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更新日:2025/10/01

お母さんのカルテ!医学看護学部/教育学部/心理学部の推薦対策ボランティアはこれ!

NPOチャイルドドクター・ジャパン
  • 活動場所

    オンライン開催/フルリモートOK

  • 必要経費

    月2回 月額:4,500円

  • 募集対象

    高校生

  • 活動日

    1年間

基本情報

「参加した」「活動した」の証明書は加点されなくなっています!主体性・課題発見力・協調性・課題解決力・相手の立場にたって考えられる力・共感力・多様性への理解といった能力を証明できるボランティアはここだけ

活動テーマ
活動場所

通年募集しています!いつでも応募可能です!

必要経費
  • 月2回 月額:4,500円

合計 月4500円(別途消費税)
1回60分、隔週で月2回のボランティア
論理的思考力と表現力を培う「考え方と答え方のワークショップ」が、隔週で月2回あります。
※毎月5週目休み

活動日

1年間

【プログラムが出来た背景】

医学部や看護学部や教育学部や心理学部のアドミッションポリシーを見ると、「主体性・課題発見力・協調性・課題解決力・相手の立場にたって考えられる力・共感力・多様性への理解・共生社会の形成に貢献する意欲」が記載されています。

課題解決に重きを置く学部もありますが、どちらかというと、患者や小学生を前にして、質問する力、表むきの言葉ではなく本音をくみ取る力、出てきた悩みに対する共感力、チームで取り組む協調性が求められています。

しかし、願書提出前の高3の夏、こうした能力を、自分の強みとして、自己推薦書上で証明するのは困難なことに気づきます。

そこで、患者や小学生など、人を相手にする職業に繋がる学部で必要とされる能力を証明する為、「お母さんのカルテ」というボランティアを作りました。

お母さんのカルテでは、ケニアのスラムとZOOMで繋ぎ、貧困のお母さん、ケニアのお母さん、障がい児を育てるお母さん、高齢のお母さん、病気を抱えたお母さん、家庭内暴力に苦しむお母さんなど、社会の中で声の小さな人々に焦点をあて、話を聞いていきます。

【活動スケジュール】

期間: 1年間

お母さんのカルテ:
第1・第3土曜日 22:00 – 23:00(月2回)
第2・第4土曜日 22:00 – 23:00(月2回)

考え方と伝え方のワークショップ
第1・第3土曜日 18:30 – 19:30(月2回)

【4月から新三年生の場合】
こちらは新1年生・2年生を対象としたプログラムになります。

重要事項
※ご自身のパソコン、スマートフォン、またはタブレットをご利用ください。
※活動はケニアのスラムに住むお母さんたちとオンラインで交流します。
※英語が苦手でも大丈夫です。チームメンバーがサポートし、お母さんたちとの英語での交流を手助けします。
※初回セッションでは、団体の紹介、プログラムの詳細、オリエンテーションがあります。
※プログラム終了後にボランティア証明書を発行します。

お母さんのカルテでは、医師や看護師や心理カウンセラーや教員など、対人での仕事を念頭に学部を志望している学生や、バイバイスラムで聞き取り力や課題発見力が不足していると考えている学生を対象にしています。医学部や看護学部や心理学部や教育学部では、主体性・課題発見力・協調性・共感力が求められる傾向にあります。あなたの目の前にいる人がどんな悩みを抱え、何に困っているのか、課題を発見し、自分一人ではなく、複数の人間の意見を持ちより、よりよい解決策をみんなで考えていくプログラムです。バイバイスラムと違うのは、1年後に解決すればよい問題ではありません。将来、あなたの目の前の生徒や患者は、大変な思いを抱えて、やっとあなたの前に辿り着いたのかもしれません。出来るだけ早く、出来れば今日、抱えている悩みを解決してほしい、少なくとも、解決できるのだという希望がほしいと思っています。患者も生徒もうそをつきます。スラムのお母さんも、こう言えば、もっと支援がもらえるかもと忖度し発言します。表面的な言葉の裏に隠された、本当の悩みを捉える訓練を積み重ねていってください。

プログラムのアプローチ
プログラムでは、ケニアのスラムに暮らすお母さんとZOOMで繋ぎます。しかし、以下のような直接的な質問をいきなり聞いても、よい回答は返ってきません:

❌「今、困っていることは何ですか?」
❌「一番大変なことは何ですか?」

まずは、回答が一つしかない属性質問からはじめていきます。一つしか回答がないものはお母さん達も答えやすいです。

また、「なぜ〇〇だと思いますか?」と聞いてもよい回答は返ってきません。あなたが「なぜスマホばっかりさわって勉強しないの?」と言われた時にあなたの口から出るのは明確な理由ではなく、「言い訳」です。それと同じです。お母さんのカルテでは、どう聞くのかについても学んでいきます。

【プログラムの実施手順】

<聞き取り調査>
スラムのお母さんに聞き取りを開始します。出来るだけWhyやHowを使わずに、Whenなどを使って、事実質問を繰り返していきます。「普段」などのワードも要注意です。「普段、主食は何を食べますか?」と聞くと、「白米を食べます」と言っていたお母さんが、「昨日の夕食では主食は何を食べましたか?」「一昨日の夕食は?」と聞くと、どちらも「ウガリ(トウモロコシの粉をお湯で練ったもの)を食べました」ということもあります。(このお母さんは毎日白米を食べているんだという)思い込みをもとに、解決策を考えてしまうと、課題と解決策がずれてしまうことがあります。

<問題抽出>
表向きの悩みと本当の悩みと、2つの悩みをとらえます。人は嘘をつくとき、言葉と表情、声のトーン、ジェスチャーなどが一致しないことがあります。「お母さんは『大丈夫です』と言っているけれど、顔の表情筋に動きがあった。少し悲しげな感じもする」といった違和感を大切にしましょう。言葉の裏に隠された感情や本音を読み取る力を養っていきましょう。

<解決策を考える>
4人1チームで、課題と課題に対する解決策を出し合います。但し、毎回、制限がつきます。途上国の支援で、全てのリソースが揃っていることはまずありえません。それは医療や教育など、あなたが将来つく仕事でも同じです。面接でも「ボランティアの中で困難だったこと、大変だったことはなんですか?」と聞かれたとき、「△△という課題が見つかったのですが、〇〇という制約があったことが大変でした。しかし、□□のように考え、結果、◎◎のようにすることができました」と回答することができるようになります。

<班の解決策を発表する>
オンライン上で班の意見をポストイットに書いて貼り付けます。他の班で近い意見があれば、そのポストイットの近くに移動させます。書き終わったらメインルームに移動します。

<支援内容を決定する>
全員がメインルームに集まり、支援内容を決定します。それぞれは、3票をもって投票します。1つの案に3つ投票することも、3つの案に1つずつ投票することも可能です。決まった支援内容に必要な資金をケニアに送金し、お母さんに支援内容を伝え、お母さんからの言葉を聞きます。

【成果と能力証明】
このプログラムを通じて、参加者は推薦入試で高く評価される能力を実証できます。

聞き取り調査した人数を、「ケニア共和国ナイロビ市内のサウスランドスラムに暮らすお母さん達に、1年間で25人に、聞き取り調査を実施し」のように、証明書に記載します。

共感力・コミュニケーション能力を異文化間で発揮
課題発見力:表面的でない、真の課題を見つける力
協調性:相手を尊重したパートナーシップ構築
主体性・課題発見力・協調性の能力証明として活用可能
共生社会の形成に貢献しようとする学生であることを証明
証明書の文面
お母さんのカルテでは、証明書を発行します。文面は、下記のような文面です。

「本学生は、1年間にわたりケニア共和国ナイロビ市内のサウスランドスラムにおいて、オンラインで、プログラムの班リーダーとして活動しました。25人のお母さん(貧困、障がい児を抱える、シングルマザー、病気、高齢、子育て中、家庭内暴力に苦しむ等の多様な背景)に対する聞き取りを継続的に行い、生活・教育・保健衛生・経済活動に関する35の課題を発見し、「生活基盤」「教育機会」「経済的自立」の3分野に分類しました。

学生は主体的に課題を発見し、解決策を考案し、班をリードして議論をまとめ、他班との調整を経て最適な解決策を選定・実施しました。実施した解決策(食料支援、医療アクセス改善、家賃補助、小規模ビジネス立ち上げ支援等)は、対象となったお母さんたちの生活改善に直接貢献しました。

さらに「考える力と答える力のワークショップ」に15回参加し、グループディスカッションを通じて論理的思考力、他者の意見を尊重する姿勢、建設的議論を進める力を培い、班リーダーとしての協調性・調整力・表現力を向上させました。」

注目ポイント
  • 面接時に話せるネタとエピソードを得ることできます!
  • まわりの受験生に差をつけることができます!
募集対象
  • 高校生
  • 指定校推薦・公募推薦・総合型選抜(AO)などの推薦入試を考えている高校生(現在中3で、4月から新高校1年生を含みます)を対象としています。

    特徴

    募集詳細

    上記を参照にしてください。

    体験談・雰囲気

    このボランティアの雰囲気

    かしこまった堅苦しい空気感はなく、温かいアットホームな雰囲気で進めていきます。
    英語で質問をしてコミュニケーションをとっていきます(もちろん日本語でも大丈夫です!)ので、英語への学習意欲も湧いてきますし、ケニアの社会問題についても触れることができます。

    特徴
    雰囲気
    男女比

    男性:20%、女性:80%

    法人情報

    NPOチャイルドドクター・ジャパン

    “ケニアのたくさんの子どもたちに笑顔と元気を。”
    代表者

    宮田 久也

    設立年

    2000年

    法人格

    NPO法人

    団体の活動を支援しませんか? 支援方法を確認する

    NPOチャイルドドクター・ジャパンの法人活動理念

    関わる全ての人を幸せに!

    NPOチャイルドドクター・ジャパンの法人活動内容

    貧困地域であるスラムに暮らす子ども達、孤児院に暮らす子ども達、脳性麻痺などの障がいを抱えた子ども達、心臓病等の大きな手術を控える子ども達、HIVに感染した子ども達等、1600人以上を支援中。これまでのべ10万人以上に医療支援を提供。日本のご支援者とケニアの子ども達の手紙の交流は年間28000通以上。支援される子ども達が無料で病院へ行き治療され元気になるだけでなく、子ども達との交流で、支援している側も元気をもらえるような活動を目指しています。

    活動実績

    2000年

    2000年10月13日

    団体設立

    2001年

    2001年

    ケニア共和国で医療支援活動開始

    2004年

    2004年

    ナイロビ市内に診療所を開設

    2021年

    2021年

    貧困地域の子ども達、心臓の病気等を抱える病児や脳性麻痺などを抱える障がいを持った子ども達、孤児院に暮らす子ども達、合計1178人を支援しています。


    現在、ナイロビ市内の13の病院・5つのリハビリ施設・3つの検査施設・7人の専門医と提携し、子ども達が、キャッシュレスで、24時間いつでも医療を受けられる体制をとっています。


    支援する2000人のサポーターはドクターと呼ばれ、ケニアの子ども達との間で、手紙の交流を続け、年間1万7千通の手紙が行き来します。この手紙の翻訳を、1400人の翻訳ボランティアが翻訳してくださっています。


    大切にしているのは、「関わる人の幸せ」です。ケニアの子ども達だけでなく、支援して下さる方、ボランティアの方々、インターン生、スタッフ、チャイドクと関わる人々が幸せに感じられる仕組みを目指しています。

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