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更新日:2023/07/02

【1ヶ月以上の長期滞在】北海道・大雪山国立公園での環境保全インターン生募集!

NPO法人大雪山自然学校
  • 勤務場所

    北海道 上川郡[東川町]

  • 待遇

    無料

  • 募集対象

    社会人 / 大学生・専門学生 / シニア

  • 勤務頻度

    週4〜5回

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基本情報

6月〜10月の期間、大雪山国立公園内で利用者による環境保全の仕組みを構築するための活動を実施しています。長期間じっくりと私たちの活動に参加し、問題解決に取り組んでくれるインターン生を募集しています。

活動テーマ
勤務場所
待遇

無料

研修補助費として宿泊費全額補助、食費補助(1,000円/日)あり
※滞在施設は自然学校事務所か町内のシェアハウスをご案内します
※滞在施設までの交通費はご負担をお願いします
※活動場所までは社用車に乗り合わせて行くことができます

勤務日程

①6月1日〜9月30日(3ヶ月間)
②7月1日〜9月30日の間で1ヶ月以上
※①で活動できる方が優先になります

勤務頻度

週4〜5回

シフト制 

募集対象

・18歳以上(高校生不可)
・活動の趣旨や内容を理解してくれる方
・ボランティア保険に加入している方(未加入の方にはご案内いたします)
・活動期間を1ヶ月以上確保できる方

注目ポイント
  • 大雪山の固有種などの貴重な高山植物に詳しくなれる!
  • 山の歩き方や道具の使い方など、アウトドアスキルが身に付く!
  • 山岳の環境問題の現状やその問題の背景にある構造的な課題に触れ、解決に向けて取り組むことができる!
対象身分/年齢
募集人数

2名

特徴

募集詳細

大雪山国立公園旭岳・天人峡地区で毎年6月〜10月の期間、利用者による環境保全の仕組みを構築するため、観光客向けにロープウェイ駅舎内で適切な利用方法のレクチャー、高山植物の踏み荒らしを防ぐため保護ロープの設置、散策路の整備、外来種(セイヨウタンポポ、アキタブキ)の防除などを実施しています。


旭岳自然保全員と一緒に、散策路の巡回、動植物データの収集、トイレや石室の清掃、登山道整備、利用者へのレクチャー、情報カウンターでの情報提供、長靴のレンタル(貸出・返却・管理)などを行います。仕事に慣れてきたら、スタッフと同じように責任のある仕事に取り組んでもらいます。保全員として活動をしてもらうことに加え、参加者自身が興味のある活動(卒論研究・調査など)ができるような支援も行っています


※この業務の一部は、東川町大雪山国立公園保護協会より自然保護対策事業や青少年野営場の管理業務などの受託事業です。


主な活動内容
【旭岳・姿見の池園地】散策路の巡回、動植物データの収集、トイレや石室の清掃、登山道整備・清掃、利用者へのレクチャー、案内カウンターでの情報提供、長靴のレンタル(貸出・返却・管理)、外来生物(セイヨウタンポポ、アキタブキ)防除、草刈りなど
【旭岳温泉街・自然探勝路】登山道の情報収集、登山道の整備・清掃、草刈りなど
【天人峡温泉街、羽衣の滝遊歩道】遊歩道の清掃、仮設トイレの清掃・点検、草刈りなど
※その他、植生回復のための取り組みなどにも参加する可能性があります。

〈昨年度実績〉
・天女が原湿原植生回復プロジェクト(裸地化した湿原の植生復活)
・勇駒別湿原植生復元プロジェクト(人為的に壊れてしまった植生を移植により復元)
・旭岳姿見におけるチシマザサ刈り取りによる植生復活調査(高山植物帯の植生回復方法として分布域を拡大しているササの刈り取りの有効性を調査)


■大雪山国立公園・旭岳姿見エリアについて
大雪山国立公園はカムチャッカ・サハリン・本州に起源をもつ高山植物が混在し、日本を代表する山岳国立公園です。旭岳・姿見エリアは高山植物が開花のピークを迎える7月中旬頃には30種類以上の花が開花し、日本一早い紅葉が見られることで人気を博しています。ロープウェイを使って年間約6万人の旅行者が訪れ、登山、トレイルランニング、写真家、外国人旅行者等、多様な利用者と利用方法が急激に増えており、観光資源としても重要なエリアです。

体験談・雰囲気

このインターンの体験談

北海道大学大学院修士2年 Sさん

2020年6月末~8月末に滞在


◎活動について
活動は監視員の人と一緒に園地内の巡回やレクチャー時のサポートを行いました。活動回数が増え、慣れてくるとレクチャーを1人でもやるように。ただ巡回する、説明するだけではなく、何が変化しているのか、その人が求めている情報は何かなどについて毎日考えながらレクチャーや対応の質を上げられるよう活動しました。夏とは言え標高が高く風通しの良い場所での活動なので、フリースや長袖など重ね着出来るものを揃えておくことをお勧めします。また、晴れの日の外の活動中は日光を遮るものがないのでサングラスがあった方がいいと思います。


◎滞在環境について
シェアハウスへ滞在。滞在時は監視員2名を含めた3人で生活していました。シェアハウスは町の中心部に位置しており買い物に行くのが非常に便利で、足りないものがあればすぐに買いに行くことが出来ました。スーパーは20時までなので、活動が終わってからでも十分間に合いました。朝、自然学校までの道のりや坂が長いので朝からいい運動に。ただ、夏は虫が多いため自転車出勤の場合はサングラス(眼鏡)をつけることを強くお勧めします。時間が限られている朝や帰宅時間が被る夜はキッチンやお風呂、洗濯機を使う時間をずらす必要があるものの、住人同士でうまく調整して、特に不自由なく生活できました。


◎ある日のスケジュール
6:30 起床、朝食、準備
7:25 自然学校へ自転車で出発
7:50 大雪山自然学校事務所に集合 旭岳ロープウェイへ車で移動(約40分)
8:40 旭岳ロープウェイ乗車 活動開始
8:50 姿見駅到着、園地内の巡回へ (ごみ拾い、花の開花状況などを観察しながら巡回する)
12:30休憩、昼食
13:30カウンター業務、長靴の貸し出しやレクチャーを行う
17:00活動終了後、旭岳ロープウェイで下山、車で自然学校へ
18:00頃 自然学校にて解散、自転車帰宅
18:30帰宅

このインターンの雰囲気

一緒に活動するメンバーは登山が好き、高山植物が好き、野生動物が好き、機械の整備が好き、石が好きなど個性的で好奇心旺盛な人ばかり、マニアックな話で盛り上がることもしばしばです。

特徴
雰囲気

法人情報

NPO法人大雪山自然学校

“人と自然が共存する持続可能で豊かな暮らし”
代表者

荒井一洋

設立年

2015年

法人格

NPO法人

大雪山自然学校の法人活動理念

私達人間も自然の一部であることを受け止め自然と真摯に向き合い、節度ある行動をとりながら自己実現を達成し、今の自分に幸せを感じながら暮らしている状態を目指しています。共生に向けた実践では様々な問題が発生することでしょう。それらに対して、地域住民ひとりひとりが主体的に目の前の課題について考え、相互に学び、自律的に行動できる社会が、私たちが描く未来の姿です。

① 私たちが暮らす地域は、誰もが自由に自然を楽しむことができると同時に、人々の節度ある行動で環境が保たれています
② 私たちが暮らす地域では、自分の夢にチャレンジできる機会があります

③ 私たちが暮らす地域では、地域住民一人一人が主体的に現状の課題について考え、相互に学び、課題解決に向けて行動しています


利用者による環境保全の仕組みづくり
あたり前のようでいて、実践されていないのが「利用者による環境保全」。現代社会では、自然を利用する人と保全する人が分かれていることが多く、利用者は資源を消費する一方で、誰かが資源保全のために多くのコストを払っています。自然を楽しみその恵みを分かち合うことと同時に、元来地域にある共生の知恵と技術を再構築し、それを実践することが私たちの使命です。ミッション遂行のために、私たちは体験学習の知識と技術を磨きます。市民団体や行政等との連携を深め、より地域に根差し、その地域ニーズにきめ細やかに応える身近なところからの実践活動を行います。

① 私たちは、利用者による環境保全の仕組みを構築します
② 私たちは、自律的に行動する利用者・消費者(地域住民・旅行者)を増やします
③ 私たちは、地域理念を追求し、地域資源を活かしながら、地域の価値を高めていきます

大雪山自然学校の法人活動内容

①環境保全活動: 大雪山国立公園旭岳周辺での環境保全活動や外来生物防除、地域の森づくり活動など  ②子供自然体験活動: 小学生を対象に月に1回実施する自然体験プログラムや長期休暇中のキャンプなど  ③地域に根差した交流推進活動: 大雪山をフィールドにしたエコツアーガイドやキトウシ森林公園での健康プログラム  ④人材育成活動: 自然案内人の養成講座や大学実習・研修生・インターンシップの受け入れなど

活動実績

2001年
NPO法人ねおすの東川支店として「大雪山自然学校」設立

2001年

大雪山自然学校のボランティア募集

大雪山自然学校の職員・バイト募集