「介護保険制度って?」
「どんなサービスが受けられるの?」
高齢化が進み、介護の話題がよく耳にするようになりました。
そこで、介護をサポートする「介護保険制度」について簡単にお話していきます。
目次
介護保険制度は「40歳」になると必ず加入しなければいけない制度です。
「要介護認定」を受けた方や「特定疫病」に認定された方が介護保険制度のサービスを受けることができます。
*特定疫病について詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧ください。https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/nintei/gaiyo3.html
「要介護認定」や「特定疫病」に認定された方はどんなサービスを受けられるのでしょうか?
サービスの種類についてみていきましょう。
訪問介護ではホームヘルパーが「入浴」や「排泄」などの介護を行ったり、「家事」を行うサービスがされています。
また、介護に必要となる「車いす」や「ベッド」の福祉用具をレンタルできるサービスもあります。
常に介護が必要な方が施設に入居するサービスです。
寝たきりの状態の方の介護は「一日中つきっきり」になってしまい、どうしても家族の負担が増えてしまうもの。
こうした老人ホームを利用することで「家族の負担を減らす」ことができたり、介護される方にとっても「プロのケア」を受けることができるメリットがあります。
高齢者の方の「自立」や「心身機能の維持向上」を目指す場所であるため、「サークルのような雰囲気でわいわいと楽しむ場所」として多くの高齢者の方が通われています。
また、デイサービスに通うことで「高齢者の孤立を防ぐ」役割も担っています。
施設や病院などにおいて、日常生活の自立を助けるために 理学療法士、作業療法士などがリハビリテーションを行い、 利用者の心身機能の維持回復を図るサービス
「リハビリ」というと、体の機能を「回復させる・維持させる」イメージを持たれると思います。
しかし、デイケアでは「食事」や「入浴」などの生活の支援をしたり、レクリエーションなどで体の機能を向上させるような取り組みもされています。
施設に短期間宿泊することで、介護を受ける方の心身機能の向上や介護負担の軽減になるサービスです。
毎日の介護で介護をする人が疲れてしまったり、家事に時間を使えなかったり・・・
「ちょっと介護をおやすみしたいな」というときにぴったりなサービスです。
介護は家族の生活スタイルを変えるかもしれない大きな問題です。
介護のために離職する方も決して少なくありません。
そのため「介護保険制度」は介護される人だけでなく、介護する人もサポートしてくれる介護サービスが提供されています。
幅広いサービスが提供されることで、家族の負担が減少し、高齢者虐待の防止につながっていくのではないでしょうか?
国内最大級のNPO・社会的企業のボランティア・職員/バイトの情報サイト「activo」編集部です。はじめてボランティアや社会問題に関心を持った人でもわかりやすい情報を発信します。