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高齢者虐待って?虐待の種類と取り組みを紹介します。

    公開日 2019.07.25 更新日 2019.07.25
    by activo編集部

    「高齢者虐待」という言葉を聞いたことがありますか?

    文字の通り、「高齢者に虐待をすること」をさした言葉なのですが、一体「だれ」が行っているのかご存知でしょうか?
    また、どんな「虐待の例」があるのでしょうか?

    わかりやすく簡単に解説していきます。

    高齢者虐待とは?

    高齢者虐待は自宅や一部の介護施設病院などで行われているケースがあります。

    虐待が行われる主な原因は長期に及ぶ介護による疲れなどによるもの。
    介護者が介護につきっきりになってしまい、社会からの孤立などが原因で虐待に発展することもあります。

    参考  東京都福祉保健局 高齢者虐待の背景

    高齢者虐待の例

    次に虐待の種類を紹介します。

    「身体的虐待」     殴る・蹴る・拘束するなどの虐待をすること

    「心理的虐待」     ことばや態度で苦痛を与えること

    「性的虐待」      罰として下半身を裸にしたり、性的な関係を強要すること

    「経済的虐待」     高齢者の財産を勝手に使うこと

    「世話の放棄・放任」  身体の世話を怠り、劣悪な環境に放置しておくこと

    主にこの5つが高齢者虐待の分類になります。

    高齢者虐待の特徴は、同時に複数の虐待が行われている場合が多いこと。

    例をあげると、「殴る」身体的暴力と「ことばで傷つける」心理的暴力の二つの虐待が行われているような状況です。

    参考  東京都福祉保健局 虐待の種類と程度

    高齢者虐待を防ぐ取り組み

    さまざまな高齢者虐待が行われていることがわかってきました。
    では、どのように高齢者虐待を防ぐ取り組みをしているのでしょうか?

    高齢者虐待防止法

    この法律は、高齢者の権利を守り、虐待の早期発見することを目的に作られました。
    高齢者虐待の防止、高齢者虐待の早期発見・早期対応をするための役割を示しています。

    例えば、

    「国民」   通告の義務

    「市町村」  介護の相談や虐待通報の体制の整備、介護者への支援の充実

    「福祉・医療関係者」 虐待の早期発見についての協力

    などがあげられています。

    参考  厚生労働省 高齢者虐待防止の基本

    NPOによる介護セミナーの開催や個別相談

    「家族介護の準備」や「老人ホームの選び方」などニーズに合わせたテーマで介護セミナーを開催するNPOがたくさんあります。

    個別相談では、介護に関わる専門家がそれぞれの家庭の介護問題を解決します。
    例えば、病院への付き添いやお医者さん探し、老人ホームの見学などを一緒に行います。

    専門家が手足になってサポートしてくれるので安心ですね。
    NPO法人となりのかいごさんでは、上記に紹介したようなサービスを提供されています。


    高齢者虐待が起きる背景に目を向けてみませんか?

    今回は高齢者虐待についてお話しました。

    「高齢者虐待はいけない」ことは、誰もがご存知だと思いますが、どうして事件が減らないのでしょうか?
    それは、「虐待が起きる背景」に十分目を向けられていないからではないでしょうか。

    たとえば、「介護者に余裕がない」ことが原因なら、ホームヘルパーのサービスを利用できることを知らせたり、近所の人が声をかけたりすることが虐待予防につながります。

    虐待の事実を「非難する」のではなく、「背景を理解する」視点で考えてみませんか?

      この記事のライター

      activo編集部

      国内最大級のNPO・社会的企業のボランティア・職員/バイトの情報サイト「activo」編集部です。はじめてボランティアや社会問題に関心を持った人でもわかりやすい情報を発信します。