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更新日:2023/03/27
KOTOWARIプロボノ:若い世代が自己探求を深めるための内省の場を創造する
一般社団法人KOTOWARIこの募集の受入法人「一般社団法人KOTOWARI」をフォローして、
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基本情報
◇プロボノが取り組む活動内容
・持続的な経済的基盤を築くためのファンドレイジング
・社会人プログラムの企画補助と運営
・報告書や冊子、ウェブサイトのデザイン関連の業務
・組織のプロダクトマネジメント
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
無料 |
活動日 |
6ヶ月間 |
注目ポイント |
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募集対象 |
◇求める人物像(歓迎条件) |
募集人数 |
2名 |
スキル | |
特徴 |
募集詳細
対象者:社会人
期間:6か月(初回:2023年4月~2023年9月末まで)
募集人数:2名
報酬:なし(必要経費については事前確認のうえ支給有)
◇求める人物像(歓迎条件)
・団体の理念や世界観を理解し、その実現のために継続的に活動をしようとする方
・内省の場づくりに興味関心があり、自身も活動を通して内省を深めていきたい方
・抽象度が高い哲学的概念、学術的な文章や議論への順応・理解に問題のない方
・概念や言葉を通しての理解だけでなく、自分の直接経験を大事にする方
・海外の連携団体とのやり取りや関係構築をしていきたい方(英語必須、歓迎条件)
◇プロボノの活動内容
・団体運営に必要な業務
◇業務内容の詳細
・持続的な経済的基盤を築くためのファンドレイジング
・社会人プログラムの企画補助と運営
・報告書や冊子、ウェブサイトのデザイン関連の業務
・動画制作
・団体全体のプロダクトマネジメント
体験談・雰囲気
このプロボノの体験談
- "社会に目を向ける前に、まずは自分と向き合わないといけないという大切なことを忘れてしまっていたことに気づかされた。忙しない日常生活の中で、自分について考えたこともなく、自分と向き合うこともしなくなってしまっていた。
- よもすれば自分はどうしてもここにいる理由・目的は何なのかを考え欲してしまっている。こんな社会を実現するために、まずはこの問題を解決して…と常に考えてしまう。これは「何を」という問いに対する答えであり、なぜそのように考えるのか、なぜその方法を選ぶのかという「何で(なんで)」の部分を考えることができていない。これはつまり、自分自身を見つめることができていないということである。
- ここに自分がいるという事実は当たり前のように思っていたが、自分と人とのつながり、また自分自身について、見つめ直すということを通して、そこに社会の理想を追求する手がかりがある。そうしたことにKOTOWARIに参加することで気づけた。" (2022年度サマースクール参加者)
このプロボノの雰囲気
- "今まで生きてきた中で、真正面から正直に自分と向き合ったことがあったかと聞かれたときに、そういえばなかったとか、向き合わなければならない瞬間があったはずなのにできなかったような経験をしたことがある人。楽しい、嬉しい、悲しい…色んな感情を経験と共に持つけれど、そんな感情をより濃厚なものにして自分の人生を大切に生きたいと心から思えるならぜひ参加してほしい。日常と離れた環境で頭を良い意味で空っぽにして自分と向き合う時間と、同じように自分自身と深く真剣に向き合っている人たちと一緒にいることができる空間はKOTOWARIでしか実感できないものだと思います。" (2021年度サマースクール参加者)
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
法人情報
代表者 |
青木光太郎 |
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法人格 |
一般社団法人 |
KOTOWARIの法人活動理念
現代を生きる若い世代は、過去の世代に代わる選択肢を探さなければならない時代に生きており、それは可能性に満ちていると同時に困難を極める探求でもあります。現状に対する真の代替案を思い描くよりも、世界の終わりを想像する方が容易に思えてしまうものです。しかし、歴史的に、志の高い若者たちに未来を創造するよう導いていくことで、社会変革の要求に応える重要な役割を教育は担ってきました。私たちのプログラムでは、現代に求められている変革的な教育を若者と共に模索していきます。若者主導の草の根運動的な変化を後押しし、最終的には国内外で影響力を持つ「探求の共同体」となることを目指します。 私たちのプロジェクトは、世界の未来に深い関心を持ち、人類が現在の状況から抜け出すための道を探りたいという願望を共有する日本の若者が集うものです。一人ひとりの世界観や考え方から変化を起こし、より持続可能な人類社会のあり方を探求することを志しています。政治的・技術的解決策を提案すること自体を目的とせず、学生たちが自分自身の信念や世界観を検証し、この世界の問題を発生させた根本的な考え方から移行していけるように促していきます。
KOTOWARIの法人活動内容
会津サマースクール:福島県奥会津地⽅で⾏われる、5⽇間の集中リトリート/セミナー。若者たちは、現在の環境危機のさまざまな側⾯を、⽣態学、経済学、⼈類学、哲学の観点から考察します。本プログラムでは、環境危機に対する「解決策」ではなく、環境危機の根本的な原因に焦点を当てます。また、環境危機がいかに私たち⾃⾝の価値観や世界観の反映であるかを考えます。参加者同⼠、ゲスト学者や活動家、環境ビジネスのリーダーとの対話、そして⽇本最⼤のブナの原⽣林での没⼊型の学びを通して、⾃分の内側にある価値観と外側の世界をつなぐための、⾃⼰理解を深めていきます。
フェローシップ・プログラム:サマースクールでの経験とつながりを⼟台にした4ヶ⽉のフェローシップ・プログラム。サマースクール参加者の中から選ばれた少数精鋭のグループが毎週⽇曜⽇のオンラインセミナーに参加し、リーディングやライティングの課題から得た学びや、瞑想的・内省的な実践について話し合うというスタイルで、フェローシップが⾏われます。これは、⾃⼰と世界の本質を追求する旅路であり、「探求の共同体」に⽀えられたフェローが⾃分⾃⾝と向き合い、互いから学び合うことができるようになっています。プログラム開始から3ヵ⽉後の1⽉、フェローは会津に集まり、オンラインセミナーで取り上げられたトピックについて理解を深めます。
探求の共同体:フェローシッププログラムを終えた参加者が中⼼となって運営する、オンラインスペース。⽉2回のミーティングでは、各々の本質探求の振り返りとなるような読書課題が⽤意され、課題の内容に基づいたシェアリングが⾏われます。この共同体は、参加者がプログラム中に経験した内なる変化を維持するために、再び⽴ち返ることのできる空間を提供します。プログラムを通して得た知識やスキルを維持し、磨いていくことができます。また、この共同体は、⽇本のより多くの若者を巻き込むためのアウトリーチ活動の場にもなります。⾃分たちの知識や経験を共有することで、本質探求の意味と重要性を広め、より多くの若者が参加するよう促していきます。
取り組む社会課題:『教育機会の平等、教育の質の向上、ジェンダー平等、貧困対策』
「教育機会の平等、教育の質の向上、ジェンダー平等、貧困対策」の問題の現状
現在、世界中の人々が様々な形の「危機」に直面しています。各地で起こる軍事危機、経済成長の停滞と社会的不平等、気候変動、政治的な差別や暴力。これまで人類は幾多の危機を乗り越えてきましたが、現代ほど同時並行的に世界規模の危機に直面したことはなかったでしょう。
「教育機会の平等、教育の質の向上、ジェンダー平等、貧困対策」の問題が発生する原因や抱える課題
こうした地球規模の課題を解決する糸口もまだ見えていないものの、私たちが出来事に与える意味づけや認識の仕方自体が、避けがたく現代の枠組みに規定された限定的なものであるということは、近年の認知心理学や文化人類学の研究からもわかってきています。つまり、問題の認識そのものから、既に問題がはじまっているというのです。
一つの危機は他の危機と相互に影響し合っており、この複雑な絡み合いの中に私たちは生きています。この絡み合いのほつれに対処するのと同時に、危機を生み出した枠組みである価値観、世界観と向き合っていかなくてはなりません。これまでの在り方を私たちは続けていていいのか?という、とてつもなく大きいながらも、同時に、個々の在り方を深く省みる探求を進めていくことが、これからの社会を創っていく世代には必要です。
「教育機会の平等、教育の質の向上、ジェンダー平等、貧困対策」の問題の解決策
一般社団法人KOTOWARIは、現代の危機と向き合っていくための本質探求の場を若い世代と共に創り上げています。私たちは、同じ志を持った環境活動家、アーティスト、学者、起業家、教育者、哲学者、慈善家、探求者たちと協働し、これからの時代を創る若い世代が、新たな在り方の可能性を探求していく機会を提供します。
活動実績
2021年度 会津サマースクール開催
2021年08月
一般社団法人KOTOWARI設立
2022年05月
三菱みらい育成財団の助成事業に採択
2022年06月
2022年度 会津サマースクール開催
2022年08月
2022年度 フェローシップ開催
2022年11月