デンマーク教育・福祉インターンシップ/ボランティア

この海外プログラムの体験談

2016年8月～2017年６月までの11ヶ月間派遣　大学生

派遣先：私立中学校アシスタントティーチャー

小さな町の生徒数約２００人、教師数約３０人お私立中学校で教育アシスタントとして活動しました。

具体的にはPedelと呼ばれる用務員のような人たちとのお仕事や、実際に授業に入って生徒や先生とお話したり、実際に授業を先生と作るという経験もしました。

【基本的なスケジュール】

＜1週間＞

月　学校

火　学校

水　学校　夜に語学学校

木　学校

金　学校

土　休み

日　朝に語学学校　休み

＜1日＞

6時半　　起床・準備

7時15分　出発

8時 　　　学校到着・朝食、

11時　　　先生方と昼食

14時半　　学校終了

17時　　　勉強・帰宅

18時　　　子供と団欒

19時　　 夕飯、夕飯の片付け、両親と団欒

22時　　勉強、自由時間 風呂、就寝

自分のプロジェクトに関わる人々皆が、私のことをとても大切に思ってくれていたことが、予想外でもあったのでより幸せに感じました。知り合いなど一人もいない状況で一度も行ったことのない土地へ行くことは、とても不安が大きいことでしたが、そのなかでそのような人々に出会えたことは、私が1年間くじけずに頑張り続けることのできた原動力となっていました。

様々なデンマーク人に出会って感じたことは、この国には、人種、国籍、性別、年齢全て関係なく、皆に平等に心を開いている人がたくさんいるなということでした。様々なことが障害となって皆にオープンに、また素直になることが難しい日本で生きてきた私にとってそれはとても気持ち良く、楽しい環境でした。そのような環境を日本でも持てたら良いのになと1年間ずっと思っていました。

正直この一年は、楽しかったか苦しかったかでいうと苦しかった一年でした。しかし、それを覚悟で臨んだのでそれ自体が苦にはなりませんでした。そんな一年のなかで最も大変だったのは、自分が苦しい状況に立たされている時に、相談をできる人々がすぐそばにいなかった時期でした。8月にデンマークへ出発し、12月に新しいホストファミリーと出会うまでの間は、大変なことが多いにも関わらずそのような人々がいなかったので苦しかったです。

それと同時に日本では当たり前のようにそばにいた、いろんなことを話せる人たちがとても恋しかったです。

今回の経験で私が得たと思うものは

・ 度胸

・ オープンさ

・ 情熱

・ 自立性

・ 自主性

・ 行動力

・ 語学

・ 人脈

・ 思い出

期間が長く、徐々に成長していたためか、当時は自分でも感じていませんでしたが、明らかに自分に対して自信を持つようになりました。また渡航前から将来の目標は変わっていませんが、その目標がより明確になり、またそれを達成するための過程についてより深く考えるようになりました。

今回のデンマークインターンシップに関わってくれた、日本、デンマーク両方にいる全ての人々に感謝しかありません。私はこの一年の経験を通して人間として何倍も大きな人間になれたと信じています。それは自分の努力もそうですが、なによりもこの私が努力をする機会を私に与えてくれた人々へ感謝しています。ありがとうございました。

ICYEジャパンの法人活動理念

ICYEは海外インターン/ボランティア活動を通した、真の異文化理解を目指し、「現地に住んで、その社会の一員になる。また、そこで現地の人と衣食住を共にする」機会を、世界43ヶ国以上で提供しています。派遣生のみなさんには、現地にどっぷり浸かって、草の根レベルで、国際的・文化的にその国の本質を知っていただきたいと思います。

その経験を通して世界の知らないが知っているに変わると世界は「他人事」ではなく「自分事」になると思います。この思いで人と人、人と世界をつなげ平和への目をひらく機会を提供しています。

Mission：人と世界への好奇心が発揮できる場の提供

Vision：Exchange Your Life　～アナタの人生・世界を１８０度変える体験を～

Goal：相互理解による世界平和の実現

ICYEジャパンの法人活動内容

ICYEジャパンは

①長期派遣プログラム（住む旅）

半年 or 1年生活しながらそれぞれのプログラムに取り組みます。

②短期派遣プログラム（ススム旅）

１ヶ月～４ヶ月現地度１２０％の密着型プログラム

③来日生受け入れプログラム

日本でのプログラム生を世界中から受け入れています。

④国内異文化交流活動

文化イベントや国際交流イベントなどを行います。

世界規模での青少年の交換を行い、異文化体験と相互理解による世界平和の実現を目指しています。