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更新日:2023/03/09
3/5開催!地域の子ども・若者が抱える課題を考えるオンラインイベント参加者募集
ティンカーベルこの募集の受入団体「ティンカーベル」をフォローして、
新しい募集が始まった時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
山積する多くの課題も、子どもや若者の声に耳を傾ければ、よりよい解決策が見つかるはず!こども家庭庁発足に合わせて、地域で課題解決ネットワークを実現するための第一歩「課題発掘・コミュニティづくり編」です。
活動テーマ | |
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開催場所 |
本イベントは、「地域で子ども・若者の声を反映するための課題解決コミュニティを実現しよう」プロジェクトの一環として3月5日(日)にオンライン(Zoom)で開催するものです。各地域で取り組みの展開と浸透を目指しておりますので、全国どこにお住まいでもご参加いただけます。 |
必要経費 |
※イベント企画(カレッジ・セミナー・交流会)の目的や詳しい内容は、本ページ下記に記載いたしますので、ご参考まで合わせてご確認ください。 |
開催日 |
1日限り |
注目ポイント |
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募集対象 |
興味がある方は、どなたでもご参加いただけます(下記の要件がございます) |
募集人数 |
30名 |
特徴 |
募集詳細
このイベントは、3月5日~5月5日までの2か月間にわたり開催される、ティンカーベル5周年記念プロジェクト「地域で子ども・若者の声を反映するための課題解決コミュニティを実現しよう」の第1弾【スタートアップ課題発掘・コミュニティづくり編】として開催するものです。
広く地域の方を募り、<皆さまが暮らしている、地域における子ども・若い世代の課題発掘と交流>を目的に実施します。プロジェクトそのものは、5月まで進行しますが、本イベントは単発でのご参加が可能です。
●第1弾「スタートアップ 課題発掘・コミュニティづくり編】
2023年3月5日(日)13時~16時 オンライン(Zoom)開催
\地域ごとにコミュニティを築きながら開催します/
【スタートアップ 課題発掘・コミュニティづくり編】一般参加型講座
開催日時:2023年3月5日(日)13時~16時
開催方式:Zoomオンライン開催(レコーディングを行い、後日アーカイブズ配信いたします)
対象:子ども・若者世代の課題解決に興味がある方、どなたでも(地域ごとに開催します)
内容:基礎講座(学びの場)、課題発掘ワークショップ、コミュニティづくり(実践)の3部で構成しています。
参加費:2,000円
(参加費:テキスト代、通信・配信費、運営費、郵送費等込み)
<<<イベントについて>>>
第1弾は「スタートアップ 課題発掘・コミュニティづくり編】。これから、ティンカーベルの活動に参加したい人をはじめ、
「子ども・若者の課題に興味があり学んでみたい方」
「すでに同分野のみならず、地域活動・社会貢献活動(NPO・ボランティアなど)に取り組んでいる方」
「同分野に関心がある方と繋がってみたい方(交流機会)」
「誰かの役に立ちたい、子どもや若い世代の希望に繋がる活動に興味がある方」
など、様々な目的や動機をお持ちの方に広くご参加いただきたいと考えています。
もちろん、年齢や立場、知識や経験は問いません。初めての方でも大歓迎です!
~本項目ではイベント、そしてプログラムの目的や意義、ティンカーベルの展開ビジョンなど、詳細をご紹介いたします~
●2か月間にわたるプロジェクトの第一歩となる本イベント●
私たちティンカーベルは、子どもたち・若い世代の声を反映した課題解決を目指すグループです。活動開始から5周年を迎えますが、長年の構想を実現するための第一歩としてこの地域グループを構想。2023年春、大学ゼミのようなフローの定着を目指し、各地域でディスカッショングループを立ち上げ、課題解決を地域のちからで実現していきたいと考えています。各プロジェクトでは、新たに各地域ごと(皆さまの街)で形成する、【ワンストップで一人一人のニーズに合った具体的な課題解決を実現するためのプラットフォーム型コミュニティ】の立ち上げ・定着・発展に向けた、活動参加・参画に必要な知識や考え方と、コミュニティの第一歩を進めるための内容構成となっております。
<<<プロジェクト全般に関しては次項をご覧ください。>>
●私たちが多世代交流で目指す「子ども・若者課題解決の仕組みづくり」と「ネットワーク」●
この構想は、地域社会において、子どもたち・若者を取り巻く様々な課題を、子どもたち・若い世代の声を反映しながら解決を模索するコミュニティ(ネットワーク)の構築を目指すものです。と言っても、決して難しいものではなく、フラットに気楽に、課題に向き合う"ディスカッショングループ"や"地域版ゼミナール"のようなイメージを抱いてくださればと思います。小学生から大人まで参加できる取り組みですので、難しい活動ではございませんので、ご安心ください。また、特別な知識や経験がなくてもご参加いただけます(※次項のフローへの参加は任意です)。
3月5日に開催予定の本イベントは、その第一歩として、こども基本法をはじめ、この活動の意義やゴールを政策提言の切り口から紹介する【基礎講座】、実際に地域の課題を発掘する【ワークショップ】、そしてこの取り組みを多世代で進めるための【コミュニティづくり】の3つを通して、学びや交流を深めて、私たちが目指すこの仕組みをイメージ・体感体験していただけるものとなっております。
●全部で3つのプログラムで構成される本イベント●
本イベントは3つのプログラムで構成され、全体を通して「こども基本法をはじめ、子ども・若者の声を反映することについての現状理解や、課題解決のその方法と展望」について学びが得られたり、様々な活動に取り組む参加者同士の出会い・交流の場、そして地域の課題を発掘し、各々の課題意識を醸成し、社会をよりよくしていくために、小さなことでも自身ができることを考える機会として開催します。
<プログラム1.「子ども・若者を取り巻く課題や環境についての基礎講座」>
<プログラム1.「子ども・若者を取り巻く課題や環境についての基礎講座」>
概要:子ども・若者世代の声を反映するための社会背景や歴史、今後の展望(こども基本法等)について学び考える基礎講座です。
開催時間:13時~14時頃の45分程度(Zoomウェビナー方式)
内容:一人の抱える課題、多くの人に影響がある課題、大小問わず子ども・若い世代を取り巻く課題に、どのように当事者(子ども・若者)の声を反映して、理想とする解決策を目指すのか、これまでの社会情勢を子どもの権利条約から考察し、また私たちが続けてきた取り組みの傾向、そしてこども基本法(及びこども家庭庁に盛り込まれた方針)などから、今後の展望を考え、学びます。
<プログラム2.「地域の課題を発掘ワークショップ(子ども・若い世代を取り巻く課題)」>
<プログラム2.「地域の課題を発掘ワークショップ(子ども・若い世代を取り巻く課題)」>
概要:地域における、子ども・若者を取り巻く課題をそれぞれの視点から発掘し、表面化・共有します。
開催時間:14時~15時頃の50分程度(Zoomミーティング方式)
内容:地域によって、子ども・若者を取り巻く課題は様子が異なることがあります。この時間は、当事者である子どもたち・若い世代、そして見守ってくださる大人(社会人・シニア)の皆さまから考える課題をそれぞれできる限り多く発掘し、共有することで、各々の課題意識の醸成を促します(コミュニティづくり講座に続く)。なお、この時間は世代別にミーティングを行い、自由に意見交換をしていきます。
目的・方法:ブレインストーミング形式で、出来る限り多くの課題を発掘し、その関連性や理想とする解決策のイメージ、必要な資源などを考え模索します。地域にある課題を可視化することで、それぞれが課題意識を持つことを重視しています。
(※本プログラムは、地域ごとの当日限定グループ化を予定していますが、定員に満たない場合は、近隣地域との合同となる場合がございます。なお、いずれの場合も、Zoomミーティングで開催します。)
<プログラム3.「体感・体験!コミュニティづくり講座」>
<プログラム3.「体感・体験!コミュニティづくり講座」>
概要:課題発掘WSで出てきた課題のうち、最も関心のあるものを参加者が選び、世代を超えて意見交換をします。
開催時間:14時~15時頃の50分程度(Zoomミーティング方式)
内容:選んだ課題を深掘りし、どのように解決策を見出していくかを考える時間です。本イベントは子どもから大人までを参加対象としているため、それぞれの立場からの意見交換が、新たな発見や可能性を広げることに繋がることを期待しています。またこの時間中に、解決策を創造していただきますが、今後のプロジェクトにおいてこの解決策を具体化させていくことも視野に入れております。
目的・方法:このコミュニティ形成は、地域性が現れる部分です。そのため、実際に課題解決の立ち上げ部分から、多くの方にご参加いただいて、どのようなコミュニティ像を実現していくのか、実際に参加する方同士が顔を合わせて、最初の一歩を踏み出していく日となります。実際に人々が集まり、イメージをすることで、より具体的にコミュニティ形成、ネットワークづくりを始めていけると考えております。
(※本プログラムは、地域ごとの当日限定グループ化を予定していますが、定員に満たない場合は、近隣地域との合同となる場合がございます。なお、いずれの場合も、Zoomミーティングで開催します。)
●プロジェクトの全体像について●
このイベントは、3月5日~5月5日までの2か月間にわたり開催される、ティンカーベル5周年記念プロジェクト「地域で子ども・若者の声を反映するための課題解決コミュニティを実現しよう」の第1弾【スタートアップ課題発掘・コミュニティづくり編】として開催するものです。引き続き、下記の日程にてプロジェクトを進めてまいります。
<予定>
3/5(日)午後:第1弾【スタートアップ課題発掘・コミュニティづくり編】
(公開イベント)
3/21(祝)午後:第2弾【(仮称)子ども・若者を取り巻く課題を深掘り・解決策模索編(分科会)】
(公開イベント)
4/1(土)午後:第3弾【(仮称)こども家庭庁発足記念、実現しよう!子ども・若者課題解決コミュニティ】
(無料公開イベント)
5/5(祝)午後:最終【(仮称)子どもの日、子ども・若者の声を反映した課題解決!政策提言・事業提案会】
(無料公開イベント)
※日時は変更となる場合がございます。
※期間中、「試案づくり」「実践」など活動者限定の非公開ミーティングも予定しております。ご参加には、各公開イベントの参加時にご案内いたしますので、ご希望をお申し出ください。
●本イベントへのご参加応募・お問い合わせ●
本イベントへのご参加・お問い合わせは、本ページから承ります。ぜひお誘いあわせのうえ、ご参加くださいますと幸いです。
主催:ティンカーベル
(主催団体につきましては、本ページの別の項目にてご紹介いたしております)
プロジェクトについて
地域で実現!子ども・若い世代の課題解決を目指した新たなコミュニティ活動
3月5日~5月5日までの2か月間にわたり開催される、ティンカーベル5周年記念プロジェクト
「地域で子ども・若者の声を反映するための課題解決コミュニティを実現しようは、私たちティンカーベルの目指す"子ども・若い世代の声を課題解決に反映するための新たな仕組み(ネットワーク)をコミュニティ活動として各地域で実現する"ことを目的とした内容構成(企画)となっています。
これまで、10代・20代が中心となって活動の企画・運営を行ってまいりましたが、真の課題解決を目指すには、多様な価値観で「課題解決」に取り組むことが大切だと捉えています。そこには様々な知識や社会経験を基に見る視点も不可欠で、そしてより可能性を広げるためには多くの方との連携や協力が重要なポイントになってきます。
団体内でも5年目以降の活動は「多世代交流」を実現しながらの課題解決を理想としていることから、多様な方にご参画いただきたいと考え、活動の本格的な再開準備が始まった2022年度からは、世代問わず広く多くの方にお呼びかけさせていただいております。<<地域の課題は、地域の皆さまのご参画によって解決に導くこと>>を理想とし、またより身近に感じていただいたり、地域性を重視できるように、各地域で課題解決に向けて取り組みを行う「ディスカッショングループ」の立ち上げ準備を進めています。最初は、20名前後のコミュニティとしてスタートさせていきたいと考えておりますので、ぜひ興味のある方のご参加・ご参画・ご賛同賜れますと幸いでございます。
発展的な仕組みを参考に、何かが生まれ、動き出すためのコミュニティを目指します
私たちの活動の最大の強みは、ありがたいことに大変多くの子ども・若年層から期待・賛同してくださっていることに尽きます。生まれたときからインターネットが身近にある環境で育った、いわゆるZ世代を中心に、子どもたちや若い世代が自ら、この活動を知り、活動参加やイベント参加を通して賛同を示してくださっています。昨今では、参加対象の年齢制限を無くし、小学生から大人の方まで、新たな活動希望者・参加希望者は毎日のように集まってくださり、主催団体として多くの可能性を感じており、「ニーズに合わせた活動」「求められている活動」であることに自信をもって進めています。
背景には、普段の生活、家庭や学校生活が主軸となっている子ども・若い世代にとって、自らの声を反映する機会が多くないことも考えられます。その分、私たちは自由に意見を交合わせられる場として、様々なイベント開催実績があり、多くの高評価・リピーターのご参加をいただいてまいりました。
これまでは、子ども・若い世代の声を直に反映するために、運営のみならず参加者も主に子ども・若い世代を対象としておりましたが、より具体的に課題解決を目指すためには、老若男女問わず、世代や立場を超えたコミュニティの実現が重要であると考え、「誰でもフラットに参加できる学びと意見の集積地」となる活動展開を模索しています。
<<<ここで関連性が高い、類似の取り組みを紹介します。>>>
国内において、例えば「フューチャーセッション」(ヨーロッパで広まった考え方で、複雑な社会問題を解決することが必要とされるなか、資源が少なくとも限られた人材の中で智恵を最大限に活用し、日常の範囲内では関わることの無い人々が、枠を超えて集まり、未来を創造的に議論する場として誕生した仕組み。議論したテーマについては、解決策まで見い出し、実行することを目標としており、国内では主にまちづくりの場での実施が目立ってきている。(引用・出典:女川フューチャーセンター))の導入も進められています。
また、私たちは、東京・大田区社会福祉協議会さんによる取り組み「六郷プラットフォーム」を参考にしています。これは、子どもの課題解決に向けて、団体や活動者同士が「話し合い」「勉強会」を開催し、ニーズを具体化する取り組みです(参考:大田区社会福祉協議会「六郷プラットフォーム」)。
子ども・若者の参画においては、NPO法人わかもののまちさんの取り組みが先進的な事例として挙げられますが、このような対話・交流から「解決策」が生まれる場は少しずつ国内でも事例が出てきている中で、ティンカーベルの活動においては、「子ども・若者の声そのものをどのように課題解決に反映していくか」に特化しており、この六郷プラットフォームとNPO法人わかもののまちさんの取り組みを融合(参考に)しつつ、よりスピーディーに、そして一人一人に合わせた課題解決が模索できるよう、政策提言(より多くの人へ行き渡るように)と企画実現(一人のための課題解決)を両輪で実現しようとする試みを目指しています。
最終的には24時間・365日、子どもや若い世代がいつでも駆け込むことができる、課題解決のセーフティネットとしての構想も抱いています。
上記のように、「子ども・若い世代から多くの期待や賛同」を集めており、コミュニティ実現に向けた環境がそろいつつあります。課題解決に向けたクリエイティブあふれる場所を目指して、「何かが生まれ、動く場」への第一歩となる本イベントを成功させ、学び多きものとしてきたいと考えています。
地域コミュニティで実現!そのメリット(有効性)とは?
私たちティンカーベルは、ゼミナールのような活動を参考に
- 「子どもたち・若い世代」の抱える課題解決を目的に、主体となって学びの場に参加し、子どもたち・若い世代の声を反映することを目指した政策提言や企画実現と、応援してくださる大人の皆さんが集い、ネットワークを形成し、連携を協働に繋げていくこと、そして子どもたち・若い世代自身が声の反映の仕方を知り、また経験を重ねていくこと
を行うコミュニティを築きたいと考えています。そして、地域性を反映した課題解決と、社会貢献機会の創出に伴い、その地域の課題を「自分事」として捉える場づくりを想定し、各地域単位でのコミュニティ・グループを立ち上げます。
<<<コミュニティで取り組みメリット>>>
子どもから大人まで、様々な価値観が混ざり合い広い視野・多様な視点で課題を考えることができます。今までは悩んでいたり、困っていても「周りは頼れない」「相談したけどうまくいかない、真剣に考えてもらえない」などと、一人で苦しんでいたり、諦めてしまった課題解決もあったかもしれません(※ティンカーベルでは特に課題の種類は定めておりません)。
でも、このコミュニティでは、課題発起人の望むような課題解決に向けて、ちからになってくれる方と出会えるかもしれません。それぞれの知識や経験を活かせば、状況を変えることができたり、解決への糸口が見つかるかもしれません。コミュニティでの課題解決は、こうした可能性・ヒントを見出すことに大きな意義があります。
どうやって実現?フローに沿った「課題解決」までのプロセス
ここで、ティンカーベルが実現を目指す、新たな仕組み「課題解決コミュニティ」のプロセスを紹介します。
●1か月~3か月程度で、「具体的な解決策」を導き出すフロー
このコミュニティは地域ごとで実現したいと思います。ここで示す地域とは、都道府県を中心に、最初は23区や政令市など、人口規模に応じたエリアで活動をはじめ、まずは仕組みや意義の発見周知、認知度定着を図り、将来的にはより身近なコミュニティになっていくことを目指します。
<1>課題発掘(体験は3/5のイベント)
このコミュニティには、誰でも「課題」を持ち込むことができるほか、イベントなどを開催し課題の発掘に取り組みます。ティンカーベルではこれまで「子どもたち・若い世代の声を反映するための政策提言イベント」など、自由な意見交換(ディスカッション)の場を開き、いずれも満足度9割超え、リピーター率も非常に高いイベント開催の実績があります。過去の企画をベースに、課題解決コミュニティのスタートの段階でこのようなイベントを開催します。
<2>課題研究(3/5, 21のイベントで体験)
次にその「課題」について深掘りします。環境や経緯、複合的な視点から、その課題を考察したのちに、どのような解決策があるのか、過去の事例や国内外のモデルケースなどを参考に、イメージを重ねて、着地点を模索します。皆さまの多様なご経験やご見識を活かしていただく場となります。
<3>試案(4月1日のイベントでご紹介 ※試案づくりは非公開にて3月に実施)
課題研究の目的は、「試案づくり」です。この試案とは、最終的な解決策を導き出す前に、"仮"の解決方法を候補として複数案を上げるものです。例えば、「勉強に苦手意識を持っている」が課題だとすると、「楽しく勉強できる考え方」が必要なのか、「具体的な勉強法が知りたい」のかによって、現れる結果や解決したあとの姿も異なると思います。実現したいものは何か、どんな課題解決を望むのか。試案を作ることによって、具体的な解決と解決後のイメージを作り上げることができます。
<4>実践(4月に予定)
試案が浮かんだら、実際にその試案を実践してみます。試し方は様々。各現場で実施したり、企画として実現したり。「政策提言」や「企画実現」に向けて有効性を高めるために、ここでの取り組みは重要です。また、ケースによっては広くアイディアを募ったりアンケート調査を行うなど、試案の選択肢・実現性を広げることも考えられます。
(※実証実験・実践型フィールドワークに近いイメージ)
<5>分析・検証(4月)
実践した試案の、有効性(効果)や改善点などを模索し、具体的な解決策へと仕上げるための分析のステップです。実際の効果はどうだったのか、改善の余地はあるのか、など多角的に検証します。なお、社会課題の解決においては、1つの地域で成功しても、ほかの地域には合わないなど、有効性の証明には難しさもあります。そのことも考慮しながら、「本当に課題解決が実現するのか」を証明するための大事なプロセスになります。
<6>政策提言(5月5日)
私たちの着地点は常に2つを想定しています。まずは導き出した解決策を【政策として提言】するものです。実践と分析を重ねて自信を持った解決策を示すことで、より多くの方、広範囲に届けるためには"政策実現"にて、行政などによる遂行がポイントとなります。まさしく一人の発案が、広く社会に良い影響を与えていく大きなポイントです。提言の対象は行政に伴わず、例えば各事業やコンテストへの応募、事業受託など様々な可能性が考えられます。
しかし・・・
【政策提言】は多くの方に届く可能性を秘めているものの、その実現性には課題があります。
例えば、
①第三者(議会・行政など)が実行するため、他者に委ねることとなる。実現可能性(時期・範囲)は不透明である。
②さらに議論が積み重なることで、当初の目的や意図とは変更されていく可能性もある。
③必ずしも発案者が望む課題解決に繋がるとは限らない。
これまでは、「社会課題の解決」などは、国民・市民が選んだ政治家の方に委ねることがメインでしたが、これからの時代、自分たちで課題を提起し、またその解決策も考えていくことで、社会参画が活性化・活発になっていくと思います。ただ、政策提言は多くの人に対して行われることが一般的です。つまり、様々な要因が考慮され、モニタリングしながらも、「個人」の課題解決に結びつくとは限りません。そこで・・・
<7>一人の課題解決のために。企画実現!
どの課題も「一人」から提起されます。その一人の課題解決を実現するためには"政策"としての実現では、ニーズを欠いてしまったり、提言そのものは第三者に委ねることとなるため、提言が実現するのか、いつそれが広まるのか、望むような形になるのかは、当然ながら定かではありません。
そのため、並行して【企画実現】を目指すことで、一人一人に合った課題解決を、オープン形式・民間団体の利点を生かし、自由にスピーディーに実現することができると思います。なお、一部のプランについては発表することで、それぞれの社会課題の解決に向けて多くの方の関心や賛同を集めていきたいと思っております。声を出したことが無駄にはならないように、でも発起人の課題がなるべく理想的な形で解決できるように、「政策提言」と「企画実現」を両輪で目指していくことも考えられます(※センシティブなもの、秘匿性の高いものについては、これらのプロセス通りではなく対応する場合を想定しています)。
解決策を導き出すことも、実際にアクションを起こすことも、子どもたち・若い世代にとっては重要だと考えておりますので、課題発掘から解決までワンストップで対応できることを強みとして、年に3回程度のスパンで、この仕組みの実現・定着を図りたいと思っています。
<基本ルール(想定)>
このプロセスを進めるためには、基本的なルールを定める必要があります。多世代交流で多様な意見が飛び交う場を目指していますが、ブレない軸を「発起人の意思・意向」に起きながら、進行したいと考えています。
<活動を進めるうえで重視するポイント>
(1)どんな課題にも向き合います
いじめや不登校など、個人のセンシティブな課題に取り組む際には、2~3名程度の小さなグループにてクローズド(完全非公開)で取り組むなど、プライバシーに最大限の配慮をいたします。すべてが上記のようなプロセスで取り組むとは限らず、ご事情に合わせた活動を行い、課題解決・問題解消に取り組みます。
(2)秘密は必ず守ります
私たちの活動は、子どもたち・若い世代の信頼関係があって成り立つものです。特にセンシティブな内容、人に知られたくない、秘密裏に取り組む必要性のある活動については、「秘密を守る」ことをベースに活動を組み立てていきます。時に政策提言には至らず、一人のためのスピーディーな課題解決に留めるなど、秘密を守りながら課題解決に取り組むこともあります。(3)コミュニティを大事にします
オープンに取り組むテーマの場合は、コミュニティで活動を進めます。1~3か月間の期間限定のコミュニティですが、一致団結し、また役割分担しつつ、同じゴールを目指すひとときの仲間であることから、それぞれのコミュニティを大事にしていけるような交流を促進していきます。合言葉は「異なる視点でも、同じ目線で」。●コミュニティで課題を解決する意義●
この活動は、一定の条件/要件を満たした方であれば、子ども若者支援や教育について経験や知識の有無を問わず、社会人の方やシニアの方、主婦(夫)の方や議員の方、地域活動に取り組まれている方や生涯学習に興味のある方、誰かのためにできることはないかと考えている方など、地域で生活している方がだれでも参画できることが特徴(※課題によって異なります)です。
これまで、子ども・若年層支援の現場における課題解決は、教育・福祉の限られた関係者の中で行われることが一般的でしたが、私たちの提唱する仕組みは、【地域で課題解決を実現する取り組み】です。ここでいう"地域"とは、"地域住民"を想定しているため、【所属や立場、年齢や性別など問わずに参加できる多世代交流での進行】を示します。
(※課題や課題提起者の意向によっては、クローズドとなる場合がありますが、広く大勢の参画が望ましい活動はオープン形式、パブリックディスカッションにするなど参画の機会を柔軟に創出します)
様々な人が関わることによって、知識や経験、視点のレパートリーが増えることが大きな利点となり、幅広い視野で多様な解決策を模索できると考えています。専門的な知識も重要で欠かせないことではありますが、離れた立場の方の意見には驚くべき発見があるかもしれないと思っています。一方、最終的な意思決定は当事者等(課題提起者等)に委ねられますので、意向に沿いながら、真に実現したい形について希望や要望を保てると考えています。
また、このコミュニティでは、既存のネットワークを生かした連携・協働を模索します。これまで、NPOやボランティアグループなど、子どもたち・若い世代の課題解決に実際に取り組んでいる団体同士が、連携や協力する機会が限られていました。比較的規模の大きい団体同士や、行政・中間支援組織・社協などの主導でネットワーク形成の機会は数多くあるものの、活動そのものでの連携は多く見られず、独立した活動が多い印象を持っています。しかし、課題が多様化・複雑化する中で、それぞれの強みを活かしたり、経験や情報を活かすことで、より多くの視点・広い視野での課題解決が望めると考え、そのモデルケースを実現していきたいと思っています。
●そして、多世代交流型で目指す「地域住民初」の課題解決(提案)型コミュニティへ●
いざ、課題解決を目指すとしても、子ども・若者だけでは、知識や社会経験が十分ではないときがあるかもしれません。そんな時に、心優しく応援してくださったり、協力してくださる方の存在が大切だと考えており、同じ意識をもって、取り組みに参加してくださる社会人・シニアの方とこのコミュニティを築きたいと考えています。
そして課題解決に向けては「どんな課題があり、どんな背景があるのか」「どんな解決方法を望むのか」「その結果どうなるのか」を提案することで、より多くの方、そして意思決定権のある方に問題提起をしていくことが大切です。このコミュニティが、地域に当たり前の存在として根付くように・・・学びの場、そしてその先の創造へ、多世代交流機会を通じ、地域の課題解決を実現したいと考えています。
<チラシ・本ページの仕様素材について>
●いらすとや(作成品数5・使用イラスト数26点 ※ただし1作成品あたり使用数20イラストを超えない範囲)
●てがきですのβ(作成品数19・使用イラスト数28点)
※使用数に関しては、前後する場合がございますが、規定に沿って使用いたしております。
使用者:ティンカーベル事務局
ティンカーベル、5周年を迎えた活動の集大成へ
ティンカーベルってどんな団体?
私たち、ティンカーベルは「子どもたち・若い世代がキラキラ輝いて過ごせるように」を理念として掲げ、子ども・若者の声を反映しながら課題解決に取り組むなど、理念とした掲げた環境を実現するための諸活動を企画・運営する団体です。2018年2月に発足し、団体設立5周年を迎えました。子どもたちや若い世代の皆さんが、自由に意見を述べられる場づくりを進めたり、子どもの居場所づくりや、イベント企画、教育プログラムの主宰など多岐にわたるNPO事業・ボランティア活動を展開してきました。
過去にチャレンジした、各地域での活動展開
驚くほどの期待や賛同を受けたことをきっかけに、各地域で私たちの活動を広げていこうと、2019年、「子どもの権利条約」が発効30周年を迎えるタイミングで、「子どもの権利チャレンジ2019」を企画しました。この企画は、各地で同条約を学び、国内の諸課題を反映した新たな条例やSDGsのような共通目標を掲げようと、子ども・若者が主体となって立案するもので、全国各地で学びあいのコミュニティを作ろうと始めたものです。実際に各地で説明会を開催。子どもたちや若い世代の皆さんには非常に多くの賛同を得たものの、当時はほとんどが10代・20代で構成された当団体では、活動資金不足に陥り、悔しくも途中で活動を中断。企画そのものも道半ばで断念せざるを得ない状況でした。国内では、この分野への理解浸透には課題があり、規模の大きな活動になればなるほど、子ども・若い世代が主軸に活動しているティンカーベルでは、資金や協力の広がりが大きな壁となってしまうことがあります。
求められている、必要とされているのに、活動が継続できない、展開して行けない。そのジレンマに直面しました。
この経験以降、教育プログラム(コミュニケーションに特化した英語話者体験を積み、SDGsについて国を超えた世代間交流を行う企画など)を事業化し、収益面を改善した結果、活動資金が集まりつつあったものの、今度は新型コロナウイルスの影響を受け、全てのプログラムが中止に。団体そのものも活動中止に陥るなど、行く末を考えるほどの長い期間を過ごしていました。
コロナ禍では、社会情勢に合わせて、小中高生・学生さんでもオンライン授業が浸透していったため、活動のオンライン実施を模索。開催した「コロナ禍の子ども・若い世代の声を聴くイベント」えは、開催するたびに満足度9割を超え、リピーターも8割近くに達する様子でした。このコロナ禍を通して、子ども・若い世代が「自分の意見を言うこと、声を発信すること」の大切さを見出すきっかけにもなったようで、場づくりの必要性を改めて感じました。
そして、今回のプロジェクト。コロナ禍では開催ができなかった「対面での開催」も今後は視野に入ってくる中、コミュニティづくり=学びの場の成り立ちを4年ぶりに目指し、誰でも参加できるディスカッショングループとしての活動を進めたいと考えています。
「コロナ禍」と「こども家庭庁」が、活動加速を促すきっかけに
2020年と21年は、夏~秋にオンラインで限定的に活動を再開。「コロナ禍の子ども・若い世代の課題を知るためのディスカッションイベント」を開催。コロナ禍で小中学生から、社会人まで広くオンライン環境が広まったことや、行動制限などを経て、「自分のことなのに、意見が言えないのは苦しい」「困っているだれかの支えになりたい」と言った声がたくさん聞かれました。そして、満足度は90%超え、リピーターも8割を超えるオンラインイベントを開催し、再び、子どもたちや若い世代の期待を感じることができました。
これまでは、子どもたち・若い世代が自由に意見を言える場は、数多くありませんでした。例えば、生徒会など生徒の意見が反映されるべき場においても「先生の目(評価)があるからできることは限られている」と言った、実際の生徒会長さんの声もあるなど、可能性は限定的なこともあることが考えられます。
しかし、本年4月のこども家庭庁の基本方針に「子ども・若い世代の声を聴きながら政策実現を目指す」ことが盛り込まれたほか、関連法案のこども基本法にも同様な概念が定められています。今後、自治体などにおいても「こども議会」を始めとした仕組みが求められていくことになりますが、いきなり「意見を言える場」があっても、経験がなければ戸惑ってしまうといった不安の声もある様子です。
欧州などでは先駆的な取り組みも
しかし、諸外国にはこの分野の先進的事例が多くあります。日本若者協議会代表理事・室橋さんが2021年7月11日(ヤフーニュース)に執筆された「主権者として子どもが政策立案過程に参画する欧州の取り組み」ではそれぞれの国の取り組みや日本の現状が紹介されています。
社会課題も多岐にわたりますが、「投票」による解決(委任)がその方法のひとつと考えれば、ドイツなどでは投票以外の方法、例えば、行政やメディアを通した課題提起や問題解決なども学びのひとつとして取り入れられているそうです。フランスでは、実際に議会で子どもたち(このケースでは小学校5年生が、議員定数と同じ577名、ジュニア代表として)が、法律案の議論を行い、その提案が法律として成立することもあるなど、様々なレベルで子どもの参画が進められています。
一方で、これまでティンカーベルの活動に参加してくださった日本の子どもたち・若い世代から話を聞くと、自身の意見が課題解決に反映されていると思う方は多くなく、これは制度面のみならず、特有の「空気」や「立場」により、"自由に意見が言えない(遠慮してしまうor控えてしまう)"環境があると考えられます。
子どもの権利条約でも重要な位置づけとなっている「子どもの意見表明権」
子どもたち(若い世代)が意見を表明し、意思決定に直接参加することは、子どもの権利条約でも保障されていますが、その条約自体、十分に周知・尊重されているとは言えず、ここにも課題が存在しています。
一方、2024年には同条約の批准30周年を迎えることから、これをひとつのターニングポイントとして、より同条約への理解の浸透を図ることを重視しています。
ティンカーベル5周年目の集大成!活動が転換期を迎えています。
多くの子どもたち・若い世代から常に賛同を集めてきた私たち、ティンカーベルの活動。途中、コロナ禍に突入し、活動休止期間も長期にわたりましたが、全国各地で、課題解決型コミュニティづくりに取り組み、子どもたち・若い世代の声を様々な課題解決に反映させ、時に「政策提言」をしたり、時に「課題解決に直結する企画の立案・展開」に繋げるなど、ネットワークを生かした活動を構築していきたいと考えています。
これは、団体設立当初から構想があり、2019年に実現を目指したものの当時は資金が集まらずに断念。しかしながら、他団体さんや様々な職種・立場の方でもその枠を超えて、「異なる視点(経験や知識、考え方など)」でも「同じ目線」でひとつの課題解決に繋げていくためのディスカッション・コミュニティの実現は大きな意義があると考え、多くの若年世代からも賛同が寄せられるこの活動に再度チャレンジしようと考えました。
イメージは「大学のゼミナール」子ども・若者の課題に特化し地域の皆さんとで実現!
ティンカーベルの活動は、主軸となる活動以外にも、子どもの居場所づくり活動や教育プログラムなどの事業実施は行ってきております。しかし、メインとして取り組んでいる、子ども・若者の声を反映する取り組みそのものは、子ども・若者を応援する分野でも、例えば、活動場所があり、誰でもその活動がイメージしやすい「子ども食堂」や、学力向上と言った成果も見えやすい「学習支援」、はたまた子どもたちの笑い声が聞こえる「居場所づくり」のように、わかりやすい活動を行っているわけではありません。
実際に過去にいただいたご意見として、
「書いている内容が抽象的で、イメージすることが難しい」
「"すごい"大きなことをしようとしているのはわかるけど、「何」が掴みづらい」
「とても難しい内容な気がして、自分でも参加ができるのか判断しづらい」と活動内容やイメージが伝わりにくいこともあります。
活動の実態や様子を表すことは、団体への信頼感や安心感につながるためとても重要ながら、ほかの「有形」的な活動ではなく、かつメジャーな取り組みでもないため、なかなか活動趣旨や展望、内容が伝わりづらいことが課題でもあります。そのような場合には、学校教育の中の「グループ研究」や「大学のゼミナール」やをイメージしてくださることを推奨しています。
端的に表すと、
ゼミナールは、参加者(ゼミで言う学生)が主体となって、特定の分野や内容の研究を行う少人数の学習の場。ひとつのテーマについて、情報収集を行い、考察をしたり、実践や研究を通して、学びを深め、時に新たな発見を導き出したり、時に具体的な解決策を提示してレポートや論文にするなど、アカデミックな学びを追求することができます。
私たちの目指す活動(学び、そして創造へ)
私たちティンカーベルは、このゼミナールのような活動を参考に
- 「子どもたち・若い世代」の抱える課題解決を目的に、主体となって学びの場に参加し、子どもたち・若い世代の声を反映することを目指した政策提言や企画実現と、応援してくださる大人の皆さんが集い、ネットワークを形成し、連携を協働に繋げていくこと、そして子どもたち・若い世代自身が声の反映の仕方を知り、また経験を重ねていくこと
を行うコミュニティを築きたいと考えています。そして、地域性を反映した課題解決と、社会貢献機会の創出に伴い、その地域の課題を「自分事」として捉える場づくりを想定し、各地域単位でのコミュニティ・グループを立ち上げます。
ティンカーベルでは、この「こども家庭庁」をひとつのターニングポイントと捉えて、2024年の同条約批准30周年までを目標に、「子ども・若い世代の声を反映した課題解決の仕組み」を浸透・定着させ、誰もが当たり前にこのプラットフォーム型コミュニティにアクセスできる環境を整えたいと考えています。
具体的には「政策提言」で広く多くの方に届く活動と「企画実現」でスピーディーに一人一人のニーズに合った活動展開の2つの方法を想定していますが、ただ相談に応じて解決方法の提示や相談先情報を提供するのではなく、課題解決までのアクションを共にすることに重きを置いています。つまり、お寄せいただいた課題は、解決までワンストップ・ワンパッケージで向き合っていきます。
ビジョン作成から始まる夢、期待そして希望
全国各地で、子どもたち・若い世代の声を反映しながら課題改善に取り組む仕組みづくりを目指します。地域単位(都道府県や政令市単位)で新たなグループを作り、子どもたちや若い世代のためのディスカッション型グループとして、様々なテーマについて話し合いながら、具体的にアクションを起こす取り組みです。子どもの権利条約を参考にした新たな条例づくりや、子ども・若い世代の声を反映した課題改善(政策提言など)のほか、イベント企画やプログラムの運営などを進めてまいります。
まずは、この春の発足を目指し、現在団体では新体制の発足と、地域グループ化を見据えた「方針検討」と「ビジョン作成」を進めています。そして、3年ぶりに対面活動を再開し、このコミュニティ・ネットワークの実現に向けて動き出しています。活動を進めていくにあたり、同分野における活動や非営利団体特有の課題にも向き合いながら、夢、期待、そして希望を見出せる活動展開ができるよう、一同情熱をもって活動を進めていきたいと考えております。
30年越しに実現!そして、ティンカーベルの活動集大成。
新たな歴史を築くその瞬間をご一緒に
ティンカーベルでは、民間団体としての課題や、国内への子ども・若者の課題解決における困難さ、そして新型コロナウイルスによる影響など、様々な壁を乗り越えて、活動開始から5周年を迎えます。当初は、身近に置いても類を見ない取り組みとして始まりましたが、「子ども・若い世代」の課題解決における環境は変化してきました。
さかのぼること30年以上前、子どもの権利条約の批准の初期メンバー国としての参加を見送った日本。1989年、国連で発効された同条約について、発効に合わせた批准を行わなかった理由は諸説ありますが、一説によると当時の国内情勢では「子どもの権利への理解が浸透しているとは言えない、時期尚早ではないか」と判断されたことに由来するとされています。
その5年後の1994年に同条約への批准を果たしましたが、現在でも、例えば学校教育の場で同条約について知り、学ぶ機会は非常に限られており(学習指導要領には含まれておりません)、【子どもの意見表明権】も含めた同条約の認知度は当事者である子どもたちのみならず、大人の間でもその割合は高くありません(詳しくは、NGOセーブザ・チルドレン・ジャパンさんなどの調査結果が参考になります)。
私たちも、子どもたち・若者世代の権利や、声を尊重した課題解決そのものには、理解が広まっていない現状を垣間見ながら活動を進めてきましたが、この5年で「子ども・若者の声を聴く」情勢が、各自治体・議会や、民間団体を中心にその意義や必要性への理解が徐々に広がりを見せ、そして本年4月に発足予定のこども家庭庁では、「子ども・若者声を反映した政策実現」が基本方針として定められました。同時にこども基本法でも同様な考えが盛り込まれたことから、大きなターニングポイントになると期待しながら、来年度以降、この動きが本格化して行くことに期待できます。
ただ、そうはいっても、現状では国内において「子ども・若者の意見表明」格差が生じ、様々な場において「いざ、意見を言ってください、と言われてもどうしたらいいかわからない」と言った声も上がっています。そこで、ティンカーベルでは民間団体だからこそできる取り組みとして、広く多くの子どもたち・若い世代に「意見を言える場、経験づくりの場」をつくり、この活動をひとつのネットワークとして、各地域で定着・浸透させていきたいと考えています。
そして、「子どもの意見表明権」が定められている子どもの権利条約。しかし、国内で広く知られ、尊重されているとは言い難かった現状そのものも、変化を迎えようとしています。30年越しの理念の浸透、そして実現に向けて。同条約の批准から30年を迎えるこの1年間に、私たちティンカーベルが提唱する、「子ども・若い世代の声を反映する仕組み」へのアクセスを拡大していきたいと考えています。この理想がかなう瞬間をご参画いただきながらご一緒に見届けてくださいますととても幸いです。子どもたち・若い世代が希望や期待にあふれる社会の実現へ、皆さまのご賛同を願っております。
※この活動は、子どもたち・若い世代の声を反映した課題解決を、子どもも大人も、異なる視点でも同じ目線で解決する、またはその解決策を見出すことを目指しています。知識や経験からは、子どもたちや・若い世代のみで解決を目指すことは難しいことから、ぜひ子どもたち・若い世代への応援やサポートにお力添えいただけますと幸いです。
体験談・雰囲気
特徴 |
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団体情報
代表者 |
河野優也(設立メンバー) |
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設立年 |
2018年 |
法人格 |
任意団体 |
ティンカーベルの団体活動理念
ティンカーベルは、主に小・中学生の子どもたちの学習・生活・成長がより豊かになるように、その実現のための調査研究・実践・政策提言を通し、活動をしていきます。自信があってもなくても、子どもたちがもっと可能性を高められるように。何をすればいいか考えていく団体として、立ち上げます。
ティンカーベルの団体活動内容
問題や課題を抱えていても、どんな子でも、キラキラ輝いてほしい。そんな社会をもう一度、作り直すことが、ティンカーベルを設立する目的です。家庭・学校に次ぐ第三の居場所を創造し、あらゆる問題や課題が改善・解決するように、研究・調査を経てアプローチを実践し、自治体や各機関、学校に対しての提案に結び付けて行きます。