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【簡単解説】国連って何をする所?機関の役割や活動を分かりやすくまとめました!

    公開日 2019.06.07 更新日 2020.12.10
    by activo編集部


    「国際連合は何をしているところ?」
    「国際連合は何を目的に活動しているの?」
    「具体的な活動内容は?」

    国連の名前は聞いたことがあるけれど、何をしているかよく分からない方も多いと思います。
    そこで、今回は国連の仕組みや役割、国連の活動例を分かりやすく紹介します。

    国際連合とは

    国連は世界の平和を守る機関

    国連は、世界の平和と社会の発展のために協力することを誓った独立国家が集まってできた

    引用 国連広報局 国連入門


    国連は第二次世界大戦中、世界の戦争を防止する仕組みを作る事がきっかけで作られた機関です。
    現在、192カ国が国連に加盟しています。


    国連の4つの目的

    国連では4つの目的があり、その目的に沿った活動が行われています。


    全世界の平和を守ること
    各国間の友好関係を発展させること
    貧しい人々の生活を向上させ、飢えと病気と非識字を克服し、互いの権利と自由の尊重を促進するために共同で努力すること
    各国がこれらの目的を達成できるように助けるために中心的役割を果たすこと

    引用  国連広報局 国連入門


    国連のマニュアルのような存在である「国際連合憲章」

    国際連合憲章は、

    加盟国の権利や義務を規定するとともに、国連の主要機関や手続きを定めている

    国連の基本文書のことです。

    国連の4つの目的やその目的に沿った原則をまとめています。
    また、国連の加盟国の基準や国連の組織について書かれています。

    国連のことが全て載っている辞典のようなものですね。

    引用 国際連合憲章 国際広報センター


    国際連合は主に6つの主要機関と15の専門機関で組織されている

    国連の目的や成り立ちについてお話しして、
    少しずつ国連について理解が深まってきたのではないでしょうか?

    次は国連の組織について見ていきましょう。


    総会

    総会は国連の主たる審議機関

    引用 総会 国連広報センター


    国連内で問題について議論をするときに開かれます。
    各国1票の投票権をもっていて、投票が行われます。


    安全保障理事会

    国際の平和と安全に主要な責任を持つのが安全保障理事会

    引用 安全保障理事会 国連広報センター


    理事国は15ヶ国で構成されています。

    投票を可決するためには9票が必要ですが、
    その9票の中に常任理事国5ヶ国の賛成がないといけません。

    常任理事国が反対票を入れることを「拒否権」といい、
    常任理事国の反対票が1票でもあればその議題を否決する事ができます。


    経済社会理事会

    国連ファミリーとして知られる国連や専門機関、その他各種機関の経済社会活動を調整する主要な機関

    引用 経済社会理事会 国際広報センター


    国際的な経済社会問題を調査、審議して国際社会発展のために活動している機関です。
    専門機関(例えばUNESCOWHO)と連携してお仕事もします。


    国際司法裁判所

    国際司法裁判所は国連の主要な司法機関

    引用 国際司法裁判所 国連広報センター


    この裁判所には2つの役割があります。

    第一に、国家が裁判所に訴える法的な紛争を国際法に従って解決する
    第二に、国連システムの正式に認められた国連機関や専門機関に対して法律的問題についての勧告的意見を与える

    引用 国際司法裁判所 国連広報センター

    国際司法裁判所は世界全体の裁判所のような存在です。

    裁判する内容は主に国境線領土問題外交関係などが原因の紛争です。
    個人、非政府機関、企業や他の民間組織からの申し立ては受け入れられていません。


    信託統治理事会

    そもそも信託統治とは、
    自立して発展していくことが難しい国が自立できるまで国連や他の国が統治することです。

    信託統治理事会は信託統治が独立することを目的をして活動されていました。
    1994年11月1日に、最後の信託統治地域であるパラオが独立したことで理事会は停止され、
    現在活動はしていません。


    事務局

    平和維持活動の管理から国際紛争の調停、人道援助計画の組織から経済的社会的動向の調査、人権や持続可能な開発に関する調査、国際協定の土台作り

    引用 事務局 国連広報センター

    本部はニューヨークにあり、世界各国に国連の事務所があります。
    事務局では多岐にわたる仕事をこなすために4万2900人が働いています。


    その他の15の専門機関

    国連専門機関は,経済・社会・文化・教育・保健その他の分野で国際協力を推進するために設立された国際機関

    引用 国連専門機関 外務省


    現在15の国際専門機関があります。
    分野ごとに質の高い国際協力を進めるため、国連と連携をとって仕事をしています。

    さらに詳しく知りたい方は、組織図をこちらからご覧下さい。


    国連が行う平和維持活動

    ここまでで国連の組織について紹介してきました。
    世界の平和のために様々な機関が活動しているのですね。

    次は国連が行う「平和維持活動」を紹介します。
    ここでいう平和維持活動とは、
    国連の指揮の下に多国籍軍を用いて、敵対国間の紛争の管理・解決を助けることです。


    国連中央アフリカ・チャド・ミッション(MINURCAT)

    この活動の目的は、難民と国内避難民が自発的かつ安全に、持続可能な形で帰還できる条件を整備できるように助けることです。

    引用 国連広報局 国際の平和と安全のための国連活動


    紛争の影響で不安定になった中央アフリカやチャドに警察を派遣して治安維持を行っていました。
    現地では難民と避難民の保護をし、安全な環境作りに取り組みました。


    国連スーダン・ミッション(UNMIS)

    20 年以上にわたる内戦の末にスーダン政府とスーダン人民解放運動/軍(SPLM/A)が結んだ和平合意を支援するため、1 万人の軍事要員と 700 人以上の文民警察官をスーダン南部に派遣することを全会一致で決定しました

    引用  国連広報局 国際の平和と安全のための国連活動


    スーダン南部では、資源や支配権を巡って21年間も争いが続いていました。
    そこで、紛争を終わらせるために軍や警察を派遣し、問題解決に導く働きをしています。


    国連は国際社会の平和を守っている

    今回は国連の仕組みや活動をテーマにお話しました。
    国際社会が平和につながるよう和平を結んだり、
    時には軍の力を活用して紛争を解決したりすることがわかりました。

    現在、日本に紛争がない事は国連のおかげでもありますね。
    平和な暮らしが続くように私たちも平和について考えてみましょう。

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      この記事のライター

      activo編集部

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