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世界銀行って何するところ?わかりやすく説明します!

    公開日 2019.05.31 更新日 2019.06.02
    by activo編集部


    「世界銀行ってなに?」
    「世界銀行はどんな援助をしているの?」

    世界銀行という言葉は聞いたことあるけれどよくわからないと感じていませんか?
    ちょっとむずかしそうなテーマと思われがちですが、わかりやすくお伝えしていきます。

    世界銀行とは

    世界銀行は、貧困削減と持続的成長の実現に向けて、途上国政府に対し融資、技術協力、政策助言を提供する国際開発金融機関

    引用 世界銀行 | 日本

    世界銀行は一般の銀行とは違い、途上国の経済成長のための銀行です。
    189ヶ国が共同で運営しています。


    世界銀行は2つの機関から成り立つ

    国際復興開発銀行(IBRD)と国際開発協会(IDA)という少し名前がむずかしい機関の名前についてお伝えします。

    この2つの機関はお金で援助することには変わりはありません。
    違いは「自立できる国向け」か「最貧国向け」かです。

    IBRDは中所得国に、IDAは最貧国に融資を行なっています。


    国際復興開発銀行

    国際復興開発銀行(IBRD)は、中所得国および信用力のある低所得国の政府に貸出を行います

    引用 世界銀行について 国際復興開発銀行 (IBRD)

    IBRDは低所得な国に緩やかな条件で資金を貸し出します。
    また、国の貧困を削減させ、さらに発展させるために資金だけでなく分析や助言も行っています。


    国際開発協会

    国際開発協会 (IDA) は、最貧国の政府に無利子の融資(クレジット)や贈与を提供しています。

    引用 世界銀行について 国際開発協会(IDA)

    IDAは世界でも特に貧困な77ヶ国を支援しています。
    格差をなくしたり、生活水準を上げるためのプログラムにお金を出しています。


    世界銀行の2030年までに達成するべき2つの目標

    極度の貧困を撲滅:1日1.90ドル未満で暮らす人々の割合を2030年までに3%以下に減らす
    繁栄の共有を促進:各国の所得の下位40%の人々の所得を引き上げる

    引用 世界銀行の概要

    世界銀行は最初に述べたとおり、途上国の資金源、技術援助をする機関です。
    貧困削減が目にみえる形でわかるように目標設定がされているのですね。


    具体的なプロジェクト例

    これまでで、世界銀行は貧困を削減するために途上国にお金を出して援助していることがわかりましたね。
    次は世界銀行が行うプロジェクトについてお伝えします。


    ルワンダでの農村部支援プロジェクト

    もともと自足自給だった農業をビジネスとして成り立たせるために、10年間にわたってインフラ投資、農業開発を行いました。

    その結果として、農業生産の改善により貧困が11.8%削減されました。
    農業で生計を立てる方法を伝えることで安定した収入が得られて、貧困から脱出することができますね。 


    インドでのSSAプログラム

    これは6〜14歳の年齢層の子ども全員に小学校8年間の質の高い教育を提供するプログラムです。
    インドの貧困層の子どもや部族の子どもなどを対象にしています。

    このプログラムのおかげで学校に通う女子の割合が増え、小学校のドロップアウト(小学校を途中でやめてしまうこと)率は15%から6.8%に低下しました。

    参考  国際開発協会 インドでの取り組み


    途上国の発展のために「お金を貸す」「技術を伝える」

    今回は世界銀行のしくみや活動についてお伝えしました。

    世界銀行はお金を貸す「銀行」としての役割だけでなく、技術提供もしながら総合的に貧困をなくす取り組みをしていました。
    また、途上国の経済状態によって無償でお金を提供するのか、貸し付けるのか機関によって違うのですね。

    世界銀行の取り組みについてさらにくわしく知りたい方は世界銀行の取り組みからごらんください。

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      この記事のライター

      activo編集部

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