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更新日:2026-06-04
河北潟湖沼研究所インターンシッププログラム参加募集
河北潟湖沼研究所
基本情報
環境・地域づくり分野のNPO活動について深く学びたい方、本格的にNPO活動に参加したい方、河北潟湖沼研究所で働きたいと考えている方向けのインターンシッププログラムです。
| 活動テーマ | |
|---|---|
| 勤務場所 |
石川 河北郡 河北潟流域、吉倉交流館 (地図)アクセス津幡駅 吉倉交流館(石川県河北郡津幡町吉倉) |
| 待遇 |
無料 ・吉倉交流館までの交通費はご負担をお願いします。 |
| 勤務期間/頻度 |
勤務頻度:頻度は相談可 ◎期間 |
| 注目ポイント |
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| 募集対象 |
◎応募条件 一緒に活動する人の年齢層について
活動では幅広い年代のボランティアが参加しています。 |
| 募集人数 |
8名 |
| 特徴 | |
| 参加までの流れ |
活動への参加
|
| 応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
AIによる要約
募集ページに掲載されている情報をAIが自動で集約し、要約として表示しています。 詳しく
河北潟湖沼研究所では、自然環境の調査研究を軸に、ごみ拾いや外来植物の除去活動、無農薬での農産物栽培などさまざまな環境保全活動を行っていますが、活動はその日だけで成り立っているわけではありません。
活動に至るまでに、多様な地域の人を巻き込み、地域との連携を作ることが必要です。
今回は河北潟で行っている環境保全活動の実態、河北潟流域の自然環境に加え、その土台となるNPO活動や地域連携について多角的に学ぶことができるインターンシッププログラムを行います。
環境・地域づくり分野のNPO活動について深く学びたい方、本格的にNPO活動に参加したい方、河北潟湖沼研究所で働きたいと考えている方を歓迎します。
プログラムでは、現場でのフィールドワークに加え、室内での講義、ワークショップを組み合わせて実施します。
様々な分野の専門家に講師として来ていただきます。
能登半島地震で被害が大きかった西荒屋地区で行った意見交換会
西荒屋地区でのフィールドワーク。地域の方に地形学者から解説
獣害対策セミナー。獣害対策の現地を確認
津幡町吉倉地区の田植え体験会
能登被災地での炊き出しと交流会
河北潟流域自然再生協議会準備会のワークショップ
能登半島地震で被害が大きかったかほく市大崎地区でのワークショップ
津幡町吉倉地区での里山再生活動
七豊米田んぼでの生きもの観察会
吉倉交流館でのセミナー
獣害他作と地域づくりの視察
宿舎
和室
吉倉交流館
吉倉の体験用田んぼ
耕作地の再生候補地
里道再生活動場所
里道再生活動
竹林整備
金沢駅西ゆうぐれ金曜マルシェ
すずめ野菜畑のハウスの張り替え作業
訪問者との河北潟視察
河北潟クリーン作戦
湖岸での植生調査
田んぼの水路に魚道を設置
田んぼの生きもの調査
子供たちとの生きもの調査
視察の受け入れ
川の調査会
ごみ拾いツアー
外来植物除去活動
企業研修の受け入れ
脱穀作業
野菜の収穫作業
河北潟湖面漁協議会
水辺のイベント
代表メッセージ
私たちの仕事 地域の明日と未来を繋ぐこと
能登半島地震では、内灘砂丘裾部での側方流動を伴う大規模な液状化、干拓地堤防の決壊、大根布の防潮堤の損壊、上下水道などのインフラの崩壊など、住宅や道路、そのほかの社会基盤が大きなダメージを受けました。震災から1年が経ち、これらの応急復旧から将来を見据えた復興へフェーズが移っています。損壊した住宅の解体や大規模な本格復旧事業も進んでいます。
2024年6月に石川県の復興プランが策定され、その後、内灘町やかほく市でも復興計画が策定されています。共通する課題として、被災者の生活再建に向けた支援、液状化対策と土地境界の画定、道路などのインフラの復旧・整備が挙げられています。同時に長いスパンでのコミュニティの再建や生業の再建の課題も提起されています。また、創造的復興の視点から多様な主体が参加する復興の重要性が指摘されています。
しかしながら、復興事業の現場では、まずはインフラの復旧と生活再建が緊急かつ切実な課題となります。元の姿に戻すこと、さらに災害に対して強靱な基盤整備を付加することのみが前面に出てきます。そのため、長期的にみた地域の持続可能性や自然環境資源の保全といった観点が軽視されがちとなります。今回の地震被害の背景には、高度経済成長の時期からの大規模な土地の形状改変を伴う開発と、そのもとでの土地利用が河北潟と周辺エリアにおいて強力に進められてきたこと、そして長期的な見通しを十分に持たないまま、その土地改変と土地利用の延長線上でのさらなるインフラ整備と既存インフラの維持・管理を進めてられきたことが挙げられます。そうした土地改変が進められた場所で、被害がより大きかったことが分かってきています。
切実な明日の復興の取り組みが進んでいる今だからこそ、原状回復だけでない長期的な見通しを持った合理性のある基盤整備や、新しい土地利用の視点を加えた総合的な復興を進めることが重要となっています。
河北潟湖沼研究所は、河北潟と周辺地域の環境保全と自然再生、持続可能な地域社会の実現に取り組むNPOです。今回の地震災害からの復興においても、復興事業の中での自然環境の保全対策や、グリーンインフラの視点からの自然再生を含む自然環境資源の防災への活用を進めていくことを提案してきました。切実な問題と長期的な視点との整合性を現実の復興事業の中で図っていくことは容易でありません。しかし、地域に根ざしたNPOとして、被災地を中心とした地域の明日の課題と、科学的予測に基づいた100年後の未来の課題を、地域の方々にわかりやすく提示し、多様な地域主体を繋ぎ、復興を通じて持続可能な地域へと近づけていくことが私たちの使命と考えています。地域の多様な主体の片隅にいる小さなNPOに過ぎませんが、地域の一員であることを自覚し、多様な主体のご意見を伺いながら、当NPOを支えていただいている皆様のご理解とご協力のもとに、できる限りの努力を続けています。この活動に強い興味を持っていただける方、本気で参加していただける方の応募をお待ちしております。
河北潟湖沼研究所 理事長 高橋 久

体験談・雰囲気
このインターンの体験談
インターン初日は、まず河北潟流域新聞の配達作業を行いました。研究所のスタッフである番匠さんと協力し、それぞれ100部ずつ携えて一軒一軒に配っていきました。今回私が配った新聞を読んでくださった町民の方々が、河北潟の自然環境に興味をもったり湖沼研究所の活動に関わってくださったりしたら、非常に喜ばしく思います。
二日目は、朝からすずめ野菜の収穫作業でした。すずめ野菜は内灘砂丘という砂丘の中で栽培されています。今回は、除草・水やり・収穫・播種の一連の作業を体験させてもらいました。
この日はそのまま、収穫したすずめ野菜の梱包と、マルシェですずめ野菜の販売を行いました。梱包作業は吉倉の宿で行うことになりました。梱包した野菜を車に積み、マルシェの会場である金沢駅に向かいました。現地に着くとすでにお客さんが2,3人いてマルシェの設営をお手伝いしてくださいました。設営が完了すると続々とお客さんが集い、野菜を購入してくださいました。どの方も楽しそうに野菜を手に取ってくださり、「いつも美味しい野菜をありがとう」とお声がけいただくこともありました。自らの手で摘み取り、梱包した野菜が目の前で多くの方に買われていくことにとても感慨深さとやりがいを感じました。
三日目は、干拓地で外来植物および野鳥の調査を行いました。野鳥は今回キジやトビといった平野部の身近な種が多く見つかりましたが、まれにチュウヒという猛禽類(湖沼研究所のアイコンになっている鳥)がいることもあるそうです。
その日の晩には、吉倉の家で懇親会があり、私は河北潟セミナーの講師として広島県での活動の事例について発表し、多様なバックグラウンドの方々にご清聴いただきました。その後は夕食を囲みながら参加者と情報の交換や今後の河北潟での事業の展開について語り合いました。
四日目は、吉倉集落にて地域資源を発見するための「吉倉探検隊」を行いました。参加者には湖沼研究所のスタッフを含む9人が集まりました。吉倉地区の自然には体験活動の場としての大きなポテンシャルを秘めており、人の手を加える、つまり里山再生を行うことによってさらにフィールドの価値が高まりそうだと感じました。
五日目は、午後から河北潟自然再生まつりの実行委員会に参加しました。委員会には河北潟湖沼研究所のスタッフだけでなく、河北潟干拓土地改良区の方や農事組合法人の方など多様な所属の方々が参加されていました。そのため、考え方の違いにより意見が分かれることもありましたが、終始和やかな雰囲気の会議だったのが印象的でした。
委員会が終わった後は、そのまま高橋さんと川原さんに河北潟周辺をご案内いただきながら、河北潟に関する歴史と現在、今後向き合わなければならない課題についてお話を聞きました。
六日目は、稲架掛けをしておいた稲を脱穀する作業を午前中に行う予定だったのですが、米の水分が高かったので断念し、河北潟の見学ツアーに途中参加しました。同行した川原さんの湖沼研究所の活動紹介を聞き、長年にわたり行われている河北潟クリーン作戦が、多くの人々を巻き込んでいった経緯を詳しく知ることができました。
今回のインターンシップを通して感じたことは、湖沼研究所は新しい事業に次々と取り組まれている一方で、長きにわたり継続的に取り組んでいる事業もとても多いということです。さらに、クリーン作戦や野外調査など、活動の中で得られる数値データを蓄積し、積極的に論文を投稿していることにも驚嘆しました。環境保全を行うNPOは数多しといえど、論文投稿による社会貢献を果たしているものはそう多くないのではないかと思います。多面的な活動の堅実な積み重ねと新しい事業にも意欲的な姿勢が信頼を勝ち取り、現在多くの仲間やサポーターを獲得しているのだと思いました。
(ニュースレター「かほくがた」29-3より抜粋)
このインターンの雰囲気
県外よりインターンシップ希望者が泊まれる場所として、津幡町吉倉にある古民家の活用を開始しました。築70年の古民家で、いくつかの部屋はリフォームされており、和と洋が混在しています。漆喰の壁、古くて大きな梁や、板戸ガラス絵が独特の雰囲気をかもしだしています。
インターンシップ受け入れの取り組みは、これまでに参加した学生さんたちから、参加して良かった、見方が変わった、理解が深まったといった声が聞かれ、しっかり活動に参加いただく場をつくることで、参加者にとっても、実施者にとっても得るものが大きいと感じています。環境NPOの仕事を体験したいと訪ねてくる希望者は、非常に熱心に活動に参加しますので、主旨が伝わり、活動の良き理解者となります。そうした点で、インターンシップの受け入れはNPOにとって大事な活動と位置付けています。

2023年8月26日から9月12日まで、4名が河北潟湖沼研究所のインターンシップに参加しました。8月27日のカヌーでのゴミ拾いにはじまり、畑の活動、田んぼの活動、交流会、マルシェでの直接販売などを体験いただきました。2名の方には通信に投稿いただきました。
今回、宿泊場所を提供してのインターン受け入れを初めて行いましたが、掃除や料理など日常の基本的なことも大事なプログラムとして位置づけたほうが良いことを感じました。環境に配慮してつくった米や野菜を上手に生かした料理なども、良い研究活動になります。
(ニュ-スレター「かほくがた」29-2より抜粋)
| 特徴 | |
|---|---|
| 雰囲気 | |
| 男女比 |
男性:50%、女性:50% |
法人情報
| 代表者 |
高橋 久 |
|---|---|
| 設立年 |
1994年 |
| 法人格 |
NPO法人 |
河北潟湖沼研究所の法人活動理念
河北潟及び周辺地域の環境保全と地域振興等に関する事業を通じて、地域の経済的、社会的、文化的発展に資することを目的とする
河北潟湖沼研究所の法人活動内容
河北潟湖沼研究所は地域の環境問題の解決が地域の発展に繋がると考え、活力ある持続可能な地域社会をつくるため、河北潟をフィールドに多分野にわたる活動をおこなっています。
環境保全のための調査・研究活動などを中心に、これらの活動を支えるための収益事業、そして広報や出版、イベントを通じた社会へのアピールなどで、自然と共存した地域社会の発展を探求します。
2024年度からは中山間地の津幡町吉倉の古民家を活用した事業を展開しています。荒地の開墾や地域でのイベント、エコツアーの拠点として、また能登半島地震支援のベース基地としての活用をめざしています。