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更新日:2024/01/19

農と自然を基盤とした新しい地域事業活動への協力募集

河北潟湖沼研究所
  • 勤務場所

    津幡駅 徒歩1分 [河北潟湖沼研究所]

  • 待遇

    無料

  • 募集対象

    社会人 / 大学生・専門学生

  • 勤務頻度

    頻度は相談可

  • 勤務期間

    期間は相談可

基本情報

市民が作る「七豊米」、農家と協働する「生きもの元気米」の活動を進め、河北潟の流域から農薬を極力使わない農地を増やし、陸から流域の水を健全にします。同時に健全な流域をつくる産業と流通の仕組をつくります。

活動テーマ
勤務場所
待遇

無料

勤務期間/頻度

勤務頻度:頻度は相談可
勤務期間:期間は相談可

注目ポイント
  • 多くの専門家と知り合える
  • 環境について学ぶチャンス
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生
  • 活動を手伝っていただけるボランティアの方を募集します。その他、体験のための長期インターシップをご希望の方、農作業体験したい方もご応募ください。遠方の方は宿泊施設もあります。

    募集人数

    5名

    スキル
    特徴

    募集詳細

    以下の複数の活動のうち、1つだけでもご参加いただけます。

    市民協働の米作り 「七豊米」

    豊かな田んぼを目指して

     河北潟湖沼研究所では2012年より、河北潟の南にある小さな田んぼで米作りをはじめました。農薬をつかわずに、また周辺の水路を人の手により適切に手入れすることで、たくさんの生きものがすむ豊かな田んぼを目指しています。


    農薬は一切使いません

     最近問題となっているネオニコチノイド系農薬をはじめとした殺虫剤や、除草剤などの農薬はいっさい使っていません。


    苗から育てるハサ干し

     米2014年は田んぼの中に水苗代をつくり、苗を育てるところから始めました。2015年からは種籾から作っています。刈り取った稲は機械ではなく、天日でハサ干ししています。


    七豊米の田んぼは土水路があります

     最近の田んぼの水路は手入れのしやすいコンクリート製のものが多くなっていますが、七豊米の田んぼの脇には、今ではめずらしくなった土の水路があります。土でできた水路はなかなか手間がかかります。人の手によるこまめな手入れがないと土砂で埋まったり、外来植物がはびこったりします。そんな土水路ですが、さまざまな生きものの居場所になったり、希少な植物の生育場所になったりしています。地域にとって貴重な場所になっています。農薬を使わない七豊米作りは、生きもののすみかを守ります。


    みんなの力でつくる七豊米

     農薬をつかわないので、田んぼには雑草がたくさん生えてきます。また、土水路の手入れにも力が必要です。そこで地域住民に協力をよびかけて参加を募り、大勢の力で雑草を抜き取り、稲を育て、土水路の手入れをします。


    参加しよう*協働の七豊米作り

     畦塗り、田起し、肥料まき、田植え、草取り、稲刈り・・・協働の米作りではさまざまな作業を参加を募って協働作業でおこなっています。


    農家と協働して拡げる「生きもの元気米」

    「生きもの元気米」は石川県・河北潟地域で元気な田んぼを増やしていく組り組みです。

    「生きもの元気米」は、大規模化、省力化をすすめる農業によって失われる田んぼの価値を見直し、みんなが元気になる農業を目指しています。


    1.誰が、どこの田んぼで、どのように作ったお米かはっきりわかります!

     生きもの元気米は、河北潟湖沼研究所と直接契約した農家さんが、決められた田んぼで栽培したものです。

     ● 農家さんごとに、そして田んぼ一枚一枚ごとに管理され、販売されます。

     ● 生産者ごと・田んぼごとにオリジナル袋で販売します。

     どこの田んぼで誰が生産したお米かがはっきりわかります。お好きなお米をお選びください。


    2.田んぼの生きもの調査結果を袋に表示、生きものでお米が作られた環境を証明!

     生きもの元気米を栽培している田んぼでは、栽培期間中に河北潟湖沼研究所の研究員が生物調査をおこないます。田んぼ一枚ごとに畦生昆虫(スイ-ピング調査)、底生動物、植物を調べます。調査結果は田んぼごとにホームページで公開するほか、お米の袋に一覧が表示されます。

     ● どんな生きものが生息できる環境の田んぼなのか、

     自分が食べるお米が作られた田んぼの環境を、生きものを通して知ることができます。


    3.農家だけでは管理が間に合いません。手伝っていただけるボランティアが必要です!

     かつては田んぼの作業は家族総出でおこなっていましたが、今では一人だけで田んぼを作っている農家が普通になっています。また高齢化も進んでいます。田んぼの中の除草などを手伝っていただけるボランティアの方を歓迎します。


    地域の循環をつくる「すずめ野菜」

    河北潟の栄養を取り込んで繁茂した外来植物を、となりの内灘砂丘で堆肥として有効利用することで、循環の環を作り、地域の環境問題が改善すること目指して砂丘地の一角で「すずめ野菜」つくっています。


    地域の流通をつくる「金沢駅西ゆうぐれ金曜マルシェ」

    毎年4月~11月の毎週金曜日に、金沢駅の西口イベント広場で、すずめ野菜」「七豊米」「生きもの元気米」の外、河北潟干拓地の農家が作った野菜などを販売しています。夏はスイカの販売もおこなっています。地域内での流通つくり、生産者と消費者を直接結びつける取り組みです。


    体験談・雰囲気

    特徴
    雰囲気
    男女比

    男性:50%、女性:50%

    法人情報

    河北潟湖沼研究所

    代表者

    高橋 久

    設立年

    1994年

    法人格

    NPO法人

    河北潟湖沼研究所の法人活動理念

    河北潟及び周辺地域の環境保全と地域振興等に関する事業を通じて、地域の経済的、社会的、文化的発展に資することを目的とする

    河北潟湖沼研究所の法人活動内容

    河北潟湖沼研究所は地域の環境問題の解決が地域の発展に繋がると考え、活力ある持続可能な地域社会をつくるため、河北潟をフィールドに多分野にわたる活動をおこなっています。

    環境保全のための調査・研究活動などを中心に、これらの活動を支えるための収益事業、そして広報や出版、イベントを通じた社会へのアピールなどで、自然と共存した地域社会の発展を探求します。

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