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更新日:2022/09/16

【在宅可】大学院生インターン募集 客員研究員(10月度募集)

公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団
  • 勤務場所

    フルリモート勤務

  • 待遇

    無料

  • 募集対象

    大学生・専門学生

  • 勤務頻度

    頻度は相談可

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基本情報

・情報収集を体験してみたい方向けのプログラムです。
・個人では参加の難しい国際会議やGIFの主催する国際会議に参加する機会があります。

活動テーマ
勤務場所

オフィスは南北線六本木一丁目駅直結。
※新型コロナウィルス対策のため、当面はリモートワークを主体とします。

待遇

無料

・インターンの報酬は無償とします。
・日本GIF事務局に出勤した日は、交通費・旅費(実費)を支給します。
・調査研究に必要な経費を支給します(上限あり、応相談)。
・学術誌への投稿料など、研究内容の発表にかかる費用は当財団が負担します。
・傷害保険に当財団の費用で加入します(日本国内居住者のみ)。
・インターン活動修了時に、希望者には活動修了証を発行します。

勤務期間/頻度

勤務頻度:頻度は相談可

活動期間は3か月から1年まで3ヶ月単位。活動期間の短縮・延長は研究の進捗により応相談。

注目ポイント
  • ・日本GIFの「客員研究員」として、日本GIFの研究プロジェクトに参加していただきます。有意な寄与を為した研究論文が公刊される際には、共著者として遇します。公刊に必要な諸費用は日本GIFが負担します。
  • ・研究手法や学術論文の書き方を学びたい、修士論文のテーマを探している、学術誌に論文を投稿して研究者としての業績にしたい、など、日本GIFの「研究プロジェクト」に参加してみたい方に、当財団の役員・関係者の学識経験者が、研究の方法や学術論文の書き方を指導します。
  • ・研究を実施する上で必要な経費を支給します。 ・指導はリモート主体で実施しますので、首都圏外の地域・海外からでもインターン活動に参加可能です。
募集対象
  • 大学生・専門学生
  • ・当財団の基本理念に賛同できる方。
    ・国内外の大学院に在籍中の大学院生。
    ・卒業論文も含め、研究を実施して論文を書いた経験がある方。
    ・年齢、性別、国籍は不問。首都圏外の地域・海外からの参加も歓迎します。留学生の方はご相談ください。
    ・ビジネスレベルの日本語力がある方。
    ・パソコン等でWord形式の文書のやり取りができる方。ご自宅等でのリモートワークに対応できる方。


    特徴

    募集詳細

    •  公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団(日本GIF)は、持続可能な社会の実現のため、複数の国に亘る大規模なインフラストラクチャー(気候変動に対応して地球環境を守るためのインフラ、多国間でのエネルギー輸送網、国際流域における水資源管理システム、国と国を結ぶ交通ネットワークなど)と、それに関連する国際機関の動向や各国の政策等について、1990年の財団創立から調査・研究を行っています。詳細は日本GIFのウェブサイトをご覧ください。

     当財団が実施する研究プロジェクトに参加し、調査研究および論文執筆を行いたい大学院生を対象に、2022年10月から活動を始めるインターン(客員研究員)を、下記の通り募集します。多くの方のご応募をお待ちしております。


    お問い合わせ先

    公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団 事務局

    電話: 03-4567-6267(平日9:30~17:30)

    (上記に繋がらない場合は050-5601-8106におかけください)



    【活動内容】

    • ・日本GIFの「客員研究員」として、日本GIFが実施する複数の国に亘る大規模なインフラストラクチャーに関連する研究および論文の執筆に参加していただきます。研究における役割は応相談。今回インターンを募集する研究プロジェクトは、下記の2つです。このプロジェクトのどちらか1つに参加していただきます。
    • ・研究の成果となる論文は原則として公表します。また、日本GIFが主催するセミナー等で発表していただくことがあります。


    プロジェクト1:「インド太平洋における海底通信ケーブルの安全性」

    ○内容:

    海底通信ケーブルは「世界の情報スーパーハイウェイ」と表現され、国際データの95%以上を運んでいます。人工衛星と比較して、海底通信ケーブルは大容量、費用対効果、信頼性の高い接続を提供し、私たちの日常生活には欠かせません。全世界で約400本以上、130万キロメートルの海底通信ケーブルが稼動しています。2022年4月にハッカーが米国ハワイ州の海底通信ケーブルのサイバー攻撃を行い、障害が発生したと報じられています。専門家は、国家間の戦争が起こった場合に海底通信ケーブルが攻撃される可能性を指摘しています。戦争以外の状況でも、インド太平洋に敷設されている海底通信ケーブルは、物理的またはサイバー攻撃の対象になり得ます。インド太平洋地域にある日本、オーストラリア、インド、米国は、このような攻撃に対応し、海底通信ケーブルを保護することができるのでしょうか。本研究では、東アフリカからアメリカ大陸の西海岸までのインド太平洋において、海底通信ケーブルに対する物理的およびサイバー的攻撃の隘路となりうる場所やその脆弱性を特定した上で、そのような攻撃によって損なわれる可能性のある利益を特定し、敵対的な国家や集団からの攻撃から守るために、これらの国々の強靱性を強化するための政策を提言します。
    研究の詳細はお問合せください。

    ○研究統括(研究実施責任者):

    Dr. Brendon Cannon, Assistant Professor, Department of Humanities and Social Sciences, Khalifa University (in Abu Dhabi, UAE)

    ○インターン活動条件:

    • ・研究統括の母国語が英語であるため、英語でのコミュニケーション(打ち合わせ・資料作成・論文執筆等)が可能なこと。
    • ・月1回程度の打ち合わせ(オンライン)に参加可能なこと。

    プロジェクト2:「中央アジア・他地域電力網の経済分析」

    ○内容:

    中央アジア5カ国(カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン)は、各地域における電力の安定供給や、域外への電力融通を促進させることを目指し、2019年に「電力の共通市場創設とエネルギー改革分野での地域協力に関する共同宣言」を行った。しかしながら、2022年現在において、未だ完全な共通市場の創設には至っておらず、2022年1月には、ウズベキスタンとキルギス間の電力システム内において電力需給の不均衡が生じたことにより、カザフスタン南部、ウズベキスタン、キルギスのほぼ全域で停電が発生した。これは,電力システムの技術的な理由のみならず,市場の創設や制度設計が不十分な状況であることが考えられる。他方において、タジキスタンとアフガニスタンとの間に送電線を結び中央アジアから南アジアへ電力を輸出するCASA-1000プロジェクトが進行しており、アフガニスタンやパキスタンの南アジアの電力の安定供給を図ることを考えている一方で、本プロジェクト内で計画されているログン水力発電所の建設に対してウズベキスタンとタジキスタンが対立しているなど、他地域へ電力融通の経済効果への温度差、不透明さが伺える。そこで本研究では、中央アジア内に共通市場が創設された場合、現在の状況と比較し、どの程度の便益の増加が見込めるかについて、数理モデルを用いて分析を行う。また、本域内の送電網の設置状況は発展途上であるため、新規に送電線を設置した場合、どの程度、便益に影響するかについて考察する。さらに、中央アジア送電網から他地域へ接続された場合の中央アジア各国の便益について評価することを目的とする。
    研究の詳細についてはお問い合わせください。

    ○研究統括(実施責任者):

    高嶋隆太氏(東京理科大学理工学部教授、日本GIF評議員)

    ○インターン活動条件:

    ・ビジネスレベルの日本語力、英語の学術論文が読めるレベル以上の英語力がある方。

    ・月1回程度の打ち合わせ(オンライン)に参加可能なこと。


    【活動条件】
    • ・インターンの報酬は無償とします。
    • ・日本GIF事務局に出勤した日は、交通費・旅費(実費)を支給します。
    • ・調査研究に必要な経費を支給します(上限あり、応相談)。
    • ・学術誌への投稿料など、研究内容の発表にかかる費用は当財団が負担します。
    • ・傷害保険に当財団の費用で加入します(日本国内居住者のみ)。
    • ・インターン活動修了時に、希望者には活動修了証を発行します。
    応募・選考方法
    • 【募集対象】
    • ・当財団の基本理念に賛同できる方。
      ・国内外の大学院に在籍中の大学院生。
      ・卒業論文も含め、研究を実施して論文を書いた経験がある方。
      ・年齢、性別、国籍は不問。首都圏外の地域・海外からの参加も歓迎します。留学生の方はご相談ください。
      ・ビジネスレベルの日本語力がある方。
      ・パソコン等でWord形式の文書のやり取りができる方。ご自宅等でのリモートワークに対応できる方。
    • 【応募・選考方法】
      ・上記のプロジェクト1と2のどちらを希望されるか明記の上、9月16日(金)17時までに、下記の書類(1)と(2)をまでPDF形式の添付ファイルとしてご送付ください。プロジェクト1を希望される方は、書類(1)と(2)の両方を英語で作成して下さい。プロジェクト2を希望される方は、書類(1)と(2)の両方を日本語で作成して下さい。
      (1)履歴書(書式は任意、TOEIC、TOEFL等の語学力テストのスコアをお持ちの方はご記入ください)
      (2)インターンを志望する理由(A4版で1枚。書式は任意)・ご送付いただいた個人情報は当財団の規程に従い適切に取り扱い、本プログラムの実施以外の目的での使用はいたしません。・書類選考を行います。書類選考通過者には、9月22日(木)までに当財団よりご連絡いたします。それまでに当財団からの連絡がない場合は、ご参加いただけない旨、ご了承願います。・書類選考通過者には、日程調整の上、オンラインで面接を行います。面接は複数回行う場合もあります。プロジェクト1を希望される方には研究統括が英語で面接を行う場合もあります。

    体験談・雰囲気

    特徴
    雰囲気

    法人情報

    公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団

    “地球と人類の未来のために”

    ※ 公益とは、公益目的事業 を主たる事業として実施しており、その公益性を認められた団体です。

    代表者

    中山幹康

    設立年

    1990年

    法人格

    公益財団法人

    日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団の法人活動理念

    当財団は、来たるべきグローバル・コミュニティ時代に向けて、人類全体がより良い生活空間と環境を享受できるように、その基盤となるグローバル・インフラストラクチャーの整備・開発を推進します。そのために当財団は、国際社会と連携し、関連する科学技術を広く活用した調査研究と、これらに関連する国際交流、人材開発などを行います。

    これによって、途上地域ひいては世界経済の発展を図ると共に、地球環境の保全、地球社会の持続可能な成長および人類の福祉の向上に寄与することを目的とします。

    日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団の法人活動内容

    日本GIFは、1977年公表の「世界公共投資基金(Global Infrastructure Fund : GIF)構想」に基づき、国際社会と連携して、「グローバル・インフラストラクチャー」に関する調査研究活動を実施しています。

    日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団のボランティア募集

    日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団の職員・バイト募集