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更新日:2023/08/13
〈大学生対象〉中山間地域の子どもたちへオンライン×プロジェクト型の学びを届ける!
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基本情報
静岡市北部にあるオクシズ(奥静岡)を舞台に、地域の特色を生かした探究伴走プログラムを実験します!一緒に新しい学びのカタチをつくりませんか?
活動テーマ | |
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勤務場所 | |
待遇 |
無料 現地訪問の際は、交通費・宿泊費は補助があります。 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週0~1回 2023年9月8日〜10日 キックオフキャンプ@静岡市・オクシズベース |
注目ポイント |
|
募集対象 |
✅静岡県外に在住の大学生、県外の大学に通っている大学生 |
募集人数 |
2名 |
特徴 |
募集詳細
どんなことをするの?
【こどもまんなかの"推し"文化を中山間地オクシズに根付かせたい!!】
もっと言えば、自分だけの「やってみたい」を見つけ、「やってみる」ことをおもしろがれる子どもたちがたくさん育つオクシズを目指したい。
中山間・過疎地域は何かと不利だとされがち。教育格差、体験・選択・格差経済格差などなど。否、どんな地域でも環境でも場所でも、子どもたちが自由にプロジェクトを起こせる(やりたいことをやれる)、それを応援してくれる人が遠近関わらずいる状態をなんとかつくれないか。また、そのためには、教育と社会の接続をもっとなめらかにして、教育環境を人・モノ・金・情報などが多く集まるリッチな環境にする必要があるのでは?
そんな問いから生まれた本プロジェクトは、その実験であり、それが可能であることを証明するための挑戦であります。
どんなことをするの?
①夏と冬に2泊3日のキャンプ!現地の子どもたちと一緒にその地域ならではの「自遊研究」をつくってあそぶ!!
オクシズをフィールドワークしたり、地域の方々と交流したり、子どもたちの自由研究をサポートしたりする中で、探究的な学びの伴走を実践的に学び、地域や教育の現状について理解を深めます。
また、自然に囲まれて日常から離れながら、自分と向き合ったり、チームの仲間と寝食をともにしながらいろんなことを語りあったり、語り明かしたり。自分にとって第二のふるさとができるかもしれません。
②子ども一人ひとりの好きや興味関心×地域の特色をベースとした「プロジェクト型学習」のオンライン伴走
当法人は去年秋より、5教科を教えない、小中学生向けのオーダーメイド体験教室「あむラボ」というプロジェクトを対面で実践してきました。
子どもたち一人ひとりの「なんだろう?」「やってみたい!」という好奇心から出発し、学生メンターが伴走しながら、お商売や研究、ものづくりなどのプロジェクトを通して社会と直接つながる体験をする、アウトプットベースの学びの実験場です。
これまでに例えば、
・ゼロから自分で飛行機を作ってみたい!「自作ラジコン飛行機プロジェクト」
・少女漫画雑誌「ちゃお」の漫画コンクールに出したい!「憧れの漫画家プロジェクト」
・ウミガメを救いたい!「人生ならぬカメ生ゲームプロジェクト」
・大好きなトランスフォーマー®️の魅力を発信したい!「コマ撮りYouTubeプロジェクト」などなど
その子らしさあふれるユニークなプロジェクトの伴走を、「放課後の選択肢が限られる中山間地域の子どもたちにもオンラインで届けることができるのではないか?」という想いのもと、約半年間地域の方と連携して子どもたち一人ひとりのプロジェクトをコーディネート・伴走するのがミッションです!
オクシズってどんなところ?
オクシズ(奥静岡エリア)は静岡市北部に位置しますが、実は市街地の面積は市全体の20%程度で、ここに市の人口の95%の人々が生活しています。市の面積の大半は、豊かな自然が残る山間の地域です。ここでは、ゆったりとした時間の流れの中で、昔ながらの生活が営まれています。そこには、地域特有の風習や祭事などの歴史ある文化、わさび・茶などの人の手と心で作られた作物と加工品の数々、棚田や茶畑といった美しい景観が今も多く残っています。また、それらを取り巻く自然環境は、豊かな水や食べものを育み、良質な木材を産み出すとともに、治山治水の面からも都市の生活基盤を支え、きれいな景色や温泉などは、私たちに安らぎと癒しをもたらしてくれます。市街地からたった30分足をのばせば、都市では味わえない魅力ある生活と環境があり、そこに住む人達が温かく出迎えてくれます。
(静岡市経済局 農林水産部 中山間地振興課「オクシズ-静岡市中山間地域 奥静岡」HPより引用)
★具体的な進め方
■ステップ1「キックオフキャンプ」(現地活動・9月8日〜9月10日)
○「オクシズ」について知る
○現地の子どもたちや地域の方々と仲良くなる
○プロジェクト伴走を実践を通して慣れ学ぶ
1日目:
フィールドワークをしながら、オクシズ地域について知ったり地元の方との交流を深めます。例えば、茶摘み体験やチャイづくりなどが候補です。
2日目:
子どもたちの自由研究にマンツーマンで伴走します。子どもと対話を通じて仲良くなりながら、「好き」や興味関心を深掘り、約半年間進めていく探究・プロジェクトテーマを決めていきます。可能なら調査や実験もやってみます。
3日目:
子どもたちと一緒にオクシズの豊かな自然の中を歩き回り、なんとなく気になったものを写真に撮り、それらを持ち寄ってみんなでスケッチしたりシェアしたりする「Feel°Walk」というプログラムを行います。
■ステップ2「プロジェクト伴走」(オンライン・9月下旬〜2月上旬)
○担当する子どもや親御さんとの信頼関係構築
○子どもの興味関心や強み、特性についての理解と、プロジェクトの立案・提案
○子どものプロジェクトの・推進・協働
週に1回オンラインで子どものプロジェクト活動の伴走をします。子どものモチベーションを保存しながら、「やりたい!」の実装に向けて一緒にプロジェクトを立ち上げ・推進していきます。都度、地域の方にご協力を得て社会資源(ひと・もの・こと・金など)と子どもたちを繋げることもあります。月に1回地域の方も交えてチームミーティングを行います。それぞれのプロジェクトの進捗を共有しながら、お互いに相談しあって不安や悩みを解消します。また、不定期でオンラインで集まって雑談会なども。
■ステップ3「ラストキャンプ」(現地活動・2月中下旬予定)
○プロジェクト報告会の開催
○子どものプロジェクトレポートを作成
半年間進めてきたプロジェクトの振り返りやまとめとしてのアウトプット制作に一緒に取り組みます。最終日には地域の方々や親御さんにお越しいただき最終プロジェクト報告会を実施し、得た様々なフィードバックをこれからのプロジェクトへ生かすための計画などを立てます。
※この事業は令和5年度静岡県関係人口モデル創出業務です。
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
静岡大学 NPO法人ESUNE 学生スタッフ
小中学生向けオーダーメイド体験教室「あむラボ」事業部責任者
小森史靖
5教科を教えない!小中学生向けオーダーメイド体験教室「あむラボ」事業部責任者の小森史靖です。
これまで不登校の子のための居場所フリースクールを運営したり、発達に障害を抱える子やひとり親家庭で経済的に困難を抱える子などたくさんの子どもや親御さんと向き合って対話を重ね、さまざまな困りごと・想いに触れてきました。
そこで、もっと子どもたちが自分らしく「まなぶ・あそぶ・つくる」機会、特に放課後における体験が重要ではないかと考えるようになりました。
中山間地域から約40分かけて自転車でフリースクールに来てくれている中2の子がいました。その子の学校はとても小規模で、学年が一人しかいません。「来年は1人で修学旅行かー」という言葉が忘れられません。友だちと遊ぼうにもそれぞれの家の距離も遠く、また塾もないので家でずっとゲームをやっていて「寂しいな。家族じゃない誰かと話すことだけでもいいのになー」という呟きが忘れられません。
これまで、あむラボでは対面で子どもたち一人ひとりの好きや興味関心に合わせて、対話型のプロジェクト学習を伴走してきましたが、確かにやれることの幅は狭まる可能性はあるものの、オンラインでもこのような伴走はできるのではないか、オンラインでできれば距離など関係なく全国各地の大学生と子どもたち及び家庭とつながり、「やりたい!」ベースのプロジェクト型の学びが拡がっていくのではないかという想いから実験的に本プロジェクトを立ち上げました。
教育、特に中山間地域・過疎地域における教育に興味がある人、新しい学びを想像・創造・実装してみたい人、一緒におもしろがりながら仕掛けていきましょう!
特徴 |
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法人情報
代表者 |
天野浩史 |
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設立年 |
2013年 |
法人格 |
NPO法人 |
ESUNEの法人活動理念
やさしく、あたらしく、あなたらしくなれる社会
ESUNEの法人活動内容
<人材育成事業>
①法人向け教育プログラム開発運営事業
社会志向の教育・研修プログラムの開発運営を通じて、企業等で働く人材と社会の関係を考え、学び合う機会をつくります
②人材育成のための講師・コーディネート事業
コミュニティファシリテーターや地域コーディネーター育成のための講座運営を行います
<基盤整備事業>
③社会参加の環境づくり事業
フューチャーセンターをはじめ、社会参加の場をつくり、場をつくる人を支えます
④社会的事業の支援・コーディネート事業
社会の困りごとや地域に新しい価値をつくる協働プロジェクトのコーディネートや個別の団体(NPOなど)支援を行います
<その他法人の目的達成のために必要な事業>
⑤講演や委員等、必要に応じて取り組みます