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更新日:2025/09/02
オンライン💻進路・キャリアの悩みを解決する―ソウル・スパーク:メンバー募集
Wisa
基本情報
「情熱」と「キャリア」をテーマにした参加型イベントのボランティアを募集します。イベント当日は、参加者として一緒にキャリアマップ/リバーオブライフを作成し、InstagramやSNSで成果を発信します。
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 |
大阪では対面イベントやオフ会などを予定していますが、完全オンラインでも活動には参加いただけます。 |
必要経費 |
無料 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:月2回からOK ◎頻度 |
注目ポイント |
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募集対象 |
■学生ボランティアの参加条件 一緒に活動する人の年齢層について
今回募集しているキャリア教育推進のプロジェクト以外にも、日本語教育やラオス渡航プログラムなど、さまざまな活動に取り組んでいます。 |
募集人数 |
10名 |
スキル | |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
今、ボランティアの情報を探しているみなさんは、どんなことを考えながらボランティアを探していますか?
「自分の才能を活かしたい」
「ボランティアを通じて経験を積みたい」
「仲間づくりや友達がほしい」
学生時代に取り組むボランティアは、将来の進学や就職をする際のあなたのアピールできるステューデント・キャリア(student career)になっていきます。
「キャリア(career)」の語源はラテン語の“carraria(荷車の通る道)”で、学生時代の勉強や学外の活動からスタートします。英語圏の国々ではキャリア=人生全体の歩み、として用いられており、学生時代に何に取り組み、どういった成長を遂げるか、ということを大切に考えています。
そんな学生時代のキャリアを踏まえて就職活動をする、そのために自分の進みたい進路は何なのか、自分の強味や適性は何なのか、世の中にはどういった学科・職業があって自分の希望とどうすればマッチした進学や就職ができるのか…
でも、
そんな大切なキャリア教育が、日本の学校教育ではしっかり教えてもらえていません。
厚生労働省が2024年10月に公表したデータによれば、新規学卒の約35%(高卒では約38%)の人は就職後3年以内に就職した会社を離職しています。つまり3人に1人の新卒社員が3年以内に最初の職場を去っています。また、特に入社1年目では約12%の若者が仕事をすぐに辞めており、新人のミスマッチやメンタル不調、労働環境の課題が問題化しています。
一度、早期離職を経験すると、転職を繰り返すキャリアの不安定化、ニートやひきこもりといった長期離職からスキルと経験が蓄積されないまま貧困化が進んでいくことが懸念されています。
ソウルスパークのプロジェクトとは?
学生団体ソウルスパーク(SoulSpark)はNPO法人Wisa(大阪府)と連携しながら、学生がもっているパッション(情熱)をテーマにオンラインイベントを2024年10月から開催してきました。2025年からは特に学生たちのパッションが「キャリア」へとつながっていくプロセスを可視化しながら、新しいイベントの形式と情報発信に取り組みたいと思っています。
私たちは世界中で中高大生・社会人がそれぞれ色々なボランティアやプロジェクトに取り組んでいますが、それがどのようにキャリアにつながるかを言語化できる場が少ないと感じました。お互いに刺激を受け合える空間として、SoulSparkのSoulは魂・心という意味を持ち、Sparkは刺激・ひらめきを意味します。
このプロジェクトで様々な人の情熱とキャリアの形を知り、これからの生活に良い影響が出たら、という願いを元にしています。
具体的に何をするの?
月に1回、オンラインイベントを開催し、参加者とともに進路について経験と悩みを共有します。
毎回、ゲストとなる登壇者(社会人・学生)が自分自身のキャリアについて発表します。その発表を聞きながら、参加者はそのキャリアの流れを「川」のイラストにして可視化する「River of Life」(リバーオブライフ)の作成に取り組みます。
River of Life には、6つのポイントがあります。登壇者のお話しを聞いて自由に思ったこと、覚えておきたいこと、重要だと思ったキーワードを6つのポイントに応じてメモしていきます。
🗂 記入方針(全員共通)
6つのグループに分かれて、それぞれのセクション(キャリアフェーズ)の本質をメモします。
1. Aptitude(天性の才能・適性)
「子どものころや学生時代から自然に得意だったこと」
「努力しなくても夢中になれたこと」
例:絵を描くと褒められた、人前で話すのが苦にならない、計算が速い
2. Career Readiness(基礎的な準備・スキル)
「キャリアを歩み出すために、学齢期に身につけたこと」
「今後のために磨いている基礎スキル」
例:英語の勉強、時間管理、体力づくり、PCスキル
3. Career Insight(気づき・学び)
「転機や経験を通じて得た学びやヒント」
「自分の考え方や行動を変えた気づき」
例:小さな行動でも続ければ成果になる、苦手な人とも協力できる方法
4. Turning Point(転機・壁)
「進路やキャリアで迷った・ぶつかった出来事」
「落ち込んだが学びにつながった経験」
例:第一志望に落ちた、部活で大きな失敗、体調不良で休学
5. Achievement(達成・ゴール)
「これまでに達成できたキャリア的マイルストーン」
「理想のキャリアへの到達や、その途中の成果」
例:資格取得、志望校合格、インターン採用
6. Motivation Notes(自分を支えた言葉)
「やる気を出せた一言や出来事」
「くじけそうなときに助けられた考え方」
例:友達の応援、先生の言葉、「とにかくやってみよう」
運営ボランティアと参加ボランティアの2つの協力方法があります。
これからスタートするプロジェクトの下記の役割を分担してくださる、運営ボランティア&参加者を募集しています。
参加ボランティアの方は、イベントに参加して積極的にRiver of Lifeの作成に従事していただきます。
下記は運営ボランティアの方向けに、分担していただきた役割を整理しました。
📅 イベント前(プレイベント)
- ①登壇者の選定・声かけ―自分の身近な社会人や学生で情熱のあるキャリアがある人を紹介してください!
- ②登壇者との事前打ち合わせサポート
- ③広報用資料ー②に基づいたキャリアチャートの作成
- ④司会原稿や広報用文章の作成
- ⑤InstagramやFacebookでの広報投稿
🎤 イベント当日
- ①司会進行サポート
- ②事前に参加者から寄せられた質問の紹介
- ③Canvaを使った「River of Life」マップ制作サポート
- ④写真・動画撮影(SNS用)₋制作
- ⑤次回イベント案内とSNS拡散依頼
🖋 アフターイベント
- ①Noteの記事作成・更新
- ②動画制作(スクリプト作成/ナレーション/編集/アップロード)
③SNS拡散(X / Instagram / Facebook)
①Activo参加申し込みフォームの記入と提出
②一次書面審査ー結果のご連絡
③イベントへの参加
*まずは参加ボランティアから少しずつイベントに慣れて、運営ボランティアに参加してください。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
すでに開催したオンラインイベントの様子を視聴ください。
学生発表₋Ashaさん
社会人発表₋目崎さん
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:10%、女性:90% |
法人情報
代表者 |
小柴享子 |
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設立年 |
2009年 |
法人格 |
NPO法人 |
Wisaの法人活動理念
友達になることが最高の支援
わたしたちは「貧しいから寄付をください」「かわいそうだから助けてあげてください」という、わざとらしい支援よりも、支援する側と支援される側が対等な「ともだち」になって、自然と話したいときに話したいことを話せて、相談したいタイミングでなにかあったらいつでも相談し合える関係を築くことを最高の支援だと考えています。
Wisaの法人活動内容
Wisaの活動については、こちらの活動紹介動画を参照下さい。
取り組む社会課題:『日本・ラオスの子どもー若者の自立…』
「日本・ラオスの子どもー若者の自立…」の問題の現状
高校生・大学生が主体となって活動するボランティア団体/NPOです。
私たちのビジョン
進路に悩んだり、家族や友達との関係で落ち込むことがあったりすることって誰にでもあります。
思春期の心を傷つけられると、大人になってからもずっと傷跡が残ってしまいます。
その傷跡は、一生かかっても消えなくなっていくのです・・・
そんなとき、それぞれの人生の苦労や悲しみを分かち合って、笑顔を作って励まし合える仲間ー友達を作っていくことはできます。
Wisaは、学校や家族以外の第三の場所としてボランティア・市民活動を考えて、立場や国籍の異なる多世代交流によって多文化共生を実現し、誰もが個性を発揮できる社会参加ができる社会を目指しています。
異文化理解×多文化共生!? どうして必要なの?
進路で悩むときって、情報が少ないから悩んでいたりしませんか?
たとえば、自分には経験がなかったり考えたことがなかったりして、いったいどういった道を選択すれば、自分がどうなるのか、ということを知らないから迷っていたりするのではないでしょうか。
人生には色々な悩みがありますが、さまざまな価値観や考え方の人と出会って対話をし、自分が知らない知識や経験したことがない体験談について意見を交換しておくことは、その悩みを自己解決していく上でとても重要です。
Wisaにとって異文化理解ーとは、自分を理解するための鏡となる情報や価値観を知っていく営みです。 そして、自分とは異なる価値観を認めていける人が少しでも増えることが、多文化共生に繋がると考えています。
どうしてラオスの支援を始めたの?
日本ではあまり馴染みのないかもしれませんが、「ラオス」という国は、50の民族が共生している多文化先進国です。そこへ中国・ベトナムのほか、バングラデシュ・パキスタン人の移民も多く住んでいます。
またメコン川を初めとする多くの河川と、北部を中心とした森林地帯は自然ー生態も多様性が豊かです。
2018年、Wisaの不登校・ひきこもりの若者が主体となって情報化まちづくりを行っている制作チームが、初めてラオスに渡航し、ラオスの多文化・自然共生から日本が多く学ぶことがあるのではないか、という思いで支部活動を開始しました。そして、2021年に支部となるルアンパバーン県ラオスの文化と民話研究所を設立しました。
その活動内容について、下記の動画で紹介しています。
「日本・ラオスの子どもー若者の自立…」の問題が発生する原因や抱える課題
Wisaは、不登校ーひきこもり、という日本独特の社会問題も一つの「文化」として考えます。そして、外国人の人たちと多様な価値観を尊重しあっていくことを大切に考えて、日本国内の支援を行ってきました。
そのようななか、外国人の多くの人たちが深刻な生活問題に直面していることがわかってきました。
たとえば、渡航前の技能実習生は、家族が住んでいる自宅を担保に巨額の渡航費・渡航準備のための日本語学習費用を請求されていたり、保証金として一定期間は帰国しないことや日本でトラブルを起こさないことなどを約束させられて日本に渡航します。 その結果、日本語学校や就業先でハラスメントをされたりや危険な労働などをさせられても声が出せない状況です。
「日本・ラオスの子どもー若者の自立…」の問題の解決策
私たちは、外国人の人たちとまず友達となって、もし何か悩みや危険が発生したときにいつでも相談してもらえるような仲間作りをしていくことが現在できる最大の解決策だと考えています。
また、渡航前にオンラインで日本語を教えることで、日本へ渡航する際に気を付けなければならないこと、不当なブローカーの人身売買の被害に合わないことなどを啓発することで、外国人の人たちの安全を見守ることができると考えています。
活動実績
ひきこもり12名がオンラインゲーム上で団体を結成!
2009年07月01日
わたしたち、NPO法人わかもの国際支援協会は2009年にオンラインゲーム上で12名のひきこもりの若者が集まって結成した自助団体です。
「資金も人脈もない、無職のひきこもりが、仲間同士でどこまでのことができるだろうか」
その挑戦を10年前にスタートしました。
2010年に大阪府認証を得て法人化後、在宅でWEB(ホームページ)制作を地域から受注して納品するソーシャルビジネスを開始。
2012年に福祉医療機構助成事業「次世代わかものソーシャルファーム」を開始して、その革新的な不登校支援・外国人支援の取り組みは厚生労働省後援「第12回テレワーク推進賞」(日本テレワーク協会)を受賞しました。
2015年の日本財団助成事業でそのICTを活用した引きこもり支援/ワークシェアのプログラムのモデルは、東京など全国に拡大していきました。
2017年はTOYOTA財団の共同研究に参加し、自助グループのネットワークが拡大しました。
ポーランドでの青少年自助グループ「命」の設立、バングラデシュ・キショルガンジ県のプウラマヒラ女子学校と協働した貧困家庭児童のパソコンへの寄贈&プログラミングが学べる学校施設の建設費寄付など、国際的にICTを活用した国際支援を展開し、2016年は総務省より「テレワーク先駆者百選」に選出されました。
わたしたちはこの10年間の経験を得て、「貧しいからお金を下さい」「困っているから助けてください」という従来型の恩恵的な支援ではなく、「自分を支援することが他人を支援することになる」ということ、また「他人を支援することが自分を支援することになる」ということ、そしてそんな思いをもった者同士で、困ったときや泣きそうになったときにいつでも相談し合えるような、対等な友達になることが対人援助で一番、重要なことではないか、というに考えに至りました。
「楽しいこと」、「自分たちがやりたいこと」をきっかけに笑顔になりながらまずは友達になる、文化や価値観が異なる者同士が認め合い、悩みがあったらその多様性を武器にしていっしょに解決法を考えていく、そんなコミュニティ型の自助支援を通じて、若者が意志決定・自己決定能力を高めあっていく、そして困ったときには「助けて」が言えるコミュニケーション能力を学んでいくプロセスを大事にしています。