複業・副業をしている方が避けては通れない「確定申告」の存在。
「会社員をされている方」や「フリーランスを始めたばかりの方」は確定申告について分からないことだらけだと思います。
そこで、
「副業・複業している場合、いくらの収入から確定申告は必要になる?」
「確定申告はどのくらいめんどくさい?」
「確定申告の手順や注意点って?」
などの上記のようなお悩みを中心に「確定申告」についてわかりやすくお伝えしていきます。
目次
国税庁によると、
2か所以上から給与の支払を受けている人で、主たる給与以外の給与の収入金額と給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人
と説明されています。
実際に確定申告をしたことのある知人Aの情報を参考にお伝えします。
本業は会社員で副業の収入が少額の場合、確定申告の作業が終わる目安はだいたい「1~2日くらい」です。
逆に、フリーランスや会社を経営していて、確定申告の額が大きい場合は、1週間くらい時間がかかることもあります。
必ずしも、申告するために膨大な時間がかかるわけではありません。
申告する金額が大きい場合は「税理士」に相談したり、「会計ソフト」を利用するのもおすすめ。
また、パソコンの操作に自信がない方は「確定申告会場」で行うと丁寧に教えてもらえます。
少額の申請の場合は、税理士に頼んだりせず「自分で申請する」ことが一般的です。
国税庁の確定申告書等制作コーナーで作成することができます。
源泉徴収票を用意します。
手順は以下の通りです。
提出の仕方は2種類あります。
e-Taxを利用すると、申告書をweb上で提出できます。
一方で、印刷して提出する場合は、印刷した申告書と提出書類を税務署に「郵送 or 持参」して提出します。
詳しくは、国税庁 確定申告書等制作コーナーをご覧ください。
確定申告に関する注意点をまとめてみました。
その年によって申告できる期間が変わるので、毎年確認することが必要です。
だいたい2月の中旬から1ヶ月ほど期間が設けられています。
締め切り日ギリギリだと税務署が混むため、出来るだけ2月中に済ませましょう。
領収書はお金を使った「証拠」となるため、一年を通してためておきましょう。
ただ集めるのではなく、「何の領収書」なのかをこまめに整理することが大切です。
あとで整理するときに分類するのが難しくなってしまいます。
また、印字タイプのものは熱に弱く、消えてしまう場合もあるため、保管には十分に注意しましょう。
申告に慣れていない場合、申告の方法や手順でつまずくことがよくあります。
期限に間に合うように、事前に申告の仕方を勉強しておきましょう。
確定申告をする上できっと困ることが出てくると思います。
そんなときには、「税務署」に直接相談しましょう。
ネットでもたくさんの情報がありますが、確かでない情報によって混乱する危険性があります。
間違った申請をしてしまうと後から大変になるので、迷った時は税務署に相談することがおすすめです。
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