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更新日:2024/06/17
子どもの自信を支えたいあなたへ!フリースクール昼TRY部ボランティア募集!
NPO法人 D.Live基本情報
滋賀で活動するフリースクール昼TRY部です。不登校の子ども達と明るく楽しく関わってくれる、お兄さん・お姉さんを募集しています。不登校支援や学校教育に関心のある方はぜひ一度ご連絡ください!
活動テーマ | |
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活動場所 |
階段を上がってすぐの青いドアに「TRY部」と書いています。 |
必要経費 |
無料 公共交通機関の交通費をお支払いいたします。昼食代はご負担をよろしくお願いします。 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週0~1回 週2回でも嬉しいです。参加の頻度は面談にてご相談させてください。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
大学生・大学院生 一緒に活動する人の年齢層について
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募集人数 |
5名 |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
はじめまして!
フリースクール昼TRY部です。
フリースクール昼TRY部のボランティアに興味を持っていただいてありがとうございます。
フリースクールって、どんなことをするのか少しイメージが持ちにくいですよね。
昼TRY部では、一緒にボードゲームやニンテンドースイッチで遊んだり、勉強したりして過ごします。ハロウィンやクリスマス会などの行事イベントもしますし、春や秋には遠足にも行きます。
フリースクールですから、何らかの理由で今の学校に行きにくい子たちが通っています。不登校と聞くと暗いイメージを持つかもしれません。
ですが、昼TRY部の生徒たちはとても賑やかです。もしかしたら生徒たちの元気さに最初は驚くかもしれません。
とはいえ、生徒たちもそれぞれに戸惑いや不安を持っています。
その気持ちは皆さんが大学生活を送り始めた頃に近い気がします。
「誰に話しかけたらいいんだろう?」
「遊びたいけど、どうしたらいいかなぁ。」
「何か話した方がいい気がするけど、知らん人ばっかりやしなぁ。話しかけてくれへんかなぁ。」
「この単元習ってないし、勉強難しいなぁ。誰か教えてくれへんかなぁ。」
「進路とか言われても、ようわからんしなぁ。どう考えたらいいんだろう。」
昼TRY部の生徒は、大学と同じくいろんな市町から通っています。年齢や学年もバラバラなので、共通の話題なんてありません。だから、他の生徒の輪に入っていくための最初に一歩の踏み出し方が難しいんです。
そんな戸惑いや不安を察知して生徒たちをつなぐサポートをするのが、昼TRY部の大人たちの役割です。
例えるなら自転車の補助輪みたいなものです。
補助輪があるから漕ぎ出していける。前に進んでいける。慣れてきたら、補助輪を外していきます。やがて、はじめから補助輪なんかつけてなかったみたいにスイスイ進んでいきます。フリースクールでいうと、進学を機に卒業して、大人になっていきます。
こちらからすれば、「めちゃくちゃサポートしてこの子がこんなに元気になったのは自分のおかげ」と思えるような生徒だって、本人にしてみれば「自分が頑張った!」という気持ちで卒業します。それでいいんです。
それくらい自然に、生徒たちの自信、居心地の良さ、安心感を育み、勉強や人付き合いを学ぶサポートができるって、かっこよくないですか。
●フリースクール昼TRY部滋賀校では何をするの?
昼TRY部は毎週10時から14時まで開校しているフリースクールです。
(水曜のみ10時から15時半、勉強の個別指導)
対象は小学校5年生〜高校3年生。
普段は、ボードゲーム、外遊び、行事イベント、お菓子作り、ゲーム、勉強など、幅広い活動をしています。
※水曜はスタディコースといって、個別指導による勉強の日です。時間は10時から15時半
※基本は14時までですが、日によって生徒からの個別相談や勉強サポートの関係で15時半をすぎることもあります。
※年1〜2回、遠足に行きます。(過去の行き先:スポッチャ、京都市動物園、伏見稲荷大社など)
●教室には、どんな生徒がいるの?
対象が小5〜高3までなので、一番年下の生徒で小学校5年生。一番年上で高校生がいます。生徒はだいたい20名くらい。曜日によって来る生徒の数は違いますが、いつも5〜8人くらいの生徒たちがいます。
不登校といっても、学校に行っている他の子たちと何も変わりません。
冗談も言うし、ゲームやアニメが好きだし、みんなで遊んだり話したりするのが好きです。
●昼TRY部の学生ボランティアになったら得られる体験や学び
○得られる体験
・1年間じっくり関わるので、子どもたちの変化や成長に寄り添う実感がもてます
・子どもたちと関わる楽しさと怖さを感じます
・スクールサポーターでのボランティアと違い、スタッフから自分の関わり方へのフィードバックがあります
・これまでの経験や価値観が通じない過程を経た上で、自分なりに考え行動するようになります
○得られる学び
・思春期、不登校の子どもたちと信頼関係を築くための関わり方が学べます
・子どもの自信、自己肯定感の高めかたが分かります
・不登校をどのように理解し、関わるかが学べます
・不登校や子どもの発達の特性について学べます
参加にあたって、スタッフからの研修もありますので、初めての方もご安心ください。教職や福祉を学ぶ大学生さんのエントリーが多いですが、他学部の方でもご参加いただけます。気にせずエントリーしてください。
○研修で教えることの例
・傾聴とは安易に共感を寄せることではない
・相手の関心に関心を持つ
・HSPと起立性調節障害
そのほか、子どもとの関わり方のフィードバックやスタッフのオススメ本を貸すなど、学びたいことへのリクエストがあれば、いくらでもサポートします!
●学生ボランティア募集要項
○昼TRY部滋賀校での過ごし方と1日の流れ
9:30 - 9:45:スタッフとボランティアは教室到着。着いたら、プリントやプチ講義の準備
9:45 - 10:00:生徒たちが来ます
10:00 - 10:30:スタッフのプチ講義や論理パズルのプリントなど、楽しく頭を使う活動
・プチ講義は健康や心理学、バイトなど生徒たちの関心に合わせた10分程度のお話です。ボランティアさんにもバイトの経験談や、大学やサークル活動などをお話しいただくことがあります。
10:30 - 13:30:フリータイム。今日の活動を生徒たちと話しながら決めます。だいたいボードゲームで遊んで過ごすことが多いです。12時ごろになると昼食の時間です。
13:30 - 14:00:勉強タイム。勉強が終わったらさようなら
(14:00 - 15:00:希望があれば個別面談や勉強の続き)
14:00 - 15:00:片付けと毎回の記録、ふり返りと研修
※生徒の希望で放課後の個別面談などあった場合、15時を過ぎます。
ふり返りでは、生徒の様子を共有したり次回の申し送り事項を確認します。
研修は、生徒と関わる上で大切にしていることや、守って欲しいことをお伝えいたします。
○水曜日の個別指導の1日の流れ:
9:30 - 9:45:スタッフとボランティアは教室に。着いたら、学習プリントの準備
9:45 - 10:00:午前の部の生徒たちが来ます
10:00 - 12:00:休憩を挟みつつ個別指導。基本的には数学と英語を中心に2教科やります。1教科60分ほど。高校生は学校から出されている課題を、中学生は持参教材を取り組むことが多いです。指導スタンスは基礎の徹底です。
12:00 - 13:00:お昼休憩。ご飯を食べて、時間があまればボードゲームで遊びます。13時前になったら午前の部の生徒に宿題を出します。午後の部の生徒もぼちぼち来ます
13:00 - 15:30:午後の部の勉強タイム。やることは午前と同じです。
15:30 - 16:30:片付けと毎回の記録、ふり返りと研修
※水曜の個別指導のみ午前と午後の二部制です。帰りの時間が他の曜日と比べて遅くなります。
○活動期間:約1年間〜
生徒の成長のためにも1年ほど関わっていただけるとありがたいです。1年以上関わってくれるなら、さらにありがたいです。ですが、期間については相談して決めていけたらと思っています。
就活やサークル、実習などもあるでしょうし、お互いに無理のない形を探っていきましょう。
ボランティアさんたちには3月末と9月末のカリキュラムが変わる節目に、卒業か継続かを聞いています。
○必要経費:公共交通機関の交通費は支給します。昼食代はご負担をお願いします。
○募集対象:大学生・大学院生・社会人
●求める人物像
○必須
・責任感がある(ドタキャンや勝手なフェードアウトをしない)
・1年ほど毎週いずれかの曜日に参加できる(ボランティア期間については応相談)
・報告、連絡、相談がこまめにできる(子どもの成長の意味でも、ボランティアさんたちを守る意味でも)
・こちらからの連絡に2日以内に何からのリアクションや返事ができる
・守秘義務を守れる
・不登校支援や教育へ関心がある
・心身ともに健康な人
・指示を待たず、自分で考え、判断し、行動することができる(活動中に指示を出すのはかなり難しいので)
・自分から子どもたちに関わろうとする(はじめは緊張するでしょうが、生徒たちの方が年下なので、あなたよりも緊張しています)
○歓迎
・自分の専攻、興味、趣味、好きなことなどを活かしたい
・月に1冊以上本を読むなど、学ぶ意欲が高い
・週2日参加できる
・子どもたちのなんでもない話を聞くことが苦ではない
○もしかしたら昼TRY部には合わないかも…
・就活のガクチカで話せるエピソードが欲しい
・過去の辛かった経験や気持ちを話したい(その経験と気持ちを否定するわけではないです。ただ、そのような話はスタッフも含めて年1回も話す機会がないです)
・連絡や時間にルーズ
・友だちと一緒に参加したい
※子どもと関わった経験が無くても、不登校の経験がなくてもウェルカムです!
教育学部じゃ無い人も遠慮なくご連絡ください。
●ボランティア参加までの流れ:
1、こちらのサイトから必要事項を記入してエントリー↓
2、日程調整と事前課題(任意)をした上で、教室に来ていただき、面接と昼TRY部の体験
↓
3、後日メールにて、ボランティア参加の可否についてのご連絡
↓
4、正式にボランティアとして参加※私たちは生徒と健やかに関わっていただける方を募集しております。
生徒を預かる立場から、ボランティアさんは誰でも良いというわけにはいきません。
面接や子どもとの関わり方を見てお断りすることもございます。
※事前課題は、私たちの活動に関するいくつか記事や動画を見てもらうだけです
私たちはお互いに良い形で関われたらと思っております。まずはお気軽にお問い合わせください!
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
●子どもの成長にダイレクトに関われるなんて企業インターンでは得られません(大学生・男性)
子どもの成長を見れることが昼TRY部でのやりがいです。
ぼくと信頼関係が構築されることや、勇気を振り絞って学校にいくこと。そのまま学校に復帰する。
そんな、子どもにとって大きな一歩をぼくらが支援している。
子どもの成長にダイレクトに関わっていると実感することが多いですね。
子どもの成長にダイレクトに関わるという実感は企業などの他の活動では得られないので、ここにボランティアのやりがいをすごく感じますね。
定期的に参加することで気づける変化があります。
思ってることや感じてることが言葉に出て来ない生徒が、ある日自分からコミュニケーションを取るようになり、
どんどん会話が広がっているのを見ると成長をありありと感じることができます。
自分が特別なことをしたわけではないですが、自分ごとのように成長が嬉しくなり、
自分もポジティブな気持ちになれるのがこのボランティアの魅力です。
●子どもが楽しめるように自分も楽しむ(大学生・男性)
僕は、この場所ではとにかく(節度を守りつつ)「場を楽しむこと」を心がけています。
大人が、その場につまらなさそうにしていたら、子どもはその感情や表情をぜんぶ見抜きます。
そして、「自分はこの場にいていいのかな?楽しんでもいいのかな?」と不安を煽ることになります。
子どもたちはとても素直です。普通に接していたらドキッとすることも多々あります。
でも、それは自分自身がまだ場を楽しめていないか、
「もっと仲良くなりたいねん!」という子どもたちのメッセージだと受け取っています。
その他、これまでに参加してくれた大学生さんの声はこちらのインタビュー動画をご覧ください
このボランティアの雰囲気
明るくて元気な生徒たちが多いです。大人と生徒を合わせて10人程度しかいないので、少人数で和気あいあいと過ごしています。1日あたりの大人も2、3人なので相談もしやすいそうです。(学生が言っていました)
特徴 | |
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雰囲気 | |
男女比 |
男性:30%、女性:70% |
法人情報
代表者 |
田中 洋輔 |
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設立年 |
2009年 |
法人格 |
NPO法人 |
D.Liveの法人活動理念
すべての子どもがなりたい自分に向かって、思いきり取り組める社会をつくる
D.Liveの法人活動内容
<団体活動内容>
自信を持てていない今の子どもたちをなくすために活動しています。
不登校やうつなど、しんどさを抱えた子どもたちへの関わりや保護者や先生向けの勉強なども実施。
【親・保護者向け】
子どもとの関わりかたについての講座やワークショップ、講演会の実施。
『子どもの自信白書』も発行。
【子ども向け】
草津でおこなっている教室(TRY部)は、「みずからガンバるようになるところ」
しんどさを抱えた子どもたちが、自信を取り戻し、"なりたい自分"に向かって取り組めるために活動をしています。
【メディア掲載】
朝日新聞、京都新聞、毎日新聞、読売中高生新聞、FMしが、FMくさつ、NHKなど
NHK 『おはよう関西』
だれもが子どもの「やりたい!」を応援できる社会へ。
「NPO法人D.Live」田中洋輔さんに聞く、今すぐできる、子どもの自信を育む関わり方