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更新日:2024/02/20
お料理で食と農をつなぎ、みんなが料理上手になる場づくりボランティア募集!
一班社団法人はぐくみ共同体nalbaこの募集の受入法人「一班社団法人はぐくみ共同体nalba」をフォローして、
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基本情報
健全な食と向き合い、農家さんの思いをつないで美味しい料理を創って分け合う、そんな幸せな食卓を囲む場を広げたい。お料理のコツを学びながら、提供する側の喜びも体験してください。
活動テーマ | |
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活動場所 |
焼肉南山のビルの2階にあるnalbaのキッチンが活動場所です。 |
必要経費 |
無料 活動場所までの交通費はご負担をお願いします。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:頻度は相談可 ●子ども居場所活動でのクッキング参加は、月水金の14時半~19時半ごろでご都合のあう時間。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
お料理上手になりたい方、お料理で人を喜ばせる体験をしたい方、食と農をもっと大切にしたい方 |
募集人数 |
10名 |
スキル | |
特徴 |
募集詳細
料理がつくれる人になって、農畜産物をつくってくださってる方も含めて、つくり手のすごさがわかる人(目に見えない違いが分かる人)になってもらいたい。そんなことから始まったnalbaのお料理コミュニティは、食と農をつなぎ、一緒に食べるおいしさ・楽しさを分かち合う場づくりをしています。
新年には4升のお餅をつきました
自然栽培米の米粉料理研究会
食と農の未来会議では、こだわり食材でお料理提供!
第三土曜日は子どもクッキング
子どもクッキング
料理研究会は、わきあいあい
11月のナルバ祭りではスタッフ率いるバンドが登場
放課後の食事準備風景
放課後活動の夕食は一汁三菜。昆布とかつおの出汁殻はご飯のお供に変身。
ある日の夕食/米粉パンと米粉のトルティーヤ
米粉パンの照り焼きチキンバーガー
子どもクッキングではていねいにしっかり教える
ナルバ祭りでは大人は黒子。誇らしげなマカロン屋さん
マカロンづくりに挑戦する子どもたちを陰でフォロー
ナルバ祭りで手づくりわらび餅
子どもとつくる夕食は、少し焦げてもご愛敬。
鮭のホイル焼きも定番献立
塩糀の野菜ポタージュづくりは子どもたちの人気作業
時には畑で味噌汁づくり
ドッカン餃子なるものに挑戦することも。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
●自分の子どもにはイラついて教えられなかった料理が、よその子にはどうしてこんなに楽しく教えられるのか不思議です(笑)。
●一人で食べるご飯より、やっぱりみんなで食べるナルバ飯は最高に美味しい!
●塩糀や、手づくりの基本調味料「かえし」をつかってオーガニック食材を料理すると、素材の味が引き立って料理上手になった気分になれます。
●子どもたちが食べてみたいものを一緒につくってみるチャレンジもとても楽しいです。
●普段はクッキングに参加しない子たちが、イベントでつくる側になるとがぜん張り切るので、そんな姿を見るのが好きです。
このボランティアの雰囲気
●放課後の夕食づくりは、普通の家庭のキッチンの雰囲気で、気まぐれに参加する子どもたちをできるだけ捕まえて一緒に調理。お味見しながら子どもに仕上げしてもらうこともあり、失敗もへっちゃらで子どもたちと一緒に経験値を積んでいます。手づくりのあわせ調味料「かえし」や塩糀をつかって、いろんな素材を生かした料理を工夫して作っています。
●第三土曜日の子どもクッキングは、料理大好きな認定クッキングサポーターさんたち中心に、真剣な料理に挑戦しています。新しい料理が学べる楽しいイベントでもあり、ボランティアさんもたくさん参加してくださり和気あいあいとした料理研究会のような雰囲気です。慣れて来たら講師に挑戦してもらい、講師になった人はレシピづくりや試作などで皆から合格点をもらえると本番で講師デビュー!(講師には5000円の謝金が支払われます。)運営サポーターがしっかり段取りをサポートしてくれ、仲間のみんなが協力するので、ぜひ講師も目指してみてください。
●ナルバ祭りや、料理イベントなどでもボランティアさんにお声がかかります。おいしいもののつくり方が学べて、おいしく食べられるので、話も弾み、和気あいあいと楽しい雰囲気です。
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:0%、女性:100% |
法人情報
代表者 |
楠本 貞愛 |
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設立年 |
2022年 |
法人格 |
一般社団法人 |
一班はぐくみ共同体nalbaの法人活動理念
当法人は、「食と農」をベースに子どもから高齢者までが世代を超えて学び合い、育ち合い、健全な心身と自学自炊力を高めることを目的としています。
一班はぐくみ共同体nalbaの法人活動内容
●放課後子どもコミュニティの運営
2021年に「あしたの寺子屋」パートナー校としてスタートし、2023年から日本財団の子ども第三の居場所コミュニティモデルとしての支援をいただいて運営しています。
「あしたの寺子屋」パートナー校が提供する「きっかけプロジェクト」に子どもたちが応募し、子どもの夢を叶えるはじめの一歩を生み出す支援も受けています。
●お料理コミュニティの運営
放課後子ども居場所事業を下支えする活動で、料理教室、子どもクッキングや様々な料理イベント、農家さんとのコラボイベントにも取り組み、活動で得た収益を子どもたちのために役立てています。
取り組む社会課題:『食と農と子育ての担い手がこれほどまで少なくなってしまった現代・・・。孤食や孤立が、他者と協働する力、家族をつくる力をそぎ落としてしまったのではないでしょうか。』
「食と農と子育ての担い手がこれほどまで少なくなってしまった現代・・・。孤食や孤立が、他者と協働する力、家族をつくる力をそぎ落としてしまったのではないでしょうか。」の問題の現状
動物の中でも特別に弱く、成長の遅い未熟児を産み落とす人間は、群れで子育てをしてきました。たくさんの他者と協働して食を確保し分け合って暮らしを豊かなものにしてきました。
ところが、核家族化と極端な分業で、食と農と子育ては、割に合わない仕事として不人気分野に追いやられ、食料自給率も出生率も下がる一方。食の安全は巨大企業によってブラックボックスに入れられてしましました。
経済合理性とは真逆な「いのちをはぐくむ仕事」には、他者の喜びを自分の喜びとし、他者から奪わず他者と喜びを分け合う幸せがあります。そこは経済の物差しを持ち込めない世界なのです。
「食と農と子育ての担い手がこれほどまで少なくなってしまった現代・・・。孤食や孤立が、他者と協働する力、家族をつくる力をそぎ落としてしまったのではないでしょうか。」の問題が発生する原因や抱える課題
戦後、お金がいくらあっても食べものと交換してもらえず、食べ物を得ることが難しかった時代、河川敷も学校の校庭も畑となって誰もが食べものをつくることに一生懸命でした。
ところが、高度経済成長と共に、お金があれば何でも手に入るという錯覚が生まれ、いつの間にか、「本当に大切なもの」が、お金の方が大切だと隅に追いやられてしまいました。
食と農と子育ての力を失った社会には、不安と不信と絶望が満ちています。
未来を担う新しい命の誕生も、豊かな大地も、心身の健康を維持する食も心もとない状態で、どうやって子どもたちに未来の希望を語れるでしょう。
「食と農と子育ての担い手がこれほどまで少なくなってしまった現代・・・。孤食や孤立が、他者と協働する力、家族をつくる力をそぎ落としてしまったのではないでしょうか。」の問題の解決策
nalbaは、焼肉南山から派生した非営利型社団法人です。私たちは、地球環境と食べる人の健康を第一に考える小さな農業者を支える食のコミュニティをつくり、健全な食を分け合っています。保育園運営もしているため、小さな子どもたちに安全な食をという切実な思いで、健全な食を買い支えています。
一方、群れで子育てをしなくなった現代のおかあさんのつらさは本当に大変なものです。子ども1人育てるのに村一つが必要という名言がありますが、たくさんの人たちとの関係性の中で子どもは育っていくものだのに、今はとても狭い世界に子どもが閉じ込められています。
みんなの子どもをみんなで育てる環境がどれほど大切なことか、子どもが、子ども時代を子どもとして健全に生きることのできる場をつくることはとても重要なことです。
親や教師の目から逃れて、子どもが子ども時代を自分らしく安心して過ごせる居場所の一つが、自学自炊コミュニティnalbaです。
nalbaでは、たくさんの多様な大人が子どもたちと関わり、子どもたちを広い世界に羽ばたかせようとしています。
多様な他者との中で自分らしさを大切に、自分の幸せを見い出せる居場所を目指し、子どもたちには協働する力と自学自炊力を培ってほしいと願っています。
活動実績
京都府立大学と連携し、京都社会的共同親プロジェクト立ち上げ
2013年
代表の楠本が、里親として児童養護施設の子どもたちとも関わってきていたことから、身内に守られない子どもたちのサポートを呼びかけ、京都中小企業家同友会のソーシャルインクルージョン委員会の活動として取り組み始める。代表の自宅で子どもたちの自立を支える「生活塾」を開始。居場所事業の元型となる。農水省フードチェーン食育活動推進事業「いただきます・ありがとう協働隊」活動展開
2014年
命をはぐくみ、いのちをいただく、畜産と食肉のフードチェーンについての理解と、食と農を通して子どもたちの生きる力をはぐくむ活動に取り組む
日仏連携「牛肉に精通した食のエキスパート養成事業」開始
2015年
放牧で地球環境にやさしい畜産が当たり前のフランスから学び、霜降りではない丈夫な筋肉を持つ牛の赤身肉を普及し、ブッチャーシェフの卓越した技術を継承する人材育成に取り組む
食肉の生産背景を伝えるミートカレッジ・ギューテロワールを開設
2016年
産直骨付き一頭仕入れ技術を伝える研修施設をつくり、ガラス張りの冷蔵庫とキッチンで、肉の熟成や解体・カット技術を公開
食育型の保育園「さとのやま保育園」設立
2018年
幼少期から食の生産背景に触れ、食事をつくることに参加できる保育園
「あしたの寺子屋」パートナー校として子どもの居場所事業開始
2021年
代表の自宅を活動場所として、あしたの寺子屋の教育活動に参加。どんな環境下にいる子どもにも教育格差をつくらない取り組みと子どもたちとのかかわり方についての研修を受け、その一環で本間正人先生からコーチングを学ぶ。
南山の2階の元宴会場を改装し、自学自炊コミュニティnalbaの活動開始
2022年
子どもたちが、やってみたいことに挑戦でき、また来たいと思える居場所として活動開始。
非営利型一般社団法人はぐくみ共同体nablaを設立し、日本財団の子ども第三の居場所に応募。
日本財団の「子ども第三の居場所コミュニティモデル」として活動開始
2023年05月