【参加者募集】【枚方市】こんな時代だからこそ「足るを知る」について考える

スノックではスウェーデンの「スタディサークル」を参考に、多様な参加者同士が互いに学び合うピアラーニングの場創りを目指しています。

スタディ―サークルでは参加者同士がゆるやかにつながりあい、学びを媒介としたのコミュニティが熟成されます。

スノックの「スタディーサークル」は、「学ぶ」ことそれ自体が「生きる喜び」であるというスウェーデンでの生涯学習の考え方をベースにしています。

「スタディーサークル」では先生はおらず、参加者が「対等な立場」で「積極的」に学びの場に関与することで、相乗効果を生みながら学び合います。

枚方で定期開催しているこのスタディ―サークルでは、「みんなの幸せを自分ごととして考える」ということをテーマに、大人が「人生で本当に大切なコト」を学ぶということを目標にしています。

今回は「足るを知る」ということについて、考えていきたいと思っています。

前回のスタディ―サークルでは、行き過ぎた資本主義社会により、私たちの社会は弱肉強食の生き残りゲームを繰り広げている様な状況になっているという話をしました。

その様な社会の中では、「物は沢山あるけど、幸せではない」「自己責任社会」「未来への不安」「普通という考え方の押し付け」という様な、生きづらい状況が生み出されているという意見がありました。

私たちは沢山の商品に囲まれていますが、「どんなに必要なものでもお金を支払わなければ手に入れることができない」という世界で生きており、本当に「豊か」になったのかどうかは分かりません。

では、どうすれば私たちは幸せを取り戻すことができるのか？ということを考える中で、「足るを知る」という考え方は大切だよねという話になりました。

今回はソリトン One-J .llc 代表社員 CEO 塩井 淳子さんに話題提供者としてご参加頂きながら、皆さんと「足るを知る」ということについて考えて行きたいと思います。

塩井さんは以前はバリバリのキャリアウーマンだったのですが、ある出来事を境にメンタルダウンされました。

一時期は心身の状態が悪く、外出もできなくなってしまいました。

何をすることもできなくなった塩井さんが唯一できたことが、野菜づくりだったということです。

ホームレスの方々とともに野菜作りをし、彼らに助けられながら、土や自然に触れることで、徐々に心身が癒されたとのことです。

その後、ホームレス・ＤＶ被害者・ニートなどの社会的弱者自立支援のＮＰＯ法人を経て、2012年11月ソリトン One-J .llcを設立。

化学の力に頼らない本来の食の素晴らしさを各地で伝えておられます。

小川のせせらぎの音がする大阪府枚方市の里山で、日本中の食卓が喜びに満ち溢れる日を思いながら、今日も一つ一つ小さなタネをまいておられます。