- ホーム
- 京都のボランティア募集一覧
- 京都でのこども・教育系ボランティア募集一覧
- 子どもたちと一緒に学び、成長する。自由研究・野外活のサポートボランティア募集中!
更新日:2025/04/11
子どもたちと一緒に学び、成長する。自由研究・野外活のサポートボランティア募集中!
自由研究教室oranje(オラニエ)
自由研究教室oranjeってどんなとこ?
〈自由研究教室oranjeってどんなとこ?〉
〈自由研究教室oranjeってどんなとこ?〉自由研究教室oranjeは2016年10月からはじまった、小中学生を対象とした「自由研究をする」学び場です。
主なプログラムは、
◎自由研究
◎野外活動(「CABA camp」と「価値観に出会う移動教室Ex_site!」の二つあります。)
です。
主宰のとみながが、京都教育大学大学院でまなんだ理科教育(探究学習や自由研究)と、在学中に訪れたオランダでの経験からうまれた教室です。
開業当初は、学校ではやりにくい自分のこだわりを詰め込んだ教育を、そして、子どもたちの実態を観察し研究する場所を、という思いではじめました。
〈3つのお約束〉
自由研究教室は、ゆたかになる(自由で、ジリツする)ため3つのお約束を掲げています。
①一生懸命やろう
⇒なんでもまずは一生懸命夢中になって取り組むことが大事!
②感動しよう
⇒一生懸命やれば、きっと心がポジにもネガにも動くはず!その自分の気持ちをひろってわかってあげよう!
③変身しよう
⇒①、②の経験を繰り返し、ほんのちょびっとでも今までと違った自分に出会えたら、それって素敵だよね!しかも、自分で自分の成長を知っているってとってもエキサイティングなこと!
以上の3つも、子どもたちの実態から約10年かけて見つけた、ゆたかになるための行動指針です。これは、oranjeが主催するまなびのすべてに共通するお約束です。
〈自由研究は自己紹介だ〉
自由研究というと、夏休みにやるアレですが、実際に見てみるとちとびっくりするかもしれません。どちらかというと、大学生の卒業研究に近いイメージをもって活動しています。
テーマが決まれば、紆余曲折しながらも長い場合には4年程度かけて自分の活動に向き合います。
30ほどのテーマを子どもたちと取り組み、小学生が一人一つ自分の活動をもって取り組むすがたには4つのステップがあることに気づきました。
①みわたす
テーマとして決めたものの、実際に自分で何から何までやってみようと思うとよくわからないことだらけ。気負わずのんびりいろんな方法で対象としたものに迫ってみます。うまくいかないことや「あんまりおもしろくないかも?」と思ったり「思ってた好きの方向とはちがったかも?」なんてこともしばしばあります。
②みつかる
さまざまな経験をする中で「あれ?」っと偶然見つけた気になるものを深堀していきます。ここまでくれば「真のテーマ」としてやればやるほどどんどんおもしろくなってきます。
③みつける
真のテーマを通して、「どうしてもうまくいかないこと」や「これどうなってるんや!?」という問いがここではじめて出てきます。
④わかる
問いに対して、実験やインタビュー・アンケートなどによって科学的にアプローチすることで「そういうことだったのか!」を発見します。これがあなたの見つけた、あなただけの問いとこたえです。
__________
このステップは意図して動かすわけでもないし、進んだ!と思ってもすぐ戻ったりすることもあります笑
そこを子どもたちとかかわりながら、どうする?こうする?とかわいわいするのがoranjeのお仕事の一つです。
そして、このステップをを行ったり来たりしながら、一つ意図的に組み込む活動があります。
それは振り返り。むしろこれが自由研究の本懐と言っても過言ではありません。
自分を知り、やりたいことをやりたいようにできるように、それがoranjeが目指す教育のかたちです。
◎振り返り
自由研究の本懐はここです。「自由研究は自己紹介だ」を実現するために、自分をストーリーで語れるように、「自分のどんないいところが発揮できたのか?」また、「日常の自分との共通点はどこか?」などを切り口に自分を探っていきます。
__________
子どもたちは、自分の半径10mの中からテーマを選んでいます(指示したわけではなく、自然に)。
案外そんなもんなんだなあ、という素朴さ・リアリティがこれまた何ともおもしろいもので、
こちらも楽しみながら支援しています。これまでの自由研究の事例を紹介しますので、ご覧ください▼
テーマ | 概要 |
油 | 大豆から油をとりだしてみたい。 |
料理 | だいすきな卵料理を、調理器具やカトラリーも自分で作ったもので調理し食べたい。 |
季節 | 自然物や人の動きを観察して季節の変わり目を見つけたい。 |
折り紙 | 折り紙で自分の想像する街をつくってみたい。 |
ミカンジュース | 一番好きなつぶつぶミカンジュースを再現したい。 |
アリ | 巣の中でのアリの「ふつうの生活」を見てみたい。 |
小さい子ども | 小さな子どもたちとあそびながら、どのように成長していくのか知りたい。 |
カラス | カラスの観察を続けて、その記録からカラスの日常生活を知りたい。 |
果物 | 果物を焼いて糖度を測ってみたい。 |
〈CABA camp~ジリツは半径50㎝から。~〉
oranjeのもう一つのメインプログラムはキャンプです。
これまで幼児向け、ベーシック、アドバンスの3コース合わせて16回実施してきました(2025年4月現在)。
キャンプのコンセプトは、「ジリツのためにチャレンジし、気づきをもって日常に変える」ことです。
英語で「Challenge for Aliveness & Back home with Awareness」とし、頭文字をとってCABA campと名付けました。
キャンプといえば、花火をしたりBBQをしたり、のめや(?)歌えやのどんちゃん騒ぎ、最近ではサ活と組み合わせたりと、そのスタイルはさまざまですが、CABA campはこういった派手な活動はありません。
もっと素朴に、日常生活を野外に移して、一生懸命すごそう!といったイメージです。
脱いだ服はきちんと片づけたり、
食事は準備から片付けまで自分たちで行い、無駄なく粗末にせずいただき、
夜過ごすテントも自分たちで立て方を考えるところから、
つくっていきます。まさに、衣食住を強調したキャンプです。
もちろんそのうえでサイクリングしたり、山に登ったり、川や海であそんだりということもしますが、
基本のキに据えているのは、「自分のことは自分でできるように」、そして「日常へ帰っても再現できるように」です。
派手さのない、きつそうな(?笑)キャンプですが、
着実に成長している実感をもてる野外生活に子どもたちは真剣に、そして楽しそうに取り組んでいます。
CABA campは年に1~2回のイベントなので子どもたちの経年変化を見ることができるのも醍醐味の一つかもしれません。
これまでのキャンプはHP「CABA camp」にまとめていますので是非ご覧ください◎
〈価値観に出会う移動教室Ex_site!〉
それから最後に、oranjeにはもう一つ企画があります。それが2024年からはじめたキャンプ。
これは、とみながの友人や、こういうひとと過ごしてほしいな~というひとに出会ったり、
「こんなあそびかたあるんだ!」「こんな世界しらなかった!」
といった価値観に出会うためのキャンプです。
CABA campの幼児向け企画と2023年前行っていた外遊びの企画をがっちゃんこしたような企画です。
こちらも、詳しくはHP「Ex_site!」をご覧いただければと思います。
基本情報
科学、芸術、歴史など多岐にわたるテーマの中で、小中学生の「やってみたい!」を実現できる環境作りをお手伝いします。楽しい環境づくりや良き相談相手をいっしょにしてください!
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 |
大将軍小学校・衣笠小学校・金閣小学校など周辺の小学校の学区境の、小さな一軒家が教室です。 |
必要経費 |
無料 ◎活動場所までの交通費はご負担をお願いします。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:月2回からOK ◎自由研究の支援 |
注目ポイント |
|
募集対象 |
・教職および教育関係の仕事につきたい/ついている方 一緒に活動する人の年齢層について
|
募集人数 |
4名 |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
体験談・雰囲気
特徴 | |
---|---|
雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
団体情報
代表者 |
冨永岳 |
---|---|
設立年 |
2016年 |
法人格 |
任意団体 |
自由研究教室oranje(オラニエ)の団体活動理念
自由とジリツのために、ゆたかなまなび(探究学習)をつくっています。自由研究とキャンプで子どもたちの成長・発達を支援します。