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更新日:2020/06/10
海外現場で国際協力を学びたいあなたへ
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンターこの募集の受入法人「特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター」をフォローして、
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基本情報
タイの農村で学ぶインターンシッププログラム~2013年度インターン生募集~
活動テーマ | |
---|---|
勤務場所 |
タイ王国東北部ムクダハーン県、コンケーン県、ヤソトーン県、チェチュンサオ県など |
待遇 |
68万円 |
注目ポイント |
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特徴 |
募集詳細
プログラムの趣旨
このプログラムは、国際協力や環境保全、NGOに関心のある人を対象に、タイの農村に約6ヶ月間派遣し、国際協力に関わる上での視点を養うプログラムです。このプログラムを通じて、国際協力や開発を考える上えの基礎的な考え方を学び、将来はNGOをはじめ様々な分野での社会活動を担えるようになることを目指しています。
タイの農村への貢献や現地の村人を手伝うのではなく、参加者が農村開発の現場に身を置いて、村人から「学ぶ」ことを重視しています。知りたいこと、学びたいことがあれば自発的に行動を起こせるような自主性を持った人のためのプログラムです。
プログラム内容
JVCは次のような研修機会を提供します。
[どんな生活を送っていくの?]
◯滞在先について
滞在の拠点となるのはタイ東北部の農村です。人口はタイ総人口の約三分の一を占め、その多くが農民です。滞在先はその中でも有機農業や自然農業を活発に行っている地域です。
◯タイ語研修
タイ人講師からタイ語を直接学びます。1日約4時間の授業を合計80時間を目安に、農村に行ってコミュニケーションに困らない程度のタイ語の修得を目指します。
◯農業実習
タイの自然農業について基礎的な部分を実習を通して学びます。派遣前研修のおよそ半分は農業実習になります。毎朝・晩の家畜や野菜の世話はもちろんのこと、タイにおける農業の現状や自給的な「農」・「食」の考え方を学びます。
◯宿泊先
派遣前研修の宿泊所は基本的には数人との共同生活となります。また、農園では共同で自炊します。
◯派遣先
各農村に1名派遣をし、農村では村人宅にホームステイします。寝食を共にし、滞在先が農民である場合は農作業を手伝いながら農民の生活を体験していきます。滞在先によってはNGO事務所が拠点になる場合もあります。
※農村滞在時は参加者が食費、光熱費を含めた滞在費を支払います。1ヶ月約1万円が目安です。
2013年の春にインターンを終えた13期生がインターン期間に書いたプログがこちら!
「タイの農村で学ぶ日々(13期生)」
タイでの受入れ団体の紹介
◯農村派遣前研修
▼カオデーン農園(ムクダハーン県)▼
タイ東北部にある自然の循環が目に見える形でデザインされた農園。元JVCタイスタッフとノンジョック自然農園(1998年~2003年までにJVCが実施した自然農業のモデル農園)の研修生が自給的な自然農業を営みながら、スタディツアーや研修を受け入れています。
ここに約一ヶ月間滞在しながら研修を行ないます。約80時間のタイ語研修と農業の研修をすると共に、農村に滞在する前の心構えを学びます。
◯農村派遣
派遣先は、研修生との話し合いをもとに調整してきます。派遣後、JVCから仕事や課題を与えることはしません。まずは自分が何をしに来たのか、何を学びたいのかを滞在先の家族に伝えることから始めます。原則として、参加者は農村に一人ずつ派遣され、現地コーディネーターが随時フォローアップします。
▼ポン郡有機野菜市場ネットワーク(コンケーン県ポン郡)▼
2000年にJVCタイによる地産地消、地域経済・資源の循環、生産者と消費者の関係構築を目的とした「地場の市場プロジェクト」から始まった活動。ポン郡内の有機農産物生産者が、町の消費者に直接農産物を売る市場を運営する。元々、村内の小さな朝市の活動として始まり、2002年からはポン郡の郡庁前の敷地で毎週月曜と金曜に朝市を行うようになった。現在の生産者会員数は、200人以上。
これまで地元で生産できるものでさえ外部から購入するという状況がつくられていたが、地元で生産されたものを地元で消費する場ができたことで、お金のみならず、地域の資源が村内で循環するようになった。収入の向上だけでなく、子ども、女性など幅広い層がこの市場に参加でき、村が活性化された。
JVCのプロジェクトとしては2005年に終了し、現在では生産者会員による「市場委員会」を中心に運営されている。
▼アースネット財団(ヤソトーン県)▼
ヤソトーン県で有機農業を普及している団体。有機のお米を作り、主に海外で販売をしています。農民の農業での自立を目指し、農業協同組合なども立ち上げ、農業に関する様々な研修を行っています。
▼サナムチャイケート有機農業グループ(チェチュンサオ県)▼
チェチュンサオ県で1982年に僧侶や教員が始めた地域の貧困問題を改善するための団体が設立され、その後、タイのNGOと共に農村開発プロジェクトを実施。その過程で2001年に「サナムチャイケート有機農業グループ」として、有機農産物の生産および販売のグループが設立されました。バンコク近郊という立地からバンコクをはじめとする都市生活者への有機農産物および加工品の販売を行っています。計画的な生産管理を行っているほか、伝統野菜の保存や普及なども行っています。
参加条件
- 採用後、JVCの会員でない方は会員手続きを踏んでいただきます。
- パスポートの有効期限がプログラム終了時期から6か月以上ある人(6か月を切っている方はプログラム参加前にパスポートの更新作業をお願いいたします)。
- 破傷風の予防接種は事前に受けてください。(接種費用:自己負担)
応募方法
所定の申込用紙と志望動機作文(1200字程度、書式自由)を郵送、Email、FAXのいずれかでJVCに提出してください。申込用紙の書式はこちら(申込用紙、Word 51kB)からダウンロードしてください。
また、EmailかFAXには「ACTiVOを見て応募した」という一文を入れてください。
※応募書類は返却しません。
応募先:
郵送:〒110-8605 東京都台東区上野5-3-4
クリエイティブOne秋葉原ビル6F
日本国際ボランティアセンター タイ事業担当 下田寛典 宛
FAX:03-3835-0519
E-mail:[email protected] (タイ事業担当 下田寛典)
採用プロセス
応募書類を提出していただいた後、書類選考を行います。その後、書類選考を通過された方には面接を行います。面接はJVC東京事務所で行います。面接会場までの交通費はご自身でご負担ください。
- 書類提出締切: 2013年7月5日※消印有効
- 面接日時: 2013年7月初旬、中旬
- 採用者決定: 2013年7月下旬
- 研修開始: 2013年9月中旬
帰国に関して
2014年3月末の帰国後、最終報告書の提出および外部への報告会を実施してプログラム修了とします。その後の長期滞在を希望する際は、2014年3月末に一旦帰国をしてから個人として再渡航してください。
修了後の進路
修了後の就職の斡旋は基本的にはしていません。修了後にJVCスタッフになれるわけではないことを、予めご了承ください。
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
下田寛典さん(4期インターン、JVCスタッフ)「現在、JVCスタッフとして、タイ事業と緊急支援事業を担当しています。インターンでの生活は、言葉の壁や習慣の違いにぶつかりながら試行錯誤の毎日でした。熱帯の暑い気候の中、毎日、農園に出て汗を流す農民の逞しさを知りました。国際協力の現場で支援するといった時に、そこに住んでいる人たちの暮らしぶりや地域に対する想いを体感や実感として理解しておかないと、机上の空論で終わってしまいます。国や地域は異なっても、このプログラムで学んだ「そこに住む人たちの声に耳を傾ける」という基本姿勢は今も変わりません」
特徴 |
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法人情報
代表者 |
今井 高樹 |
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設立年 |
1980年 |
法人格 |
NPO法人 |
日本国際ボランティアセンターの法人活動理念
日本国際ボランティアセンター(JVC)は、あらゆる人々が自然と共存し、安心・安定して共に生きられる社会をめざしています。1980年にタイ・カンボジア国境の難民キャンプで発足し、世界5ヵ国/地域において人道支援・平和構築・地域開発や政策提言を行っています。
日本国際ボランティアセンターの法人活動内容
日本国際ボランティアセンター(JVC)は、この想いを貫き、世界五ヵ国/地域において活動しています。
〇 足りないものをあげるのではなく、つくる方法を一緒に考える
〇 紛争で傷ついた人びとを助けるだけでなく、紛争を起こさない道をつくる
〇 問題の根本にこだわる
【ラオス】住民主体の自然資源の管理と利用の支援
【イエメン】国内避難民の子どもの学び場を運営
【パレスチナ】東エルサレムでの女性の生計向上とエンパワメント、ガザ地区での母子保健
【スーダン】補習校を通じた子どもの就学支援
【コリア】日朝大学生支援、日朝韓の子どもたちの絵画交流
【政策提言】声明や要請文の作成・提出、現場の声を社会・政策へ