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更新日:2024/10/22
オンラインOK!日本・インドで社会課題に取り組むNPOでインターン募集
特定非営利活動法人 かものはしプロジェクト基本情報
子どもの虐待や貧困 「なんとかしたい」を大きな力に変えていくために、共に挑戦するインターン生を募集しています。
【業務内容】
◎WEB・広報
◎イベント
◎チャリティマラソン
◎寄付開拓
活動テーマ | |
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勤務場所 |
基本はリモートで活動しています。 |
待遇 |
無料 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週2回からOK |
注目ポイント |
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募集対象 |
【勤務時間】 一緒に活動する人の年齢層について
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特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
こんなことやります
「NPOの活動や働き方を深く見てみたい」
「社会貢献を仕事にする、ということを体感してみたい」
このような思いをもった学生の方、社会人でキャリアチェンジを考える方へ
認定NPO法人かものはしプロジェクトでは、子どもの虐待や貧困 「なんとかしたい」を大きな力に変えていくために、共に挑戦するインターン生を募集しています。
◆リアルな経験を積むチャンス!◆
かものはしの一員として、インターン一人一人が担当業務を持ち、責任を持って活躍しています。いちメンバーとして仕事をお願いするので、過去参加したインターン生からも「ここまでの責任を持って仕事をするとは思っていなかった。」という声をよくもらいます。
あなたが業務をしている中で「やってみたい」と思ったことに挑戦する機会もあります。どのように実践するのか、スタッフや他のインターン生と一緒に考えながら、形にしていきましょう!
◆インターンから広がるキャリアの可能性◆
かものはしインターン卒業生は300名以上!過去のインターン生は、NPOでの実践的な経験を活かし、大手企業や海外留学など、様々なキャリアを築いています。人とは違う経験を積みながら、分野問わず社会人として役立つスキルをここで身につけませんか?
また、毎月1回の「面談制度」があり、担当のスタッフに伸ばしたいスキルや仕事上の悩み、キャリアの相談が可能です。
◆「オンライン面談」でお話しませんか?◆
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ「オンライン面談」にご参加ください。担当スタッフと現役インターン生を交えて、カジュアルにお話しできればと思っております。お時間は30分ほど、zoomを利用予定です。みなさんのご応募をお待ちしています!
募集している担当は以下の通りです。
1. WEB・広報担当
〈業務概要〉
かものはしのホームページでいかに情報を発信するか、どのようなメッセージをオンライン上で伝えていくかを考え、実行をする担当です。サイト更新やアクセス解析など分析の業務もあれば、どのような写真や文章がいいか考えるクリエイティブなお仕事もあります。WEBに関する知識や経験がない方でも問題ありません。実践の中で一緒にトライしていきましょう!
〈具体的業務〉
・SNS(Facebook/LINE/Twitter)配信のための記事作成・設定
・SNSの解析、戦略立案
・メルマガやブログのライティング
〈やりがい〉
自分の言葉で多くの人に伝える、情報発信の面白さを感じることができます。
〈学べること〉
ITスキル、基本的なWEBマーケティング
2. 活動報告イベント担当
〈業務概要〉
「かものはし活動説明会」や、かものはしが実施している様々なイベントの企画・運営を担当します。現在はオンラインでイベントをメインで開催していますが、年3,4回対面でのイベントも企画しています。どのようなイベントだと、かものはしの活動が伝わりやすいか、どのような準備があると参加者が安心して参加できるかなどを考えて、かたちにしていくお仕事です。
〈具体的業務〉
・イベントのWEB設定、告知準備
・事前準備、当日の運営
・参加者からのお問い合わせ対応
〈やりがい〉
かものはしプロジェクトの活動に興味を持つ多くの方々と交流することができます。
〈学べること〉
社会人に必要な調整力、柔軟に対応する力
3.チャリティマラソン担当
〈業務概要〉
寄付して走る「チャリティマラソン」の企画・運営を担当します。海外からのランナーさんも多くお迎えするため、英語を使って活躍することもできます(語学は必須ではありません)。よりたくさんのチャリティランナーさんを集めるための企画、チャリティランナーさん向けのイベント実施などを行います。コミュニケーション能力と、着実な実行力が培われるお仕事です。
〈具体的業務〉
・チャリティランナーさん募集にかかる広報等
・チャリティランナーさんむけイベント企画・運営
〈やりがい〉
かものはしプロジェクトの活動に興味を持つ世界中の方々と交流することができます。
〈学べること〉
社会人に必要な調整力、国際的なコミュニケーション力
4. 寄付開拓・講演会担当
〈業務概要〉
かものはしを支援してくださる支援者の方々への訪問や講演会の調整をする担当です。多くの支援者の方々と直接会って話し、様々な考え方に触れられることが寄付開拓・講演会担当の大きな魅力です。
〈具体的な業務〉
・活動報告や講演会の同行
・議事録の作成
〈やりがい〉
社会をよくしていこうと考える様々な業界の方と交流する機会を得られます。
〈学べること〉
営業業務の基礎知識、営業スキル
まずは「応募/お問い合わせページ」からオンライン面談でお話ししましょう!
体験談・雰囲気
特徴 |
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法人情報
代表者 |
理事長 青木 健太 |
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設立年 |
2002年 |
法人格 |
認定NPO法人 |
かものはしプロジェクトの法人活動理念
【だれもが、尊厳を大切にし、大切にされている世界を育む】
「子どもが売られない世界をつくる」をミッションに掲げ、活動を開始して約20年。人身売買の現場と向き合い続けたこと、被害者や最貧困層の女性たちにライフスキルやリーダーシップを身につけてもらう活動を行ってきたこと、仲間同士の葛藤や自身への疑い・無力感を体験したこと。その中で自分たちが大切にしてきた・していきたいものを考えたとき、「尊厳」という言葉に行き着きました。このいちばんの本質=「尊厳を大切にしあう」を新たな理念として、子どもの虐待、貧困、人身売買といった、世の中の様々な不条理にアプローチをしていきます。
かものはしプロジェクトの法人活動内容
2002年にかものはしプロジェクトが設立されてから、「子どもが売られない世界をつくる」をミッションとして、カンボジア、インド、日本で活動を続けてまいりました。
そして、2022年6月に、ミッションを「だれもが、尊厳を大切にし、大切にされている世界を育む」に変更し、新しい出発を切っています。
「子どもの人身売買」も「虐待」も「貧困」も、それらをとりまく様々な社会の状況と結びついていて、シンプルな解決方法はありません。虐待をとってみても、たんに虐待する人をつかまえればいいという話ではありません。大切にされない子どもの隣りには、他者を大切にすることが難しい親(大人たち)がいる。そうさせてしまう社会の仕組みがある。それらすべてに、包括的に目を向けなければ、うわべだけの、もしくは一時的な解決にしかなりません。
私たちは、どんなに難しくとも「本質」に向き合い、根本的な解決につながることに取り組んでいきます。そして、「尊厳」を大切にしあう、強くやさしい社会を目指していきます。
取り組む社会課題:『児童虐待』
「児童虐待」の問題の現状
児童虐待の相談対応件数は年々増え続け、2020年以降は年間20万件を超えています。虐待は身体的、心理的なダメージを子どもに与え、その影響から将来にもわたって対人関係に難しさが生じたり、日常生活に支障が出たりすることも少なくないと言います。児童虐待は、20万件の先にいる一人一人の子どもの人生を大きく変えうる、人の「尊厳」に深く関わる問題です。
「児童虐待」の問題が発生する原因や抱える課題
事業立案にあたり虐待の発生原因を調べると、一つの原因があるわけではなく、複数の要因が複合的かつ重層的に絡み合っていることがわかりました。虐待に至りやすいリスク要因として、若年妊娠や親の精神疾患、子どもの障害や育てにくさ、ひとり親家庭、経済的困窮などがあり、これらが互いに影響し合っています。しかし、リスク要因があれば虐待が発生するわけではありません。
結局のところ一体何が虐待を引き起こすのか、課題を構造化しようと繰り返し試みた結果、合理的に解釈できる問題ではない、という考えに至りました。
虐待事例から被害を受けた子どもの心情を想像すると、言葉になりません。同時に、虐待に至ってしまった親の背景を知っていくと胸をえぐられるような気分になります。その人がこの社会の中で消え入りそうになりながら生きてきた痛みや悲しみが、感じられるからです。「自分は誰からも気づかれない存在」と透明人間になる感覚や、「私ばかり大変なのに誰も助けてくれない」と世界が敵に見える感覚が私にも時折あります。それらが激しく増幅したような、いたたまれない感覚を覚えるのです。
「児童虐待」の問題の解決策
虐待は決して肯定されるものではありません。でも、その人が認められたり大切にされたりしなかったことの先にその行為があるのではないか、児童虐待は「人との関わりの中で大切にされ合うこと」つまり「つながり」の欠如によって起きてしまう、構造的問題なのではないか、という仮説にたどり着きました。
こんなに深刻な問題に、そしてそれによって苦しんでいる一人一人に固有の経験や背景がある中で、こんなにシンプルな仮説を提示することに、抵抗感も恐れもあります。ただ、何かを信じてみないと、進みだせない気がしたのです。私たちはこの4年間、当事者や現場で活動する人々から話を聞き、複数のプロジェクトを実施し、解を見つけようとチームでもがき続けてきました。そしてようやくたどり着いたこの仮説は、人が本来もっている優しさや温かさを根底で信じている私たちらしいものでした。だからこそ、信じてみよう。私たちは、昨年の秋に「社会の中に豊かなつながりを育むことにより、児童虐待が発生しにくく、虐待を受けた人が回復しやすくなる社会を目指す」ことを事業方針としました。
そして、たくさんの支援者からこの問題をなんとかしたいという思いを預かっている私たちが、多くの先人たちが努力を重ね続けているこの領域で果たすべき役割は、既にある多くの力を10倍にも100倍にもしていくことだと考えました。まずは地域での事業を進め、中長期的には他地域にその学びを普及していくことや、政策に反映させ全国に波及させることを目指します。
活動実績
カンボジア
2002年
(2002年~2018年)
活動当初、世界の中でも「子どもが売られる問題」が多かったカンボジアにて、主に、
・子どもを買う人を適切に逮捕し罰することができる仕組みをつくるための警察支援
・家が貧しい女性に仕事を提供するための工房運営
・売られてしまうリスクの高い子どもを守るための孤児院の支援
を行っていました。
インド
2012年
(2012年~)
カンボジアで問題解決を続けてきたかものはしは、インドでの「性的搾取を目的とした人身売買」をなくすために、サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「サバイバーに寄り添う」活動と、人身売買ビジネスが成り立たないような「社会の仕組みをつくる」活動の2つを現地パートナーと共同しながら行っています。
日本
2019年
(2019年~)
活動の中心であるインドに加え、日本での児童虐待などの「子どもを取り巻く不条理をなくすため」の活動を行っています。
具体的には、①現場での取り組み、②地域エコシステムに関わる取り組み、③全国ネットワーク・政策に関わる取り組みを活動の柱にすえ、「誰もが生まれてきて良かったと思える社会を共につくる」ことを目指します。