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更新日:2024/04/28
【音楽支援】ネパールの人身売買サバイバーと合唱でステージをつくる海外ボランティア
HAWAトラベル&ボランティア基本情報
ネパールの田舎で歌いながらコミュニティ農業を営む農家に学び、人身売買サバイバーの人達と歌を歌ってステージをつくるHĀWĀだけのプログラム!
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
参加費には宿泊費、2回の食事代、現地交通費などが含まれています。航空券代やお土産代などはご自身の負担となります。 |
活動日程 |
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注目ポイント |
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募集対象 |
17歳から30歳までの高校生、大学生、短大生、専門学生 |
募集人数 |
11名 |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
プログラムの流れ
①事前研修
ただ旅に行くだけじゃもったいない!機会がなければ滅多に訪れることのない国、ネパール。現場での体験を意義のあるものにするために、日本での事前研修でネパールやスラムについての簡単なレクチャーを受けます。さらに同じチームのメンバーとも仲良くなれる◎
②ネパールの文化を知る
まずは「人よりも神の数が多い」と呼ばれ、ヒンドゥー教と仏教が入り混じるネパールの文化を学びに行こう。様々な寺を回ったり、値切りにチャレンジしてみたりします。
③村へ移動!
活動地であるネパール南部へ向かうために移動します!移動中もいろいろな話に花が咲いて、意外と素敵な時間になるかも🌸
村についたらドラゴンフルーツなどを植えている「コミュニティ農業」を営む農家さんのお手伝い。額に汗をかき、手足に泥をつけながら農業体験を楽しみます。
さらに村ではスラム地区の子ども達に会いに行ったり、人身売買問題に立ち向かうNGOを訪問したりします。村の人たちのご家庭に、何人かずつホームステイも行います。
④コンサートの準備、練習
どんなコンサートにしたいか、曲やパフォーマンスを決めて練習します。ネパールの楽器や音源なども使います。さらに子ども達と一緒にダンスや歌を練習します🔥
⑤いざ、コンサート!
村の人たちを招待していざコンサート!美味しいご飯と笑い声に包まれながら、楽しい夜を過ごしましょう🌕
⑥継承
「やって終わり」のボランティアはもう古い!次のチームに自分たちのやったことやどんな想いを込めたのかを伝えるために、知見を積み重ねてバトンを渡します。
HAWAを選ぶ3つの理由
他ではできない経験
HĀWĀのプログラムは人類学の視点を活かして独自に考えられたプログラム
安全・安心
プログラム中は専門の知識と豊富な経験を持った日本人スタッフとネパール人のスタッフが皆様の安全を守ります
現地へのインパクト
HĀWĀはただの「ボランティアガイド団体」ではなく現地に根差した開発支援団体です。事業収益やプログラムを通して現地の子ども達に確かな影響を残します。
HAWAが他のボランティアと違うところ
途上国の子供は、先進国の大学生の「教材」ではない!
今、海外ボランティア業界では、 「現地の子どもを、参加者の学習のための教材としている」という問題があります。毎回参加者の違う海外ボランティアの中で、子ども達に 「私たちは金持ち大学生の経験のための道具なんだ」 「私たちは貧困の象徴なんだ」 という思いを抱かせないために HĀWĀのプログラムには様々な「しかけ」が盛り込まれています。
HĀWĀでは、次のチームにバトンを渡すまでがプログラムです。参加メンバーの顔ぶれは毎回違えど、授業の一貫性を子ども自身が実感することで「日本の大学生が私たちを用いて経験を獲得しにきている」ではなく、「毎回人は違うけれど、同じチームの人達が授業をしにきている」と感じてもらうというスタイルです。
私たちが大切にしていること
「子どもはのびのび育つべき!」
どんな場所で、どんな時代に生まれようと、子どもが子どもでいられる空間を奪うことは何人たりとも許されていません。
「全ての若人に青春を!」
HĀWĀは、「若さを謳歌する」と言うことは、ただ時間を浪費する惰性的な時間ではなく、目的を持ち、ともに答えのない問いに挑む仲間を持ち、成功するかどうかわからない挑戦に夢中になることだと考えます。夢中になるための、知恵と技術を、プログラムを通じて伝えていきます。
「他人事ボランティア」
どこにいっても「自分ごとにする」と叫ばれる今の世です。しかし、「自分ごと」にしなければ手を取り合えないほど、人間は損得で動く生き物でしょうか。コスパ・タイパが叫ばれ、寄り道を嫌う社会に、私たちは大いに寄り道しながら、みんなで進んでいきます。「自分ごと」じゃないのに、「他人事」なのに、手を取り合う。それこそがボランティア、国際協力の真髄です。
多文化共生の文脈では、他人を理解することが絶対善とされています。しかし全く違った境遇で、違う言語で生きている相手と全て同じように感じ、全て同じように考えることは多分できません。でも、それでいいんです。完全に理解し合えないことだけを、互いが理解し合う。分かり合えなさを分かりあうことが共生ではないでしょうか。
私たちは分かり合えない。しかし隣にいることはできる。
まずはお気軽にお問い合わせください!:)
オンライン説明会は毎週水曜日の21:00-22:00で行っています:)
応募フォームより「説明会参加を希望する日程」を送っていただければ参加可能なリンクを送らせていただきます☺️
まずはお気軽に、説明会に遊びにきてください!
上記の日程の中で調整が難しい方は、個別で日程を合わせることも可能です◎
体験談・雰囲気
この海外プログラムの体験談
①Mさん
参加理由は子どもたちへの教育支援に関心があったこと、学生の間で海外に行くラストチャンスだったことの2つです。
活動に参加した中で多くの出会いや学びがありましたが、特に子どもたちの弾ける笑顔とそれを涙ながらに見守る親御さんたちの姿が印象的でした。
また、参加メンバーと泣き笑いしながら感謝し合った時間も、一生の宝物です。
HAWAの活動自体がオススメ過ぎるのですが、自分とは違うバックグラウンドを持ちながらも、「何か力になりたい」と同じ気持ちを持つ人たちと出会い、1週間寝食を共にし、「仲間」になっていく過程を経験できたのは一生にあるかないかの貴重なものだったと思います。
また、日本に住んでいる時には嗅ぐこのない匂い、聞くことのない言葉、感じたことのない味、見ることのない景色など、いわゆる異文化体験を「学びの中」で味わえるのがHĀWĀならではだと思います。
行って後悔することはない!と断言できるくらいに素敵な活動でした。
少しでも気になっているそこのあなた!勇気の一歩を踏み出して、自分の世界を広げてみませんか?
②Yさん
①参加した理由
友達が海外ボランティアに参加していたのをみて興味を持ちました。
他の団体と何か違うって思ったのがHĀWĀでした。
特に、子どもたちを教育資源にしないという理念に惹かれて参加したいと思いました。
②印象に残っていること
子どもたちの笑顔と楽しそうな様子が忘れられません。
彼らはスラムで生きる可哀想な子どもたちではありませんでした。
自分が勝手に負のイメージを持っていたことに気付かされました。
家族や周りの人たちから愛情を受けて無邪気に遊ぶ子どもたちは私たちよりも幸せなのかもしれないとも思いました。
目に入ってくるもの全てが刺激的でした。
当たり前だと思っていたことがネパールでは当たり前ではなく、色々なことを考えさせられました。
③オススメしたいポイント
みんなで話し合いをする機会がたくさんあることです。
1日で得る情報量が多すぎて頭が混乱している時にメンバーと話し合うことで頭の中が整理されました。
自分には思いつかなかった考えを聞くことで、メンバーからたくさんのことを学ぶことができました。
HĀWĀでしか得られなかったものがたくさんあると感じます。
素敵な仲間たちと忘れられない時間を過ごすことができました。
この海外プログラムの雰囲気
のんびり、ゆる〜い時間もあり、みんなで向き合ってミーティングする時間もあり!
それでもずっと笑顔で楽しみながら日々が過ぎていきます:)
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
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団体情報
代表者 |
河内陽太郎 |
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法人格 |
任意団体 |
HAWAトラベル&ボランティアの団体活動理念
海外ボランティア 脱ツーリズム!
「海外ボランティアって旅行なの?」
ボランティアだけど、誰のためになってるのか分からなかったり
相手の顔が見えなかったり、子どもを「貧困の象徴」のように使ったり…。
それって、子どもを「商品」にした旅行じゃない?
そんな問題に、HĀWĀは挑みます。
子どもは商品じゃない。海外ボランティアは物見遊山の旅行じゃない。
生きている、血の通った人間同士のつながりなんだ。
海外ボランティアの新しい形をつくろう!
HAWAトラベル&ボランティアの団体活動内容
ネパールの首都カトマンズのスラム地区で生活する子ども達に向けて支援を行っている、海外ボランティアプログラムです。少人数のチーム制による確かな成長と、現地の子ども達を搾取しない新しいボランティアです。
取り組む社会課題:『スラム』
「スラム」の問題の現状
ネパールのスラムをフィールドに、教育の向上による社会への接続を狙います。
日本を拠点にするNGO、NPOが展開する海外ボランティア事業では、その教育的効果が認められる一方で、「資源化」(薬師寺2017)の問題が指摘されてきました。「資源化」とは、第三世界の人々を「貧困」や「問題」を表すための観光資源として消費することによって生じる倫理的問題であり、今もその問題性とアプローチが議論されています。「資源化」の問題はグローバル化によって拍車のかけられた観光産業に裏打ちされています。第三世界の人々、特に子どもを「見学」に行くような行為は、それ自体が植民地主義的、権威的な「イメージ搾取」であるばかりではなく、子ども自身にスティグマを残す可能性が非常に高いのです。
さらに、この「資源化」の問題を加速させているのが、就職活動の早期化に伴う諸言説です。学生時代に獲得する学業以外の経験の特殊性のアピールが就職活動に有効であることが自明である今、海外でのボランティア経験を「ガクチカ」として道具的に用いることは、「資源化」の問題をより広義に捉えうる現象に拡大しています。
しかし観光資源として消費される「資源化」の問題が顕在化する一方で、第三世界における教育へのアクセスが制限・遮断されていることもまた事実です。そして時に、「資源化」の問題を含みながらも、諸プログラムが子ども教育に関する問題の解決に寄与してきたことも無視できません。本プログラムが対象としているネパールにおいても、ネパール独自の社会や文化が強く作用し、貧困層がより多くの教育の機会にアクセスすることを困難なものにしています。
このような背景を踏まえ、本プログラムでは貧困によって制限・遮断されている教育へのアクセスを拡大することと並行して、植民地的なまなざしの問題としての「資源化」の問題への理解を深めるとともに、有効なアプローチを模索することを目指します。
「スラム」の問題が発生する原因や抱える課題
ネパールの社会・文化などと複雑に絡み合い、その結果としてスラムでの生活を余儀なくされるという現状があります。
「スラム」の問題の解決策
教育機会の向上によって、地域社会との接続を狙います。