り組み、データ分析やインタビュー、プレゼンテーションなど、実践的なスキルを身につけていきます。
第1回では、まず参加者同士の自己紹介を行い、地域の魅力や課題について意見交換を行います。アイスブレイクや地域紹介を通じて、地域の多様な側面に目を向け、探求活動の第一歩を踏み出します。第2回では、参加者が見つけてきた地域課題をもとにディスカッションを行い、地方の人口動態や産業構造、財政状況など、地域が抱える課題をデータを活用して把握します。
第3回では、選定した課題について原因や影響を深掘りする分析を行います。データを用いて因果関係を考察し、グループワークでは原因と影響を可視化する手法を学びます。続く第4回では、地域活性化の成功事例や失敗事例を紹介し、解決策を考えるヒントを得ます。また、デザイン思考やシックスハット法などのアイデア発想法を学び、具体的な解決策を考案します。
第5回では、課題の当事者や専門家にオンラインインタビューを行い、現場の声を直接聞き取ります。事前に効果的な質問作成やインタビューの進め方を学び、実際のインタビューを通じて、課題解決に向けたリアルな視点を収集します。第6回では、考案した解決策を政策提言として具体化するために、政策提言書の作成を行います。グループで協力し、実現可能性や効果を考慮した提案書を作り上げます。
第7回では、プレゼンテーションスキルを学び、リハーサルを行います。発表資料を作成し、質疑応答の練習や相互フィードバックを通じて、効果的なプレゼンの技術を磨きます。そして第8回では、最終発表会を開催し、これまでの活動で得た成果を発表します。参加者同士で意見を交換し、主催者から講評を受けて活動を振り返ります。最後に修了証を授与し、活動を締めくくります。
このプログラムは、地域社会に対する理解を深めるとともに、実践的な課題解決能力を高める機会を提供します。多くの参加者が、学びを通じて自身の成長を実感し、将来の進路やキャリアに役立てています。